映画『ノンストップ・トリガー』の概要:警察の特殊部隊に所属しているグェン・アンは、密輸品が出ると噂のあるオークション会場に潜入した。そこで不審な男を見つけ戦闘になるが、誤って男を窓から突き落としてしまう。亡くなった男は、マフィアの構成員だった。
映画『ノンストップ・トリガー』の作品情報
上映時間:93分
ジャンル:アクション
監督:クォン・ンゴー
キャスト:トゥロン・ングォック・アン、ティエン・ングィン、ヴィン・トゥイ、ラムー・ヴィッセイ etc
映画『ノンストップ・トリガー』の登場人物(キャスト)
- グェン・アン(トゥロク・ングォック・アン)
- 警察の特殊部隊に所属している。少佐。逮捕を優先するあまり、勝手な行動をすることが度々ある。弟のビンが唯一の家族。
- ミン(ヴィン・トゥイ)
- アンの上司。警部。1人で突き進むアンを心配しながらも支えようとする優しい人物。
- ロク(ラムー・ヴィッセイ)
- 「ウルフギャング」と呼ばれる急成長中のマフィアのボス。麻薬の売買にも手を出している。
- フーン(マリア・トラン)
- ロクの妹。アンに婚約者を殺され、復習しようと機会を伺う。気が強い性格。
映画『ノンストップ・トリガー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ノンストップ・トリガー』のあらすじ【起】
警察の特殊部隊のグェン・アン少佐は、密輸品が出ると噂のあるワールドワイド社主催のオークション会場に潜入した。オークションが過熱する中、1人の女性がモニター室に侵入し警備員達を倒した。女性は監視モニターの映像を切ると、仲間の男に連絡を入れた。会場にいたアンは違和感を感じ、会場の外を確認した。そこで、倒れている人を発見する。アンは不審な男を発見し戦うが、誤って窓の外に突き落としてしまう。
亡くなった男の名は、タイ・パーカー。「ウルフギャング」と呼ばれる急成長中のマフィアの構成員だった。会場にいた女性は、タイの婚約者のフーン。ウルフギャングのリーダーであるロクの妹でもあった。タイ達はオークション会場で、仏像を盗もうとしていた。その仏像の中にはダイヤが入っていた。ウルフギャングは麻薬の取引を行っていた可能性があり、麻薬班に捜査が引き継がれることになった。アンは捜査を続けたかったが、上が認めなかった。
アンは自宅に侵入してきた男に襲われ、殺されそうになる。その男はウルフギャングの一員だった。幸い、一緒に暮らしていたアンの弟・ビンは、寝ていて事件に気がついていなかった。上司のミン警部はアンの身辺を警備することにした。
映画『ノンストップ・トリガー』のあらすじ【承】
沿岸の道で無人の車が発見された。車内にあった現金15億ドンは、手付かずのまま残されていた。車が何者かに襲われた形跡があるのに、大金が無事なのは不自然だった。車が発見された付近は麻薬売買の多発地帯で、ウルフギャングと繋がりがあった。しかも、ロクとフーンの活動拠点が近いとの情報もあった。アンは捜査を行うことを決め、ミン警部がビンを預かることになった。実はその車はウルフギャングの構成員が襲撃しており、車の中から麻薬を奪っていったのだった。
ワールドワイド社は競売で1千億ドンの売り上げを得ていた。ミン警部はウルフギャングとの関係を調べることを決めるが、チュオン社長とは会えず秘書から話を聞くことになった。一方、アンはコンビニでウルフギャングの構成員を見かけ、こっそり写真を撮ってミン警部に報告した。
アンはパーティーにこっそり忍び込み、ウルフギャングのアジトに潜入した。そこには、国際的な指名手配犯が大勢いた。アンは部屋に忍び込み、パソコンを持ち出した。部屋から出たところで、フーンに見つかってしまう。2人は激しい戦いを繰り広げた。アンはフーンをプールに突き落とし車に乗って逃げ出すが、腕を狙撃されてしまう。アンはホテルに戻ると、パソコンのデータをミン警部に送った。その後、ロクの手下(キエン)が現れ、パソコンを奪われてしまう。
映画『ノンストップ・トリガー』のあらすじ【転】
ロクは警察に何件もの取引を潰され、裏切り者が組織に紛れ込んでいることを疑う。そんなある日、ロクが参加している麻薬の取引現場に警察が現れる。アンは逃げたフーンと戦うが、フーンが崖から落ちそうになってしまう。アンは咄嗟に腕を掴むが、フーンは自ら手を放し死を選んだ。ロクはそれを見て怒りを爆発させアンを殺そうとするが、その前にキエンがアンを殴り気絶させた。
アンは繰り返し暴行を受け、始末されそうになる。そんな彼女を救ったのは、キエンだった。2人は命からがら逃げ出した。キエンは潜入捜査官だった。彼はロクを泳がし、ロクを操っている人物を捕まえようとしていた。
ロクに指示を出していたのは、チュオン社長だった。チュオン社長はアン達を始末するよう指示を出した。一方、アンはキエンの言っていることが本当か確かめるため、ミン警部に連絡を取りキエンのことを探って欲しいと頼んだ。その頃、ミン警部の家にはロクとその手下達がいた。ロクはアンの居場所を逆探知していた。ミン警部はベビンを人質に取られていたため、アンに危機を知らせることができなかった。
映画『ノンストップ・トリガー』の結末・ラスト(ネタバレ)
アン達はウルフギャングに家を燃やされ殺されそうになるが、命からがら脱出する。警察に戻ったアンは、自分とキエンがウルフギャングの一員として指名手配を受けていることを知る。アンはミン警部が裏切ったのだと思い、怒りをぶつけた。ミン警部は事情を説明しようとするが、アンは聞く耳を持たなかった。
アン達はキエンの知り合いのハイの協力を受けながら、ロクの周辺を探った。その途中で、アンはミン警部がビンを盾にウルフギャングに脅されていることを知る。こっそりミン警部に会いに行き、協力を求めた。アンがビンを助け、ミン警部達警察がロク達を逮捕することになった。
ビンは見張りが寝ている隙に逃げ出すが、ウルフギャングの一員に見つかってしまう。殺されそうになるが、アンに助けられる。ロクを始めとしたウルフギャング達は捕まった。その後、アン達はチュオンの屋敷に向かい、逃げようとしたチュオンを追い詰めた。チュオンが刀を抜き向かって来たため、アンとキエンは協力して戦った。ミン警部が警官達を連れて現れ、チュオンとその手下は捕まった。
アン・キエン・ミン警部は今回の事件の功績を褒められる。ミン警部はアンに辛い目に遭わせたことを謝罪した。アンは許す代わりにビンにおもちゃを買ってあげて欲しいと頼んだ。
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