映画『乙女座殺人事件』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「乙女座殺人事件」のネタバレあらすじ結末と感想

乙女座殺人事件の概要:1989年に製作されたサスペンス映画。ニューヨークを舞台に、復職刑事が連続殺人事件の犯人逮捕に奔走する。主役のケヴィン・クラインを始め、アラン・リックマンやスーザン・サランドンといった名優が出演している。

乙女座殺人事件の作品情報

乙女座殺人事件

製作年:1989年
上映時間:97分
ジャンル:サスペンス、ミステリー、コメディ
監督:パット・オコナー
キャスト:ケヴィン・クライン、メアリー・エリザベス・マストラントニオ、スーザン・サランドン、ハーヴェイ・カイテル etc

乙女座殺人事件の登場人物(キャスト)

ニック・スターキー(ケヴィン・クライン)
消防員として人命救助に従事している。元は有能な刑事であったが、兄のために汚職の濡れ衣を被り辞職。兄嫁と交際していた経験を持つ。
クリスティン・スターキー(スーザン・サランドン)
フランクの妻で、ニックの元恋人。富と名声を得るためにフランクと結婚したものの、心は満たされておらず、未だにニックに恋している。
フランク・スターキー(ハーヴェイ・カイテル)
ニューヨーク市警の警察長官を務める。弟の恋人を妻にしたことと汚職事件の件で、すっかり弟との仲は悪くなってしまった。しかし、有能な弟の力が必要で、頭を下げて弟を刑事に復職させる。
エド(アラン・リックマン)
ニックの友人で、画家。最先端のパソコンを操れるということから、ニックの捜査に協力することに。
バーナデット・フリン(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)
ニューヨーク市長の一人娘。殺害された女性が親友であったことから、連続殺人事件に怯えている。ニックに出会って意気投合し、恋人となる。

乙女座殺人事件のネタバレあらすじ

映画『乙女座殺人事件』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

乙女座殺人事件のあらすじ【起】

ニューヨークの大晦日。バーナデットとアリソンは、パーティーを楽しんでいた。しかし、夜遅くに帰宅したアリソンは、首を絞められ殺されてしまう。ニューヨークを恐怖に陥れている連続殺人事件の11番目の被害者となってしまったのだ。アリソンは、殺される直前までバーナデットと一緒だったということもあり、実は市長の娘でもあるバーナデットが標的だったのではという噂が立つ。娘の身の危険を案じたニューヨーク市長は、連続殺人事件解決に向けて、とある人物を選出する。それは、警察関係者にとって有り難くない人物であった。

市長が選び出した人物とは、2年前に汚職疑惑で辞任したニックであった。現警察長官フランクの弟である。2年前の汚職事件の裏側を知っている市長は、有無を言わさぬ態度で、ニックの復職を命じたのであった。

今は消防士として働いているニックの元に出向くフランク。兄の姿を見つけて不快感を露わにするニック。フランクの話を聞き、ニックは、全てが自分の思い通りになるならば、復職しても良いと言う。更に、フランクの妻とのデートが条件だと。これを渋々承知するフランク。

ニックは、友人のエドを伴って、警察署に赴く。部屋の内装を変えたり、パソコンを最新モデルにしたりと、自分の働きやすいような環境を作っていく。

そして、念願のクリスティンとのデート。嫌々ニックの家に夕食を食べに来たクリスティンは、ことある毎に帰ろうとするも、ニックに引き留められてしまう。そして、ニックの美味しくもない手料理を食べる羽目に。常にツンケンした態度を見せるクリスティンであったが、ニックが自分とのツーショット写真を大事に持っていることを知り、動揺する。2人の話は自然と2年前の話になる。なぜ兄と結婚したのかとぶつけるニック。ここに来るべきではなかったと、逃げ帰るクリスティン。

乙女座殺人事件のあらすじ【承】

刑事に復帰したニックは、まず初めにバーナデットに話を聞きに行くことにする。その日は、アリソンの葬式があった。ニックは、そこに出席していたバーナデットをずっと尾行していくのだが、とある時点で尾行がばれてしまう。近くのカフェで、話し込むバーナデットとニック。お互いに悩みなどをありのままに語りつくす。すっかり意気投合した2人は、近くのホテルに急行する。

署に戻ったニックは、手掛かりから次の犯行日を割り出す。その日は警官の総出動が必要だと訴え出る。しかし、犯行予定日の前日、連続殺人事件と同じ手口の事件が発生。しかも犯人は自殺してしまう。市長や警察関係者たちは、これにて一件落着と安心してしまうのだが、ニックだけは絶対に明日何かが起こると信じていた。犯人が自殺するはずはないと。

犯人はまだ生きていると確信するニックに同意していたバーナデットは、次は自分がターゲットなのではという不安を払拭出来ずにいた。それを感じ取ったニックは、自分のアパートで彼女を匿うことにする。

乙女座殺人事件のあらすじ【転】

エドとバーナデットの協力を得て、どの女性がターゲットにされているかを割り出すことにするニック。しかし、作業は難航したため、息抜きがてら3人でプラネタリウムを見に行くことにする。そこで、アイディアが浮かんだニックは署に舞い戻る。ニックは、事件のあったビルを繋げていくと、乙女座の形をしているということに気付く。そして、そこから次のターゲットとなる女性の住むビルを割り出すことに成功する。更に、カレンダーガールズの歌から、標的となる人物が住む階や部屋番号も割り出す。

犯人は死んだと信じて疑わない警察連中の手助けを期待できないニックは、バーナデットとエドに協力を頼みこむ。計画は、バーナデットにターゲットとなる女性に化けてもらうというものであった。犯人は必ず女性を絞め殺していることから、首が絞まらないような細工をエドに任せる。

ターゲットとなる女性の協力もなんとか得て、バーナデットを代わりに部屋に入れることに成功する。あとは、犯人が来るのを待つだけであった。

乙女座殺人事件のあらすじ【結】

程なくして犯人がやってきて、バーナデットを締め上げ始めた。ニックとエドが救出に向かうも、予想以上に頑丈なドアに四苦八苦する。逃げる犯人をニックが追い掛け、階段を転げ落ちながら格闘する。格闘していると、犯人の付けていたマスクが取れてしまう。そこで初めてニックは、犯人が大の大人ではなく、青年であったということを知る。名を広めたい、有名になりたい一心で殺人を繰り返したのだろうと分析するニック。

階段の下の下まで揉み合いながら転がり落ちた2人。犯人はいつの間にか頭を打ったようで意識を失っていた。それを簀巻きのように絨毯で巻き上げたニックは、消防士さながらに外に犯人を連れ出す。外には、エドとバーナデットが呼んだ警察の軍団が待機していた。

犯人を渡し、疲れ切ったニックは、電柱にもたれ掛かるようにしてしゃがみこむ。そこへクリスティンがやって来て、フランクと別れたと言い出す。ニックは遠くに佇む兄の顔を伺い、クリスティンに酷い女だと伝える。ニックがもはや自分に愛情がないことを感じ取ったクリスティンは、潔く身を引き、バーナデットに譲る。バーナデットとニックは抱き合い、エドは芸術を創り出すために家へと帰って行った。

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