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映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』の概要:大人気コミック『ONE PIECE』の劇場版アニメーション第2弾。ルフィだけでなく、船員一人一人の戦闘シーンが丁寧に描かれており、麦わら海賊団ファンにとってはたまらないストーリーとなっている。

映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』の作品情報

ONE PIECE ねじまき島の冒険

製作年:2001年
上映時間:55分
ジャンル:アニメ、アドベンチャー、アクション
監督:志水淳児
キャスト:田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平 etc

映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』の登場人物(キャスト)

モンキー・D・ルフィ(田中真弓)
麦わら海賊団の船長で、ゴムゴムの実を食べて身体がゴムになったゴム人間。海賊王を目指す。
ロロノア・ゾロ(中井和哉)
世界一の剣豪を目指す戦闘員。クールで義理がたいが、方向音痴なのが玉に瑕。
サンジ(平田広明)
コックでありながら戦闘もこなす。女性に弱い。ゾロとは犬猿の仲。
ウソップ(山口勝平)
百発百中の狙撃手。調子のいい一面もあるが、やる時はやる男。
ナミ(岡村明美)
どんな天候をも読み取る航海士。お金に目がない。
アキース(矢島晶子)
ボロードの弟。実はねじまき島出身の少年で、ボロードとの間に血縁関係はない。
ボロード(堀内賢雄)
世界一の泥棒を目指しアキースと行動を共にする兄。身体を張ってアキースを守る。
ベアキング(玄田哲章)
トランプ5兄弟の長男。カチカチの実の能力者で、ナミに一目惚れする。

映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』のあらすじ【起】

何が起こるか分からない大海原。麦わら海賊団は航海の足を一旦止め、とある島でバカンスを楽しんでいた。無邪気にはしゃぐクルーだったが、その時彼らは信じられない光景を目にする。なんと、海岸に停めてあったはずのゴーイングメリー号が遥か彼方に見えるのだった。

クルー達が呑気に遊び呆けている間、なんと何者かが船を奪い去ってしまったのである。ゴム人間であるルフィが腕を伸ばし捉えようとするものの、ギリギリ距離が届かずそのまま船は姿を消してしまう。船には各々の武器など必要なものが全て積んだままになっているため、そのままにはできない。一行は小舟に乗り込み、ゴーイングメリー号を追うのだった。

その途中、一行は海で溺れている小さな子供を見つける。サンジがその子供を助けるも、それはルフィ達から身ぐるみを剥がすための罠だった。しかしルフィ達は既に何者かに全てを奪われた後。落胆した子供アキースとその兄ボロードは、ルフィ達を見逃し更にゴーイングメリー号の消えていった方向まで教えてくれるのであった。

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映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』のあらすじ【承】

兄弟がメリー号を見かけたのは、とある海賊が拠点にしている城だった。その海賊の名前はトランプ兄弟。ここの海域一帯で暴れまくっている悪名高い海賊である。その話を聞いたルフィ達はトランプ兄弟の城へと向かおうとするが、何とそこに噂のトランプ兄弟張本人が現れたのだ。

トランプ兄弟は突如ルフィ達の乗る船を爆破すると、更にナミを連れ去ってしまうのだった。何よりも仲間を大切にしているルフィがその行為を許すはずもなく、一行はゴーイングメリー号とナミを取り返すため、今度こそ城へと向かう。

さらに、そこにアキースとボロードもついてきた。彼らは城にある世界一高価な時計と称されるダイヤモンドクロックを盗み出し、世界一の泥棒になろうとしていたのだった。トランプ兄弟の城は、ねじまき島という小島に位置していた。ねじまき島はその名の通り、まるでネジのように螺旋を描きながら遥か天空の雲の上にまで到達する、世にも珍しい人工的に作られた島である。

映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』のあらすじ【転】

ルフィ達は仲間を取り戻すため、果てしなく続くその螺旋の階段を登り始める。その階段には外敵を阻むための罠が数多く設置されていたが、長い航海の中で確実に力をつけているルフィ達はすべての罠を突破し、そして螺旋の頂上に広がるねじまき島へと到着したのであった。

トランプ城は、島の中でも最も高い場所に位置していた。そしてルフィ達は、トランプ城の屋上にメリー号が停泊しているのを見つけるのだった。また、泥棒兄弟の狙いであるダイヤモンドクロックも、トランプ城の壁に飾られていた。町民にトランプ城に踏み込むことを止められる一同だったが、仲間を取られている現状そうもいかず、城へ足を踏み入れるのだった。

そして、次々と仕掛けられた罠や刺客が襲いかかってくる。途中サンジとウソップも連れ去られてしまい、ルフィ達はそれでもトランプ兄弟を倒すべく頂上へと向かう。しかし、天井が突如落ちてきてルフィ達の行く手を阻む。必死にそれを支えるルフィ達だったが、ボロードはそんなルフィ達を置いて一人頂上へと向かうのだった。

映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』の結末・ラスト(ネタバレ)

実は、ボロードにはある狙いがあった。そもそもゴーイングメリー号を盗んだのは本当はボロードだった。実はボロードとアキースは血の繋がった兄弟ではないが、アキースを本当に大切に思っているボロードは、トランプ兄弟を倒し、兄弟に囚われているアキースの両親を解放しようと考えていたのだ。そのために、ボロードはここまで上手くルフィ達を誘導してきたのである。

そしてゾロも兄弟に捕らえられ、残るは身動きの取れないルフィのみとなる。絶体絶命のピンチ、そこに全身に爆弾を巻きつけたボロードが姿をあらわす。ボロードは自分ごと城を爆破しようとするが、主軸となっている城が壊れれば島が崩壊することを聞かされ躊躇いを見せてしまう。その隙に、ボロードは敵に倒されてしまった。

しかしボロードが稼いだその時間でルフィが罠を脱出、一味も復活しトランプ兄弟との全面対決が始まる。各々激しい戦いの末勝利を収めるが、なんとその戦いの最中島の主軸を壊してしまう。島は崩壊していくが、住民達は装着していたパラシュートによって一命を取り留め、自由の身を喜ぶのだった。両親と再会したアキースだったが、これからもボロードについていく決断をし、広い大海原に乗り出すのだった。

映画『ONE PIECE ねじまき島の冒険』の感想・評価・レビュー

映画第2弾、まだ初期の作品なのでアクション面では派手さもなく、そのせいでストーリーが素直にスッキリと観れました。テンポも良く60分で終わってしまう話というのがもったいない思いでした。本作ではルフィたちよりも、ボロードとアキースの成長がメインのようですが、両親と再会したのに海に出るアキース両親と暮らしてほしかったです。ふたり共、島に残って4人で暮らして再建に関わる終わり方のほうが私は好きです。(女性 40代)


劇場版第2作品目にあたる本作品。まだ2作品目という事もあり、ワンピース本来の戦闘シーンなどが楽しめる作品となっている。時間軸的には、まだブルックやチョッパーがいない事から、魚人海賊団のもう少し後位なのだろうと思う。ストーリーも万人に受けそうなワンピースらしいものになっているので、劇場版の中でもオススメの作品の一つであるといえよう。ルフィもまだあどけなさが残る作画となっている。(男性 30代)


おそらく、サンジが麦わらの一味になってから初めての映画です。この映画のメインは、麦わらの一味の船のメリー号です。上映時間が短いので、少し物足りない感じがしましたが、2作目ということもあり戦闘シーンに重点が置かれていたので、すんなりと映画を楽しむことが出来ました。

ルフィの仲間想いが全面に出されている映画で、それは大事なメリー号にも言えることでありました。何も考えずに、ワンピースを楽しみたいという人にはお勧めしたい一本と言えます。(女性 30代)

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