この記事では、映画『パラレル 多次元世界』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『パラレル 多次元世界』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0074723
| 製作年 | 2018年 |
|---|---|
| 上映時間 | 103分 |
| ジャンル | SF サスペンス ミステリー |
| 監督 | イサーク・エスバン |
| キャスト | アムル・アミーン マルティン・ヴァルストロム ジョージア・キング マーク・オブライエン |
| 製作国 | カナダ |
映画『パラレル 多次元世界』の登場人物（キャスト）
- デヴィン（アムル・アミーン）
- リーナたちと4人でシェアハウスに住む黒人の青年。子供の頃父親が仕事で不正をし、自殺した。ノエルらと、ユーザー同士で駐車スペースを売り買いできるアプリを開発中。どこか暗い影があり心配性な性格。リーナやノエルよりも倫理観が高く、地に足の着いた人物。
- リーナ（ジョージア・キング）
- シェアハウスに住む若い女性。絵描きを目指しているが、なかなか世間から認められない。以前はノエルとつき合っていた。積極的に不思議な鏡を利用し、望みを叶えていく。
- ノエル（マルティン・ヴァルストロム）
- シェアハウスに住む白人の青年。デヴィンやジョシュよりも賢く要領も良いが、その反面倫理観が欠如している。過去にリーナとつき合っていた。自惚れが強くどこか人を見下している。
- ジョシュ（マーク・オブライエン）
- シェアハウスに住む青年。デヴィンの親友。女好きだがあまりもてない。不器用で頼りないが優しい人。憧れの企業はスタンリーテック社。向上心や出世欲がなく、不思議な鏡を見つけても女の子と遊ぶことばかり考えている。
- マリッサ（キャスリーン・クインラン）
- 4人組が住むシェアハウスに2年前まで住んでいた初老の女性。夫の死後引っ越してきたのだが、ある日突然姿を消した。この家で起こったことを日記に書き残している。鏡を見つけ、別世界の自分を観察していた。
- セス（チャド・クロウチャク）
- リーナたち4人組の同業者。以前はノエルらの仲間だったが、彼らを裏切りアイデアを盗もうとした。特にノエルに対して対抗意識を持っており、4人組の異変にすぐに気づく。
映画『パラレル 多次元世界』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『パラレル 多次元世界』のあらすじ【起】
エドワードの妻マリッサは、ある晩仮面を被った人物に殺害される。だが犯人が仮面を外すと、その人物もまたマリッサだった。
2年後同じような家に、デヴィン、ノエル、リーナ、ジョシュの4人の若者が住んでいた。彼らは共同で駐車場アプリを開発中である。だがデヴィンとノエルがプレゼンに行くと、クライアントから無理な納期を押し付けられた。4人は同業者セスに仕事を奪われないよう、すぐにアプリを用意しなければと焦る。
その晩リーナが家の壁の向こうに何かあると気づき、皆で壁を壊して中に入る。するとそこには屋根裏部屋のような空間があり、元住人マリッサの写真や日記があった。
4人はそこで、異次元に繋がる不思議な鏡を見つける。試しに鏡の中に入ったノエルは、自分たちがバーベキューをしているのを見た。つまり鏡の向うには、パラレルワールドのような世界が広がっているのだ。鏡は少しでも動かすと、中へ入れない。またそれぞれの世界によって、時間の経過速度も異なっていた。
そこで皆は時間が180倍遅く経過する世界へ行き、たった数日で駐車場アプリを完成させる。
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映画『パラレル 多次元世界』のあらすじ【承】
4人は鏡のおかげで迅速にアプリを納品でき、ようやくまともな収入を得た。また別の世界の自分の財布から金を抜き取り、派手に使うようになる。
リーナはマリッサの日記を読んだ。事故で夫を亡くしたマリッサは夫が生きている世界を探し回り、ある日突然この家から姿を消したようである。その話を聞いたデヴィンは、複雑な表情を浮かべた。
鏡に入りどの世界に行っても、歴史や地形はほとんど変わらない。だがアートや映画などの芸術分野では、それぞれの世界に差異があった。ノエルはクリエイティブな産業に目を向け、金儲けしようと考える。他の世界の芸術品を真似しても見つからないし、誰にも迷惑がかからない。だがデヴィンはこの考えに反対する。
リーナは異次元の世界で見つけたアート作品を模写し、自分の名前で売り込んだ。ノエルも他の世界の博士の研究を盗み、この世界で発表する。会社を設立したノエルは新作品のお披露目パーティで、セスから何か裏があると疑われた。そこでノエルは、腹いせに別世界のセスの家に行き襲撃する。これを見ていたデヴィンは言葉を失った。
映画『パラレル 多次元世界』のあらすじ【転】
ジョシュは別世界で不倫していた。ある日彼は、浮気相手の男に足を撃たれ死亡してしまう。デヴィンはこのことを通報すると言ったが、ノエルは別のジョシュを連れて来ればバレないと言った。
ノエルは別世界からジョシュを誘拐し、彼に1万ドル渡す。そしてジョシュが憧れていた企業に入社させ、彼をシェアハウスから追い出した。
デヴィンは不正を一切行わず、鏡に入っては父親が生きている世界を探し続けた。彼は自殺する直前の父に対して「大嫌いだ」と言ってしまったことを、今でも後悔している。ある日デヴィンは父親が生きている世界を見つけ、刑務所に会いに行った。謝罪したデヴィンは父から励まされる。
リーナの知名度は上がったが、彼女自身の描いた本当の絵を評価する人はいなかった。デヴィンはリーナの個展に行き、昔から君の絵のファンだったと告白する。その晩2人は同じベッドで過ごした。だが翌朝、デヴィンは書き置きを残していなくなる。
ノエルはリーナに復縁を迫るが、リーナはこれを断った。
ジョシュは身の回りの些細なことが自分の記憶と違い、酷く混乱していた。そこでリーナに「何もかもしっくりこない」と相談する。
映画『パラレル 多次元世界』の結末・ラスト（ネタバレ）
リーナはデヴィンの居場所を突き止めるが、そこへ行ってみると話が噛み合わず、彼がノエルによって別世界から連れて来られた人だと分かる。
ジョシュはノエルから騙されていたと気づき、シェアハウスへ行った。そこでノエルと掴み合いの喧嘩になり、うっかり彼を撃ってしまう。だが鏡の中からもう1人ノエルが現れ、ジョシュと重症のノエルを両方射殺した。彼こそがこの世界のノエルだった。そこへ戻ってきたリーナは、怖くて何も言えなかった。
ノエルはリーナを再度口説き、リーナは屋根裏部屋に追い詰められた。そこへデヴィンが来て、ノエルに銃を向ける。ノエルが鏡の中に逃げ再び戻って来ると、リーナが鏡の位置をずらした。するとノエルの体が2つに裂け死亡する。デヴィンは元々この世界にいたデヴィンから、動画メッセージを受け取っており、状況を理解していた。リーナは斧で鏡を叩き割る。
リーナとデヴィンは、ノエルの盗んだ発明やテクノロジーを世の中に匿名で提供した。後日2人はドライブに出掛ける。だがトイレから戻ったリーナは、さっき流した曲を覚えていないようでデヴィンは少し戸惑った。
映画『パラレル 多次元世界』の感想・評価・レビュー
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映画『パラレル 多次元世界』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『パラレル 多次元世界』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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