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映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』の概要:大人気漫画「ONE PIECE」の映画シリーズ。麦わらの一味が出会い仲間になったビビは、アラバスタ王国の王女だった。アラバスタは今クロコダイルという海賊に操られ、乗っ取られようとしている。それを防ぐべく、一味と王女ビビが奮闘する物語。

映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』の作品情報

ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち

製作年:2007年
上映時間:90分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、アニメ
監督:今村隆寛
キャスト:田中真弓、岡村明美、中井和哉、山口勝平 etc

映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』の登場人物(キャスト)

モンキー・D・ルフィ(田中真弓)
麦わら帽子がトレードマークの海賊・麦わらの一味の船長。悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べたゴム人間で、仲間のビビと共にアラバスタ王国を救おうと奮闘する。
ネフェルタリ・ビビ(渡辺美佐)
アラバスタ王国の王女。王国がクロコダイルによって乗っ取られようとしていることを知り、麦わらの一味とともに戦う。行動力があり、常に一生懸命に国のために動く。
サー・クロコダイル(大友龍三郎)
海賊だが、アラバスタ王国では王国を襲ってくる海賊を倒し英雄扱いされている。しかし、その裏ではアラバスタ王国を乗っ取る陰謀を持っている。

映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』のあらすじ【起】

かつて海賊王となった男、ゴールドロジャーが残した” ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を目指し、自らも海賊王となるため冒険を続ける麦わらのルフィとその仲間たち。途中で仲間になったビビは、アラバスタ王国という砂漠の国の王女で、自分の国がクロコダイルという海賊に乗っ取られようとしているため、一味とともに国を救いにアラバスタ王国を目指すことになった。

アラバスタに到着し、まず目指す土地はユバというオアシスだった。そこでは、クロコダイルの誘導に騙され国王を討ち取ろうとしている反乱軍が基地を持っていた。ビビは反乱軍のリーダーと幼馴染だったため、クロコダイルの陰謀を話して反乱を止めてもらおうと考えていた。しかし、既にクロコダイルの作戦は進んでおり、ナノハナという町で国王軍に扮したクロコダイルの一味(バロックワークス)が人々を襲い、それを助け出そうと反乱軍はユバを後にしていた。ユバに到着したビビは落胆するが、反乱軍のリーダーの父・トトに出会い笑顔を見せ、きっと反乱を止めてみせると励ます。涙も見せず気丈にしているビビを見て、ルフィは反乱軍を追いかけるのではなくクロコダイルを倒したいと言った。

クロコダイルのいる場所へ向かうことにした一行だが、先にクロコダイルに見つかってしまう。ルフィだけがその場に残りクロコダイルを止め、他のメンバーはみな反乱軍を追うことにした。クロコダイルと対峙するルフィだが、スナスナの実を食べた砂人間のクロコダイルは殴っても蹴っても効かない。ついに左のカギ爪で刺され、クロコダイルの作った流砂に落とされてしまう。

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映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』のあらすじ【承】

反乱軍はナノハナでの一件を機に、王宮に攻め入ることを決意する。反乱軍より先に王宮に着いた麦わらの一味だが、一味を抹殺しようとバロックワークスの幹部達が待ち構えていた。ビビ以外の仲間が幹部をそれぞれ引き付け、ビビは反乱軍の正面に立ち大声で叫んだ。しかし、国王軍にも反乱軍にもバロックワークスの手下が入りこんでいたため、砲撃でビビの姿を見えなくしてしまい戦いは始まってしまった。

戦いが始まっても諦めないビビは、王宮を爆破して人々の気を引こうとする。そこにクロコダイルが現れた。ビビの父・コブラ王は、バロックワークスの最高幹部であるニコ・ロビンによって既に捕まっていた。そして、クロコダイルはコブラに”プルトン”はどこにあるのかと聞いた。何百年も昔に作られた島をも吹き飛ばすことができる古代兵器、それを狙ってアラバスタを乗っ取ろうとしていたのだ。プルトンの在り処は知らないコブラだったが、在り処が書かれた古代文書がある葬祭殿に案内させられることになった。それを追いかけてきたビビだが、クロコダイルによって王宮の崖から落とされてしまう。しかし、間一髪で、流砂から抜け出してきたルフィによって助けられる。

映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』のあらすじ【転】

ビビは王宮から落とされる前、町の中心地にクロコダイルが大きな爆弾を仕掛けていることを聞かされていた。それが爆発すれば、いま戦っている反乱軍も国王軍もみんな消し飛ばされる。ルフィに助けられたビビは爆弾を探し、ルフィはクロコダイルを追いかけることにした。また、バロックワークスの幹部をやっつけた麦わらの一味が集合し、ビビの爆弾探しを手伝った。

葬祭殿で再度クロコダイルと対峙するルフィ。実体のつかめない砂であるクロコダイルに対し、自分の血で砂を固めることで殴ることに成功した。クロコダイルは、毒が仕込んであるカギ爪でルフィの肩を刺して対抗した。毒が回り始めても諦めようとしないルフィに対し、関係ない国で何故そこまでやるのかと言った。仲間のビビに死んでほしくないから、ビビが国を諦めない限り自分も諦めないのだとルフィは答えた。そして、最後の力を振り絞ったルフィは、最大の力を出してクロコダイルを吹き飛ばした。

一方、王宮近くの町ではついにビビが爆弾の在り処を見つけ、ギリギリのところで砲撃手を撃退する。しかし、クロコダイルは砲撃手に万一のことがあっても爆発する様に、時限装置を仕組んでいた。途方に暮れるビビの元へアラバスタの護衛隊のペルが現れた。トリトリの実を食べ、ファルコンに変身できる。その能力で爆弾を空高く運び爆発させ、アラバスタを守った。

映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』の結末・ラスト(ネタバレ)

上空での爆発で地上も大きな爆風が吹いたが、国王軍と反乱軍の戦いが止むことはなかった。その中、ルフィが吹き飛ばしたクロコダイルが落ちてきた。もう倒すべき相手はいなくなったのに戦い続ける人々の姿を見たビビは、戦いを止めてくれと力の限り叫び続けた。その願いが天に届いたのか、アラバスタで何年も降ることのなかった雨が降り出し、戦いが止んだ。やっとビビの声が届き、戦っていた人達はクロコダイルの陰謀を知り愕然とした。

崩れ始める葬祭殿では、ニコ・ロビンがクロコダイルの毒の解毒剤を持っていた。それをルフィに使う様にコブラに言い、自分はこのまま葬祭殿で死ぬつもりだと話した。しかし、毒から回復したルフィはコブラとニコ・ロビンを担いで外へ抜け出した。外へ出たコブラは落胆する人々の前に出て、生きてみせろと叫んだ。そうしてアラバスタは復興へと進んでいった。

戦いを終え疲れきった麦わらの一味だが、船長のルフィが目を覚まし、海軍がアラバスタに向かっている情報を受け、島を出ることにする。仲間であるビビはついて行くかどうか悩んだ。しかし、愛する国を放っておけず国に残ることに決めた。そして、次会った時も仲間と呼んでくれるかと聞いた。海軍がもう目の前にきており、ビビと仲間であることをバレてはいけない麦わらの一味は何も言わなかった。ただ仲間の印がついている腕を見せることで、ビビの質問に答えて島を後にした。

映画『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』の感想・評価・レビュー

漫画の中でも人気のアラバスタ編を劇場版化した作品である。王下七武海であるクロコダイルとルフィの死闘は見物である。アラバスタで巻き起こる反乱を王女ビビが止めに入るのだが、暴徒と化した人々を止める事が出来ない無念さと、それを助けるかのように起こる奇跡。王女として海賊である麦わらの一味との繋がりを公に出来ないビビと、その気持ちを汲んで仲間の証を見せるシーンはついつい真似したくなる。(男性 30代)


ワンピースの中で、1番好きなシリーズです。みんなが、ビビの為にクロコダイルの一味を倒しますがこの戦いを機にナミとウソップは仲間の為に大きく成長したと思います。ルフィも一度敗れてしまいますが、ビビや仲間たちがルフィを信じたからこそもう一度立ち上がりクロコダイルと闘うことが出来たんじゃないかと思います。

この映画で大事なのは、ロビンの存在です。ロビンは、この戦いでルフィに助けられて麦わらの一味に入りたいと思うようになります。ロビンの生涯を左右すると言っても過言ではない戦いとなったのです。そして、ビビは仲間にはならなかったけれど、きっと一生忘れないでしょう。(女性 20代)

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