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映画『パパラッチ(2004)』あらすじネタバレ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『パパラッチ(2004)』の概要:2004年制作のアメリカ映画。メル・ギブソンが制作した作品で、パパラッチによりはめられた俳優が自分のプライドと人生を懸けて反撃をしていく復讐サスペンス・アクションである。

映画『パパラッチ』 作品情報

パパラッチ

  • 製作年:2004年
  • 上映時間:84分
  • ジャンル:アクション、サスペンス
  • 監督:ポール・アバスカル
  • キャスト:コール・ハウザー、ロビン・タニー、デニス・ファリナ、ダニエル・ボールドウィン etc

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映画『パパラッチ』 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

映画『パパラッチ』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『パパラッチ(2004)』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『パパラッチ』 あらすじ【起・承】

ボー・ララミーはトップ俳優の仲間入りを果たした。
新作映画のプレミアム試写会の会場では注目の的であった。

その後ボーは息子のザックと妻のアビーと暮らす新居を構え、新しい私生活を始めることになる。
しかし人気が出ると言うことは私生活も無くなるということ。
パパラッチは彼のプライベートを狙い始める。

最初にパパラッチされたのが全裸写真だった。
あっというまに流出したその写真に頭にきたのもつかの間、サッカー場にいるボーが狙われた。
あまりに非常識な態度に、彼は思わずパパラッチに暴力を振るってしまう。
しかしこれを他のパパラッチが撮影。
スキャンダルになるのも時間の問題だった。

パパラッチのボス・レックスはこの件に関して多額の金で和解しようと言ってきた。
それを拒んだボーにレックスは容赦しない。
わざとボーの一家が交通事故に遭うように仕込み、その写真をパパラッチしたのだ。
この事件で息子のザックが重体、妻は精神的におかしくなってしまう。

映画『パパラッチ』 結末・ラスト(ネタバレ)

こんな事件があった後も追いかけられるボー。
そんな時あるパパラッチが事故に遭う。
崖から今にも落ちそうなところをボーが助けようとしたが、交通事故のことが思い出され瞬時に助けるのをやめる。

彼はこの時を境に復讐の鬼と化した。
わざとモデルガンをパパラッチのジャケットに仕込み、自ら警察に電話する。
銃を持っている危険な車がいると。
駆けつけた警察官がパパラッチを止め、質問すると寝耳に水のパパラッチが確認のためモデルガンを探し触ろうとした。
撃たれると思った警官はパパラッチをすぐさま撃った。
この一連の事件にボーが絡んでいると睨んだ警察。
しかしはっきりした証拠は無い。

いよいよボーが最終計画へと挑む。
パパラッチのアジトへ潜入、一人を殺害しすぐさま退散。
仲間のパパラッチが死体を発見すると同時に警察に電話をした。
急いで逃げだしたパパラッチはボーに復讐するために家にやってくる。
しかし全てボーの計算通りだった。
自宅に入ったパパラッチを見かけて再び通報、やってきた警官に引き渡した。

ボーの息子ザックはその後容態が良くなった。
ボーは再びレッドカーペットを歩くのだった。

映画『パパラッチ』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『パパラッチ(2004)』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

アンチパパラッチの映画

この作品は本当にパパラッチに何かされたのか?と聞きたくなるほど、パパラッチに対して酷い対応だ。
パパラッチが寄生虫とも呼ばれ嫌がられている。
写真を撮影するためなら何でもするという性質を誇張し、交通事故を起こさせられてそこを撮られるなど展開は割とハードである。
いきすぎたストーリー展開にややわざとらしさが見えるのが気になるが、アクション映画としては面白い仕上がりである。

何気ないラストシーン

この物語の主人公は最近スターの仲間入りを果たした俳優だ。
彼がパパラッチに狙われたことで息子が重傷、妻も精神疾患を抱えるという大事件に発展する。
このことで主人公の悪魂に火がついた。
そしてバッタバタとパパラッチをやっつけるどころか、殺害。
パパラッチに家族の復讐をすることを誓う。

迎えるラストシーンでは、全ての復讐を終えた主人公がレッドカーペットに戻ってくる。
警察も何となく彼が犯人であることは感づいているけれども、これといった証拠がないためおとがめ無し。
しかし良く考えるとかなりの殺人事件である。
そのまま終わりにして良いのか疑問が残るところである。

故・ダイアナ妃を意識

本作品はダイアナ妃の忘れられない悲劇を意識していると言われている。
物語の重要性は高いが、作品自体はアクション映画となっているのでもう少し内容に厚みが欲しかったところである。
復讐ということだけではなく、人間の心の内のやりとりなどがもう少し入ればさらに面白かった。

映画『パパラッチ』 まとめ

日本では馴染みの薄いパパラッチはアメリカではそれを生業にしているひとがいるほどである。
スターのプライベートを撮影しそれを金にするというシステム。
当然俳優的には恐怖感も背中合わせだ。

メル・ギブソン制作でどのような話になるかと思いきや、意外にもサスペンス・アクション系。
彼の制作する映画は人の心理を描いたものが多い。
ただのアクション映画では無いのだ。
好き嫌いが分かれるのも特徴である。
しかしながら、良く出来てれば出来ているほどサスペンス感が増すのがこのジャンルである。

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