この記事では、映画『タイム・クライム』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『タイム・クライム』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0068169
製作年 | 2013年 |
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上映時間 | 98分 |
ジャンル | サスペンス SF |
監督 | キム・ヒョンシク |
キャスト | チョン・ジェヨン チェ・ダニエル キム・オクビン イ・デヨン |
製作国 | 韓国 |
映画『タイム・クライム』の登場人物(キャスト)
- チョン・ウソク(チョン・ジェヨン)
- 時間移動プロジェクトのチーム長。過去に戻って亡くなった妻を生き返らせたいと密かに思っており、タイムマシン・トロツキーの開発に執念を燃やす。ヨンウンと一緒にトロツキーで24時間後の未来へ行き、地獄のような光景を目にした。タイムマシンやプロジェクトを守るため、未来から持ち帰った映像を元に真相を探る。自己中心的で周囲への配慮が足りない人物。
- ソ・ヨンウン(大人:キム・オクビン / 中学生時代:パク・ソヨン / 子供時代:キム・ソンギョン)
- 時間移動プロジェクトの研究員。亡くなった偉大なソ博士の娘。父と親しい間柄だったウソクを子供の頃から知っており、慕っている。父の死後ウソクから「お父さんはタイムマシンで未来へ行った」と聞き、時間旅行に興味を持った。今はジワンとつき合っている。
- ユ・ジワン(チェ・ダニエル)
- 時間移動プロジェクトの研究員。ヨンウンの恋人。ウソクの後輩で、誰よりも彼を慕っている。過去にヨンウンに惚れ、医大から物理学科へ編入した。やんちゃな若者に見えるが実際は賢く、ウソクからも尊敬されている。
- チョ室長(イ・デヨン)
- 時間移動プロジェクトの総責任者。非常事態の統制権を持つ人物。企業からの撤退命令に従おうとするが、チーム長ウソクから妨害される。大らかで悪く言えば貫禄がない。
- パク・ヨンシク(パク・チョルミン)
- 時間移動プロジェクトの研究員。皆からはパク先生と呼ばれている。博士号を取得していないことがコンプレックス。ロシアの企業から撤退命令が出ると、逃げることを最優先に考えた。安全第一で聡明な考えの人物。
- キム・ムンスン(イ・ゴンジュ)
- 時間移動プロジェクト研究員。スクの夫。妻を愛しており、施設内でいつも一緒にいる。ファイルを復元すれば爆発の原因が分かると言い、ウソクの意見に賛同した。
- ナムグン・スク(シン・ダウン)
- 時間移動プロジェクト研究員。ムンスンの妻。撤退命令が出ても出来事の結果を知りたいと言い、ウソクの意見に賛同。冷静で優しい女性。
映画『タイム・クライム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『タイム・クライム』のあらすじ【起】
韓国のある研究チームがロシアの企業の出資で、タイムマシン・トロツキーを開発していた。研究は海底で行われていたが、開始後3年が経ちチームは企業から契約の打ち切りを言い渡される。室長はここを撤退するつもりでいたが、チーム長のウソクは是が非でも研究を続けたかった。模擬実験の結果では、24時間先の未来に行くことが可能だと分かっている。
そこで企業に時間旅行が可能だと証明するため、ウソクとヨンウンが24時間後の未来へ向かうことになった。12月24日の午前11時に出発し、24時間後に到着する。滞在時間は15分と限られていた。研究チームはトロツキーの監視映像を見守る。
タイムトラベルは成功し、ウソクたちは未来へ到着する。だがトロツキーから降りてみると、研究施設は爆破されていた。ウソクは誰かに首を絞められたので、施設の監視カメラの映像をコピーした。トロツキーに乗り込むとヨンウンが乗っていない。だが扉が勝手に閉まり現在に戻ってしまった。ウソクは扉の向うにいるヨンウンを見た。
戻ってきたトロツキーにヨンウンが乗っていないので、研究員らは顔色を変える。室長は、置いてきたのかとウソクに訊いた。
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映画『タイム・クライム』のあらすじ【承】
その後パクがタイムマシンの点検をしている最中、ヨンウンが機内の床下で倒れているのを見つける。ヨンウンの彼氏ジワンは、病室で眠るヨンウンを見つめた。
ウソクは皆に研究所が爆発していたと話した。ウソクの持ち帰った監視カメラの映像は、ウィルスが仕込まれており再生できない。だが2つだけ手がかりとなる映像があった。25日午前5時過ぎの映像では、研究員の誰かが炎に包まれている。さらに午前11時には、施設が爆発する映像が確認された。
室長がロシアの企業にこのことを報告すると、直ちに撤退しろと言われた。だがプロジェクトを諦めきれないウソクは、映像を手掛かりに未来を変えようと主張する。室長は撤退すると言い、パクやジワンもこれに賛成した。だが多数決で皆は施設に残ることになり、ウソクは室長を食糧庫に軟禁した。
研究員は施設内の点検をしたが、不審な点は見つからないまま午前4時半になる。スクとムンスンの夫婦は、機械室で緩んだ部品を見つけ外した。だがダクトを通り逃げてきた室長が天井から落ちてきて、部品が転がり管から気体が漏れた。
ヨンウンがようやく目を覚ました。
映画『タイム・クライム』のあらすじ【転】
緊急警報が鳴ったので皆が機械室へ向かうと、そこは部品が外れたせいで大火事になっていた。そしてムンスンを助けようとしたスクが焼死してしまう。あの映像通りだった。最愛の人を失ったムンスンは、怒りと悲しみで発狂寸前になった。
ヨンウンのおかげで、残りの映像の視聴が可能になった。だが映像から他の研究員も近々命を落とすと分かる。ヨンウンは、11時に爆発したのはトロツキーが到着した振動のせいではないか、と気づく。ウソクは研究所とメインシステムを残すため、C地区の爆破だけは食い止めようと皆に提案した。だがパクはウソクに愛想を尽かし、部屋を出ていった。ヨンウンもウソクの自己中心的な態度を責める。
正気を保てなくなったムンスンは、メインシステムを鉄の棒で殴り壊し、オイルをかけて火をつけた。火災を見つけたウソクとジワンは消火器で火を消す。
ムンスンはその後室長を棒で殴り殺し、自分も倒れた。無念だが、やはり未来の監視カメラの映像と同じ展開になってしまうのだ。
11時になると研究所が爆発し、パクが命を失う。施設の床が抜けヨンウンが階下に落ちたので、ジワンは泣き叫んだ。
映画『タイム・クライム』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジワンはウソクの元へ行き、過去に戻ってもお前は何も変えられないだろうと責めた。ウソクの妻はうつ病になり自殺していた。ジワンは彼の妻が自殺する直前、自分に電話をかけてきたことを明かす。ジワンは「お前のせいで何人も死んだ」と叫び、2人は殴り合いになった。
ウソクは過去を思い出し、ジワンの言う通りだと思った。そして、トロツキーで過去から来た自分の首を絞める。ヨンウンは過去から来た自分に会い、映像を皆に見せないでと警告した。
ウソクは昨日トロツキーに乗り遅れたヨンウンを見たことから、彼女がまだ生きていると確信する。だからそのことをジワンに伝え、逃げろと言い残して動かなくなった。そこへ本当に生きていたヨンウンが来て、ウソクの死を嘆き悲しむ。ヨンウンはずっとウソクを愛していたのだ。
タイムマシンが過去へ戻る。残された2人は施設が大爆発すると同時に、潜水艇で脱出した。
1か月後、ジワンとヨンウンは普通の日々を過ごしていた。ヨンウンは潜水艇で脱出できたのは、ウソクが力を振り絞りハッチを開けてくれたからだと気づく。
映画『タイム・クライム』の感想・評価・レビュー
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映画『タイム・クライム』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『タイム・クライム』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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