この記事では、映画『追いつめられて』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『追いつめられて』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0030065
製作年 | 1987年 |
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上映時間 | 114分 |
ジャンル | サスペンス |
監督 | ロジャー・ドナルドソン |
キャスト | ケヴィン・コスナー ジーン・ハックマン ショーン・ヤング ウィル・パットン |
製作国 | アメリカ |
映画『追いつめられて』の登場人物(キャスト)
- トム・ファレル(ケヴィン・コスナー)
- 米国海軍少佐。国防長官ブライスの留任を祝うパーティーで、美しい女性スーザンに声を掛けた。スーザンとの関係作りにも、軍人として任務をこなすことにも積極的である。
- デヴィッド・ブライス(ジーン・ハックマン)
- 米国防長官の留任が決定し、周囲から注目されている権力者。直情的で自己中心的な一面もあるが、信頼できる秘書プリチャードには心を許しており、様々な局面でプリチャードに相談する。
- スーザン(ショーン・ヤング)
- デヴィッドの留任を祝うパーティーに、同伴者なしで出席した。トムと意気投合すると、その夜は自宅には帰らず、親しい女友達の部屋を借りてトムと過ごした。
- スコット・プリチャード(ウィル・パットン)
- ブライスの秘書で、トムとは大学時代の同級生。ブライスを敬愛し、秘書として常に真摯な対応をしている。ブライスから有能だと認められていることも自覚している。
映画『追いつめられて』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『追いつめられて』のあらすじ【起】
米国海軍少佐のトム・ファレルは、国防長官デヴィッド・ブライスの留任を祝うパーティーに出席する。
これはトムの持つ「自分をブライスに紹介して欲しい」という希望を知った友人スコット・プリチャードの計らいだった。
プリチャードはブライスの秘書を務めている。
トムはパーティー会場で、美しい女性スーザンに同伴者がいないことに気付き、スーザンに声を掛けた。
トムとスーザンはたちまち恋に落ち、その夜2人はスーザンの友人ニーナから部屋を借りて男女の営みをした。
その後トムはフィリピンでの任務中に、大しけの海を航海する船上で命をかけて仲間を助けた。
この英雄的な行動は高く評価され、新聞でも大々的に報じられたこともあり、ブライスもトムに注目するようになった。
やがてトムにはブライスから声が掛かり、ペンタゴンに転属してブライスのもとで働くことになった。
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映画『追いつめられて』のあらすじ【承】
トムとスーザンは関係を深めていき、トムの休暇には2人きりで旅行をし、バカンスを楽しんだ。
旅行から戻った2人は、そのままスーザンの家へ行き、トムはスーザンの家に泊まるつもりでいたが、スーザンに電話がかかってきた。
電話の相手はブライスで、これからスーザンの家に来ると言う。
スーザンはトムと出会う前からブライスの愛人であったことを、既にスーザンの口から聞いていたトムは、スーザンに「自分との関係をブライスに打ち明けて欲しい」と頼んだが、スーザンはこれを拒否し、トムを家から追い出した。
トムが裏口から出ると、ブライスがスーザンの家の玄関から入っていくところだった。
トムはブライスを見つめ、ブライスも視線を感じてトムの方を向いたが、ブライスからはトムの顔は見えなかった。
ブライスはそのままスーザンの家の中へ入った。
ブライスは、スーザンが自分以外の男とも付き合っていると知り、怒りに任せてスーザンを殴った。
スーザンはそのはずみで階下のガラステーブルに落下し、亡くなってしまった。
映画『追いつめられて』のあらすじ【転】
ブライスはこの件をプリチャードだけに打ち明け、相談した。
プリチャードは同性愛者で、ブライスを敬愛していたため、ブライスを守る方法を考えた。
プリチャードはスーザンの家を訪れ、ブライスに関わる証拠を隠滅した上で、スーザンはKGBのスパイ・ユーリーと浮気していたことにして、ユーリーをスーザン殺しの犯人に仕立て上げようと画策した。
そして、プリチャードとブライスは、スーザン殺害事件についての調査をトムに依頼した。
スーザンの家から押収された証拠品の中から、スーザンが撮影に失敗したトムの写真が見つかり、解析が始まった。
トムは解析が完了する前に、自身がスーザン殺しの犯人ではないことを証明しなければならないと考えた。
証拠品の1つに、ブライスがスーザンに贈った宝石箱があった。
この宝石箱は元々、外国からブライスに寄贈されたものだったが、公務員への寄贈品はペンタゴンに記録が残る。
トムは、これをもとにブライスとスーザンの関係が立証されれば、自身への疑いは晴れるだろうと期待した。
映画『追いつめられて』の結末・ラスト(ネタバレ)
写真や記録の解析結果と、トムがスーザンとバカンス中に滞在したホテルのボーイの証言から、トムにも疑いの目が向けられる。
しかしトムは、ブライスがスーザンに贈った宝石箱についての記録をプリントアウトして、ブライスとプリチャードを追及した。
ブライスは、スーザン殺しの件で献身的に隠蔽工作に協力し、自分を守ろうとしてくれたプリチャードを裏切って、自分の保身を優先した。
それに激憤したプリチャードは、自身の頭を拳銃で撃ち、自殺した。
トムが、ブライスがスーザン殺しの犯人である証拠書類をCIA長官に提出してペンタゴンを去ったが、時期をほぼ同じくして、解析中だった不鮮明な写真をもとに、トムの画像が再生された。
それは、KGBのスパイであるユーリーの正体が、トムであることを示した。
心身ともに疲弊しきったトムは仲間たちによって保護され「ソ連に帰れば英雄になれる」と帰国を提案されたが、これを拒否した。
トム自身は、他に行く場所も逃げ場もないと分かっていながらも、その場から立ち去った。
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映画『追いつめられて』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『追いつめられて』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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