この記事では、映画『ノイズ(2022)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ノイズ(2022)』の作品情報
出典: https://video.unext.jp/title/SID0069111
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 127分 |
ジャンル | サスペンス ドラマ |
監督 | 廣木隆一 |
キャスト | 藤原竜也 松山ケンイチ 神木隆之介 黒木華 |
製作国 | 日本 |
映画『ノイズ(2022)』の登場人物(キャスト)
- 泉圭太(藤原竜也)
- 黒イチジク農園の経営者。子どもの頃に親を失って以来ずっと猪狩島の人々に育ててもらったため、その恩返しをしたいと思っている。島おこしの救世主として島民から期待されている。
- 田辺純(松山ケンイチ)
- 圭太の幼馴染。猟師をしながら農園を手伝っている。圭太と同じく子どもの頃に親を失い、猪狩島の人々に育ててもらったため、その恩返しをしたいと思っている。
- 守屋真一郎(神木隆之介)
- 圭太と純の後輩。着任したばかりの猪狩島の駐在員。正義感が強く、真っ直ぐで嘘をつけない性格。
- 泉加奈(黒木華)
- 圭太の妻。農園を手伝っている。圭太と同じく親を失った自分を育ててくれた猪狩島の人々に恩義を感じてはいるが、島を出て縛られずに生きたいと思っている。
- 畠山努(永瀬正敏)
- 本土からやってきた刑事。疑り深く、勘が鋭い。
- 小御坂睦雄(渡辺大知)
- 少女を暴行した罪で捕まった元受刑者。刑務所を出た後、保護司の鈴木に世話してもらい、圭太の農園で働くために猪狩島へやってくる。
- 庄司華江(余貴美子)
- 猪狩島の町長。過疎化が進む猪狩島を何とかして盛り上げようと考えている。島おこしのためなら手段を選ばない。
- 横田庄吉(柄本明)
- 猪狩島に住む老人。圭太たちのことは昔からよく知っている。猪狩島を大切に思っている。
映画『ノイズ(2022)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ノイズ(2022)』のあらすじ【起】
過疎化が進む猪狩島。泉圭太は友人の田辺純に手伝ってもらいながら、島おこしのために黒イチジク農園を営んでいた。ニュースでも取り上げられ注目を集める圭太の農園に、島民たちは大きな期待を寄せていた。
保護司の鈴木に連れられて、元受刑者の小御坂睦雄が猪狩島へやってきた。小御坂は衝動的に鈴木を殺害した後、島を徘徊中に圭太と純に遭遇する。その後、たまたま見かけた圭太の娘・恵里奈に近づいていくのだった。
圭太が帰宅すると、恵里奈が行方不明になっていた。圭太が農園を探していると、恵里奈の自転車にまたがった小御坂を発見する。駆けつけた純と共に問い詰めているうちに、圭太は誤って小御坂を殺害してしまう。その直後、恵里奈が無事に発見されたとの知らせが入る。
小御坂の遺体を前に呆然とする2人の元へやってきたのは、着任したばかりの駐在員・守屋真一郎。先輩から駐在員としての心得を教わっていた真一郎は、島を守るために事件を隠蔽することを圭太たちに提案する。正当防衛とはいえ、島おこしの妨げになることを恐れた3人は、事件の隠蔽を決める。
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映画『ノイズ(2022)』のあらすじ【承】
本土では保護司の鈴木が行方不明となったことから、警察が小御坂の行方を追っていた。鈴木の自宅に残された手がかりから、警察が猪狩島へ聞き込みにやってくる。さらに島で鈴木の遺体が発見され、本格的な捜査が始まる。
圭太・純・真一郎の3人が倉庫で小御坂の遺体の隠蔽工作をしていると、そこへ町長の庄司華江がやって来る。遺体を運ぶ姿を近所に住む老人・横田庄吉が目撃しており、町長に伝えたのである。町長は圭太の農園に支給される給付金を得たいがために、圭太を庇って純か真一郎が自首するように指示する。庄吉は圭太たち3人を守るために町長が手を貸してくれることを期待していたが、身勝手な発言をする町長と揉み合いになり、2人とも死亡する。
圭太たちは庄吉の家族と主治医に口裏を合わせてもらい、庄吉は心不全で亡くなったことにした。さらに、小御坂が町長を殺害した後、本土へ逃走したかのように偽装工作をした。
警察は聞き込みを続けるが、口をつぐむ島民たち。刑事の畠山努はその様子に何かを隠しているという疑いを持つ。その後、圭太の自宅の庭から小御坂の履歴書が入った封筒を見つけたことで、圭太への疑いが強まるのだった。
映画『ノイズ(2022)』のあらすじ【転】
庄吉の葬儀では、島を大切に思っていた庄吉の意志を継ぎ、島民全員で圭太の農園を支えようと盛り上がっていた。一方、圭太の妻・加奈は「救世主だなんて大げさだ、島を出たい」と感じており、圭太にもそのことを伝えるが却下されてしまう。圭太は島おこしをすることが自分の使命だと思っているからだ。
その頃、真一郎は事件を隠し通すことに耐えられなくなっていた。純の倉庫に小御坂の遺体を隠していたが、それに気づいた畠山から問い詰められたことで、ついに限界を迎える。そして、すべて自分がやったと自白した動画を残して自ら命を絶つ。
しかし、小御坂の遺体はすでに別の場所へ移されていたために発見されることはなかった。純は真一郎をこれ以上巻き込まないために、遺体を移動したことを伝えていなかったのである。真一郎を失った2人は激しく後悔するのだった。
その夜、島民たちに亡くなったはずの町長の携帯電話から「遺体はイチジクの下にある、犯人は圭太」という内容のメールが送られてくる。町長の携帯電話は、隠蔽工作中に探しても見つからなかったものだ。このメールを受けて、警察が一斉に農園へとやってくる。
映画『ノイズ(2022)』の結末・ラスト(ネタバレ)
圭太はすべての罪を被ろうとする純を引き止め、家族と島のことを頼むと告げて自首する。
その後、純が真一郎の墓参りに行くと、そこには畠山がいた。「お前はそれで幸せか?」という畠山の問いに「何のことですか?」と答える純。実は、小御坂の履歴書を置いたのも、町長の携帯電話からメールを送ったのも純だったのだ。純は昔から加奈に思いを寄せており、部屋中に写真を貼るほど大きな感情を抱えていた。そして圭太に対して強い嫉妬心を抱いていた。だからこそ事件の罪を圭太になすりつけようとしたのである。
純は刑務所に入った圭太の代わりに、農園を管理する加奈を手伝っていた。「猟もあるから無理しなくていい、自分は圭太を待ち続ける」という加奈の言葉に、純は複雑な表情を浮かべるのだった。
圭太との面会にやってきた加奈は、恵里奈が描いた絵日記を見せながら「島を出たい」と伝える。すると、圭太は加奈や純の本音を無視してきたことを謝罪し、こんなことになったのは自分のせいだと語る。
面会後、圭太は恵里奈の絵日記の内容を呟きながら涙を流すのだった。
映画『ノイズ(2022)』の感想・評価・レビュー
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映画『ノイズ(2022)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ノイズ(2022)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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