映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』の作品情報
映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』の登場人物（キャスト）
映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』の感想・評価・レビュー
映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0053387

製作年	2019年
上映時間	131分
ジャンル	ブラック・コメディスリラー
監督	ポン・ジュノ
キャスト	ソン・ガンホイ・ソンギュンチョ・ヨジョンチェ・ウシクパク・ソダム
製作国	韓国

映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』の登場人物（キャスト）

キム・ギテク（ソン・ガンホ）: 半地下に暮らす4人家族、キム家の主。これまで様々な職に就くがどれも長続きしなかった。楽天的な性格だが、妻には頭が上がらない。
キム・ギウ（チェ・ウシク）: ギテクの息子。学費の問題で大学進学できずにいる。
キム・ギジョン（パク・ソダム）: ギテクの娘。美大を目指す浪人生で、パソコンとデザインの技術がある。
チュンスク（チャン・へジン）: ギテクの妻。元ハンマー投げのメダリスト。男勝りな性格だが家事の能力は高い。
パク・ドンイク（イ・ソンギュン）: 高台の豪邸に暮らすIT企業の社長。
ヨンギョ（チョ・ヨジョン）: ドンイクの妻。やや天然気味な性格で騙されやすい。
パク・ダヘ（チョン・ジソ）: ドンイクの娘。高校2年生で大学進学に向け受験勉強中。
パク・ダソン（チョン・ヒョンジュン）: ドンイクの息子。幼く落着きがない。
ムングァン（イ・ジョンウン）: パク家の家政婦。パク家が入居する前から家政婦として働いている。
オ・グンセ（パク・ミョンフン）: ムングァンの夫。

映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』のあらすじ【起】

キム・ギテクとその妻チュンスク、息子のギウと娘のギジョンの4人家族は、半地下の薄汚れたアパートに住み、全員が失業中だった。

ある日、ギウの親友ミニョクが一家を訪れる。ミニョクは、祖父が集めていた、持ち主に富をもたらすという言い伝えのある置物「山水景石」をキム家に贈る。

その後、ミニョクと飲みに行ったギウは、彼が海外留学している間、IT企業の社長であるパクの女子高生の娘ダヘの家庭教師をやらないかと持ち掛けられる。ミニョクは、ダヘが大学進学した後、交際を申し込むつもりで、信用のおける友人であるギウに彼女を任せたいのだという。大学受験に失敗しているギウは難色を示したものの、給料が良いこともあり承諾する。

ギウはギジョンに頼んで名門大学の入学証書を偽造。パク家夫人ヨンギョの信頼を得て、英語の家庭教師として雇われることになる。

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映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』のあらすじ【承】

ギウはヨンギョが11歳の息子ダソンの美術教師を探していることを知る。彼は、美術大学への進学を目指している妹ギジョンに身分を偽らせて、美術教師のジェシカとしてパク家に雇われる。

パク家から最寄り駅まで、車で送ってもらうギジョン。彼女はパク家の運転手が解雇されるよう仕向けるため、車の助手席に自分の下着を潜り込ませる。パク家の主人ドンイクは、運転手が車を性行為に使ったものと考え、彼を解雇する。ギジョンは新たな運転手として父ギテクを他人としてドンイクに紹介。ギテクはパク家の運転手として雇われる。

父、息子、娘の3人がパク家に潜入する形となったキム家。最後に母チュンスクを家政婦として送り込むことを画策。パク家の家政婦ムングァンを追い出し、チュンスクを架空の人材派遣会社からの紹介として、雇わせることに成功する。

映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』のあらすじ【転】

ダソンの誕生日。パク家は留守をチュンスクに任せキャンプに行く。キム家の4人は留守を良いことに、パク家の豪邸で好き放題を始める。

そこへ前任の家政婦ムングァンが訪れる。チュンスクが対応すると、ムングァンは地下に忘れ物があるので入れてほしいと頼んできた。実はパク家の豪邸には、先代の家主から仕えるムングァンしか知らない秘密の地下室があった。そして、そこにはムングァンの夫グンセが借金取りから身を隠すために、長年匿われていたのだ。

ムングァンは、夫のことは黙っていて欲しいと懇願する。そこへ盗み聞きをしていた3人が、階段を転げ落ちてくる。4人の事情を悟ったムングァンは、パク家にこのことをバラすと言ってキム家を脅迫する。

そこへヨンギョから、大雨のためキャンプは中止で帰宅すると電話がかかってくる。慌てた4人はムングァンとグンセを縛って地下室に閉じ込める。

パク家が帰宅すると、ギテク、ギウ、ギジョンは身を隠す。パク家が寝静まるのを見計らって自宅へと帰った3人だったが、大雨でアパートが浸水。3人は近くの体育館で夜を明かす。

映画『パラサイト半地下の家族モノクロ版』の結末・ラスト（ネタバレ）

ダソンの誕生日会を改めて自宅で開くことにしたパク家。パーティーにはギウとギジョンも招待され、ギテクも手伝いとしてその場にいた。

ギウは地下室に閉じ込めたムングァンとグンセの様子を見に行く。ムングァンは既に死んでいるようで、ギウは持っていた山水景石で、グンセに殴られ昏倒する。

地下室から脱出したグンセは、包丁を手に会場に乱入。ギジョンが胸を刺される。チュンスクはグンセと揉み合いになり、包丁で切り付けられながらもバーベキューの串で彼を刺し殺す。ドンイクがグンセの臭いに思わず後ずさりしたのを見たギテクは、衝動的に彼を刺し殺してしまう。その場から逃亡するギテク。

数週間後。ギウはチュンスクと共に文書偽造と住居侵入の罪で逮捕。執行猶予付きの有罪判決を受ける。ギジョンは胸の刺し傷が原因で死亡。パク家は豪邸から去って行った。

ある日、高台からかつてパク家が住んでいた豪邸を見下ろすギウ。電灯の点滅がギテクからのモールス信号であることに気付く。ギテクは現在の住人から食べ物を盗み、地下室で孤独な生活を続けていくという。ギウは、いつか自分がこの豪邸を購入し父を解放する計画を立て、金を稼ぐことを誓う。

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