この記事では、映画『ハッチング 孵化』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ハッチング 孵化』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0073820
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 90分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | スタイン・ベルグ・スヴェンドセン |
キャスト | シーリ・ソラリンナ ソフィア・ヘイッキラ ヤニ・ヴォラネン レイノ・ノルディン |
製作国 | フィンランド |
映画『ハッチング 孵化』の登場人物(キャスト)
- ティンヤ(シーリ・ソラリンナ)
- フィンランドに住む12歳の少女。学校で体操部に所属している。
- ティンヤの母親(ソフィア・ヘイッキラ)
- 自分たち家族の幸せな姿を録画し、ユーチューブにアップするのが趣味。
- ティンヤの父親(ヤニ・ヴォラネン)
- 妻や子供に囲まれた幸せな生活に満足している。
- レータ(イダ・マーテネン)
- ティンヤの家の隣に引っ越してきた少女。ティンヤと同じく、体操部所属。
- テロ(レイノ・ノルディン)
- ティンヤの母親の浮気相手。
映画『ハッチング 孵化』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ハッチング 孵化』のあらすじ【起】
フィンランドに住む12歳の少女・ティンヤは、優しい両親と弟のマティアスと共に、幸せな家庭で生活していた。ある日家の中にカラスが舞い込み、ティンヤが捕まえて外へ逃がそうとするが、母親はそのカラスを殺してしまう。ティンヤは母親の言いつけ通りに、カラスの死骸を庭のポリバケツに捨てる。
ティンヤは学校で体操部に所属していて、次の競技会に学校代表として出場するため、友人から遊びに誘われても断って練習に励んでいた。それは母親がユーチューブに公開している動画で、自分の家族の幸せぶりを披露し、ティンヤの体操部での活躍も自慢していたことで、その期待を裏切れないという思いもあった。
ある夜ティンヤが寝付けずに、家の近くにある森に入ると、捨てたはずのカラスが地面に横たわっているのを見つける。苦しそうに鳴きわめくカラスを、ティンヤは石で殴りつけてしまう。その傍に小さな卵があるのに気付いたティンヤは、卵をそっと自分の部屋に持ち帰る。
やがて卵は日に日に大きくなり、ティンヤの身長ほどの大きさにまで成長する。そして遂に卵が孵化し、中から怪物のような鳥のヒナが生まれて来る。
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映画『ハッチング 孵化』のあらすじ【承】
怪物のようなヒナを恐れていたティンヤだったが、自分になついていることがわかり、家族に内緒のままヒナを可愛がるようになる。しかしヒナはある夜、隣家に引っ越して来た少女・レータの飼っている犬を殺してしまう。
ティンヤは急いで犬の死骸を庭に埋め、ヒナがやったことを隠そうと試みる。ヒナは次第にティンヤと同じくらいの大きさに成長し、そして頭部から髪が生えるなど、人間の姿に近くなっていく。ティンヤはそんなヒナに「アッリ」と名付け、以前にも増して可愛がる。
レータはティンヤと同じく体操部に所属していて、学校の代表を争うライバルだった。母親もレータが良い選手だと知り、もっと頑張るようにとティンヤに告げる。するとその夜、家を抜けだしたアッリが夜道を歩いていたレータに襲いかかる。
次の休日、母親はティンヤをテロという男の家に連れて行く。母親はテロと浮気をしていて、父親もそれを知りながら黙認していた。母親の自慢する幸せな家庭は、見せかけのものだったとティンヤは痛感する。
映画『ハッチング 孵化』のあらすじ【転】
レータが何者かに襲われ入院したと聞き、ティンヤがお見舞いに行くと、レータの顔は傷だらけで、左手を手首の先から失い、学校の代表どころか二度と体操が出来ない体になっていた。ティンヤはアッリがやったことだと直感し、家に帰ってアッリを責め立てる。この時アッリは孵化した時のヒナのような姿から、ティンヤにそっくりな容貌に変わりつつあった。
そして迎えた競技会の当日、この日も母親はティンヤと共にテロの家に来ていた。ティンヤはテロの気さくな人柄に惹かれていたが、テロにも母親にも内緒で、アッリをテロの家に連れて来ていた。しかし母親が外出している間に、テロはティンヤと一緒にいるアッリを目撃してしまう。
テロがティンヤに「ママと相談しよう」と優しく告げると、ティンヤはママには黙っていて欲しいと訴える。そして戻って来た母親と共に、ティンヤは競技会に出発するが、テロの家に残ったアッリのことが気になっていた。
映画『ハッチング 孵化』の結末・ラスト(ネタバレ)
競技会が始まり、高鉄棒をスタートさせたティンヤは、アッリがテロを襲おうとしていることを感知する。ティンヤはそのまま鉄棒から落ち、手首を負傷する。するとテロを襲おうとしていたアッリの手首にも激痛が走り、アッリはテロの家から逃亡する。
母親はティンヤと共に自宅ではなくテロの家に戻るが、テロは「君の娘には問題がある。二度と会いたくない」と母親を追い返してしまう。仕方なくティンヤと自宅に帰った母親は、家に入る前に、テロと別れたショックで絶叫する。
そして家に入った母親は、ティンヤのパジャマを着たアッリを娘だと思い込み抱きしめようとするが、アッリは母親の首を絞め始める。そこにティンヤがやって来て、「娘が2人いる」ことに母親は愕然とする。
ティンヤは「全部これのせいなの」と母親に訴え、自分が育てたアッリを母親と共に退治しようと決意する。母親が追い詰めたアッリの胸に包丁を突き刺し、アッリが倒れこむと、ティンヤも胸から血を流し、その場に倒れてしまう。そしてティンヤの意識が遠くなると同時に、倒れていたアッリが起き上がり、母親に向かって「ママ」と呼びかけるのだった。
映画『ハッチング 孵化』の感想・評価・レビュー
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映画『ハッチング 孵化』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ハッチング 孵化』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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