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映画『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』の概要:今では実力派俳優として名高い大人気俳優、佐藤健の出世作。仮面ライダーファンは勿論、声優ファンまでも虜にした仮面ライダーの中でも人気の高い『仮面ライダー電王』を実写化。

映画『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』の作品情報

さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン

製作年:2008年
上映時間:90分
ジャンル:アクション
監督:金田治
キャスト:桜田通、佐藤健、中村優一、神田沙也加 etc

映画『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』の登場人物(キャスト)

野上良太郎(佐藤健)
気弱な青年。ある日イマジンと呼ばれる謎の存在と出会ったことから、仮面ライダーとして戦うことになる。
野上幸太郎(桜田通)
未来からやってきた良太郎の孫。NEW電王に変身して戦う。
桜井侑斗(中村優一)
同じく仮面ライダーとして戦う謎の多き男性。実は良太郎の姉と関係がある。
死郎(松村雄基)
突如現れた強力な力を持つ男性。実は生身の人間ではなく江戸時代の怨霊。
ソラ(神田沙也加)
死郎の今は亡き恋人。死郎の目的であり、全て。
モモタロス(関俊彦)
良太郎と共に戦うイマジンの一人。喧嘩っ早い性格をしている。
リュウタロス(鈴村健一)
イマジンの一人。イマジンの中ではまだ子供で、良太郎の姉のことが好き。
ウラタロス(遊佐浩二)
イマジン。女たらしな性格をしている。
キンタロス(てらそままさき)
イマジンの一人。人情に厚い男らしい性格。

映画『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』のあらすじ【起】

かつて気弱な青年であった野上良太郎は、イマジンと呼ばれる不可思議な存在と出会い、モモタロス、キンタロス、ウラタロスという仲間を得た。そして彼らは力を合わせ、悪のイマジンとの戦いを下し、世界に平和を取り戻した、はずだった。

平穏な日々を謳歌していたモモタロス達であったが、ある日街で不思議な噂を耳にすることとなる。それは、街に突然現れる幽霊列車についての噂だった。モモタロス達はその幽霊列車の調査に乗り出し、そしてある時その列車と遭遇する。その列車からは一人の仮面ライダーが姿を現したのだ。その仮面ライダーの名前は幽汽、圧倒的な力を誇る悪サイドの仮面ライダーだった。

しかし、ここで衝撃の事実が判明する。何と、幽汽がモモタロス達を倒し自身の変身を解除すると、そこにはモモタロス達の戦友、良太郎が立っていたのだった。しかし、良太郎の意識はなく、何者かにコントロールされている状態だった。同じく仮面ライダーである桜井侑斗も幽霊列車を止めるべく現れるが、彼もまた幽汽の凄まじい力に傷を負ってしまう。

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映画『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』のあらすじ【承】

絶体絶命、そう思われた時、見知らぬ仮面ライダーが彼らの間に立ちはだかる。彼の名前は仮面ライダーNEW電王。彼は確かな実力で幽汽の攻撃をかいくぐると、ピンチに陥っていたモモタロス達を救い出すのだった。

そして一旦幽汽の手から逃れ、NEW電王はその変身を解いた。NEW電王は自身を野上幸太郎と名乗る。なんと、幸太郎は未来からこの時代にやってきた、良太郎の孫にあたる人物であるという。しかし、何故か幸太郎は良太郎に対してあまりいい感情を抱いてはいなかった。

一方、幽汽はモモタロス達のことを執拗に追いかけていた。そして、再び幽汽とNEW電王の戦いが始まるのだった。NEW電王は幽汽相手に互角の戦いを見せるが、そんな彼の前に新たな敵が現れる。その人物の名前は死郎。そして彼こそが、一連の事件の糸を引く黒幕だったのだ。死郎の登場により一気に劣勢に立たされるNEW電王だったが、そんな時良太郎が奇跡を見せる。幽汽の呪縛に打ち勝ち、自分の孫を守ったのだ。良太郎は、モモタロスに「象を守ってくれ」という謎の言葉と共にその場を立ち去る。

映画『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』のあらすじ【転】

そして、良太郎はモモタロス達にもう一つ授けものをしていた。それは、小さな古ぼけたパスである。モモタロス達はそのパスを使って、なんと江戸時代へのタイムスリップを果たすのであった。そして、ジークやデネブといった他のイマジン達も集まり、モモタロス一行の謎の共同生活が始まる。元々自分の仲間である良太郎を貶す幸太郎によい思いを抱いていなかったモモタロスだったが、この日々の中で真剣に自分と向き合う幸太郎の姿勢を見て、その考えを改めることとなる。

そしてある日、事態は突然動きだす。幸太郎のイマジン、テディが偶然敵と遭遇したのだ。そしてテディは死郎達の目的を知る。そもそも、死郎はこの世に生きる生身の人間ではなかった。実は死郎は江戸時代に生きた武士で、モモタロス達の前に現れた死郎はその怨霊だったのだ。そして死郎は、良太郎を使って、かつての恋人ソラを蘇らせようとしていた。

あくる日、再び幽汽が姿を現した。モモタロスは親友良太郎を救うために身体を張って幽汽と必死に戦いを繰り広げる。そして見事、モモタロスは良太郎を救い出してみせるのだった。

映画『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』の結末・ラスト(ネタバレ)

しかし、死郎は死者を蘇らせる力を持っている。死郎はなんと、既に死しているイマジン達を蘇らせ良太郎たちに差しむけるのだった。そんなピンチに、仲間がデンライナーに乗ってやってきた。そして復活した良太郎と共に、全員は電王へと変身する。そこにはNEW電王、侑斗が変身した仮面ライダーゼロノスの姿もあり、死郎たちとの最終決戦が始まった。

死郎自身が幽汽に変身することで、死郎は凄まじい力を手に入れる。しかし、良太郎たちが力を合わせることで、とうとう死郎を下すことに成功するのだった。そして死郎は、再び黄泉の国へと帰っていった。死郎を下し良太郎を取り戻したモモタロス達、しかし、良太郎が言っていた象は、戦いの最中失ってしまう。そこで、モモタロス達は象の代わりにデンライナーを街に走らせ、現代へと帰るのだった。そして幸太郎もまた、自分の世界へと帰っていく。未来に戻った幸太郎は、今まで誤解していた良太郎と仲直りをするのだった。

映画『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』の感想・評価・レビュー

平成ライダーシリーズでも屈指の人気を誇る仮面ライダー電王の最終章。

TVシリーズで主演を務めた佐藤健は今作で卒業となっているため最後のライダー出演作品となっている。未来から主人公・良太郎の孫、幸太郎がやってくる斬新な設定は時間を移動して活躍する電王ならではのストーリーとなっており、時間移動に伴う弊害、矛盾「タイムパラドクス」のネタも含まれ、SF色の強い作品となっている。クライマックスのライダーとイマジンが入り乱れる白熱のバトルシーンは迫力十分。(男性 20代)


幅広い世代に愛された電王シリーズの締めくくりとなる本作品。平成ライダーで時間を越えるという設定が主流化したのは、キバと電王辺りからであるだろう。気弱だった主人公良太郎の孫も登場し、自身の孫を守る為の力強さなどが描かれており、良太郎の成長が垣間見れる。良太郎と一緒に戦うイマジンの他、自身の孫の幸太郎のイマジンテディも登場するなど見所は豊富である。又、電王単体としては本作が最後だが、後続ライダーとのクロスオーバー作品には、幸太郎達が再び登場するので、そちらもオススメである。(男性 30代)


仮面ライダーシリーズの中でもかなり人気の高かった今作。アニメが放送されていた時、私は高校生でしたがモモちゃん推しの友人がいました。そんな性別や年齢を問わずファンを魅了していた佐藤健演じる良太郎やモモタロス。劇場版となる今作は良太郎の孫、幸太郎が登場します。正直、佐藤健推しだった私は、良太郎が敵に捕らわれ不甲斐ない感じなのは納得いきませんでしたが、新しい電王となる幸太郎を優しく見守るモモタロスは、ファンにはたまらないのでは無いでしょうか。
子供向けの作品なので仕方ないのかも知れませんが、もう少しストーリーに盛り上がりがあると楽しめたかなと感じます。(女性 30代)

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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