この記事では、映画『はい、泳げません』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『はい、泳げません』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0073623
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 113分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | 渡辺謙作 |
キャスト | 長谷川博己 綾瀬はるか 伊佐山ひろ子 広岡由里子 |
製作国 | 日本 |
映画『はい、泳げません』の登場人物(キャスト)
- 小鳥遊雄司(長谷川博己)
- 大学で哲学を教える教授。泳ぐことが出来ないトラウマを抱える。
- 薄原静香(綾瀬はるか)
- 水泳教室のコーチ。
- 美弥子(麻生久美子)
- 雄司の元妻。
- 奈美恵(阿部純子)
- 雄司が通う床屋に勤める美容師。雄司とは恋人関係。
映画『はい、泳げません』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『はい、泳げません』のあらすじ【起】
小鳥遊雄司は泳げない。7歳の時、伯父に漁船から海の中に落とされたことがトラウマになっているためだった。
海に行こうと誘う美弥子。雄司は行っても良いけど泳ぎませんと返す。泳げませんでしょと美弥子は笑う。
それから5年後。大学で哲学を教えている雄司は、学生たちに知性について語っていた。講義後に大学の掲示板に張られた水泳教室のポスターを見つめる雄司。
雄司は体験レッスンを受けようと水泳教室を訪れる。受付で彼に応対してくれたのは、ポスターに映っていた薄原静香だった。
まずは話を聞くだけだったはずが、水泳への熱意溢れる強気な勧誘に雄司は入会手続きを進めてしまう。いつの間にか水着を着てプールに到着した雄司。もし溺れたらと恐怖する雄司に、静香はその時は自分が助けると言い切る。
水泳教室にの他の生徒は賑やかな主婦たちだった。あれこれ屁理屈を言って水に入ろうとしない雄司をからかう。
静香に一喝され、雄司はプールに入る。水に顔を付けるのも恐ろしくパニックになってしまう。彼の頭にまた屁理屈や言い訳ばかりが浮かんでいた。
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映画『はい、泳げません』のあらすじ【承】
静香は水に親しむことが大事だと語る。体の力を抜き、考えることを止めて無になる。水に浮く感覚を身に着けた彼は少しだけ泳げるようになる。わずかな成長に喜ぶ雄司。
ある日、雄司は水泳教室に向かう静香を見かける。彼女はなぜか雨が降っていないのに傘をさしてびくびくしながら歩いていた。
雄司は静香から話を聞く。交通事故に遭ったことで水泳を諦めた時期があったらしい。プールでの姿とはまるで別人だった。
雄司は、少しずつではあるがコツをつかんでいた。水の中で漂っていると過去の記憶が蘇ってくる。
美弥子との出会いや家族で一緒に川で遊んだ記憶、そして息子の声がこだましていた。
雄司は元妻である美弥子に久しぶりに会う。彼女は再婚をするらしい。水泳を習っているという雄司の変化を受け取り、彼女は明るく彼の後押しをする。
映画『はい、泳げません』のあらすじ【転】
通っている床屋で働く奈美恵とは、デートをする仲だった。彼女の子供である、じゅんやも雄司に懐いていた。雄司は、奈美恵に自分の抱える暗い過去を話す。
雄司には美弥子との間に息子がいた。彼の名前はともやと言う。彼が6歳の時、遊びにいった川で事故が起こる。少しだけ目をはなした瞬間に、ともやが川に流されてしまったのだ。
雄司は川に飛び込むが、自分も流されてしまう。そこで頭を打ち記憶の一部を失くしていた。目が覚めると病院のベッドの上だった。雄司は自分を責め続けていたのだった。
一度は泳ぐことから逃げ、水泳教室から離れてしまった雄司。そんな彼を静香は励ます。その励ましを受けて彼は練習を再開する。
雄司は無心になることでなんとか25mも泳げるようになっていた。その中で失っていた記憶が蘇る。助けを求める息子の声にパニックを起こす。
過去の辛い記憶から自分には誰かと人生を歩む資格がない考えた雄司は、奈美恵に別れを告げる。さらに息子の部屋を残していた自宅も売ることにする。
そんな彼を責める美弥子や別れを悲しむ奈美恵。
映画『はい、泳げません』の結末・ラスト(ネタバレ)
夜のプールに雄司を呼び出す静香。自己嫌悪に苛まれ苛立ちをぶつける雄司に、静香は逃げるなと叫ぶ。
水泳は心のリハビリにもなると静香は説く。その言葉に水に身をゆだねてみる雄司。水の中で心を静かに漂おうとするが記憶が蘇りパニックになる。その瞬間、静香は雄司を優しく抱きしめる。悲しみや後悔の念から雄司は泣き叫ぶ。その雄司の叫び声も水の中に静かに消されていた。
1ヶ月後。雄司は水泳教室からまた離れていた。静香が雄司を訪ねてやってくる。水泳教室に来ない理由を聞きに来たのだ。彼は新しい家族を築いてもいいものなのか悩んでいた。そんな雄司を静香は力強く後押しする。
雄司は奈美恵の働く床屋を訪ねて、彼女にプロポーズをする。快諾する奈美恵。
プールに雄司が戻ってくる。静香の泳げますかという質問に、笑顔で泳げると答える雄司の姿があった。
映画『はい、泳げません』の感想・評価・レビュー
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映画『はい、泳げません』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『はい、泳げません』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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