この記事では、映画『劇場版パタリロ！』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『劇場版パタリロ！』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0057474
| 製作年 | 2019年 |
|---|---|
| 上映時間 | 102分 |
| ジャンル | コメディ |
| 監督 | 小林顕作 |
| キャスト | 加藤諒 青木玄徳 佐奈宏紀 細貝圭 |
| 製作国 | 日本 |
映画『劇場版パタリロ！』の登場人物（キャスト）
- パタリロ・ド・マリネール8世（加藤諒）
- 常春の国マリネラの皇太子。絶世の美少年と噂されていたが実際は2頭身。ずる賢くで美少年好き。
- ジャック・バンコラン（青木玄徳）
- イギリス情報局秘密情報部の凄腕エージェント。目が合ったものを骨抜きにする力を持っている。マライ日に一目惚れする。
- マライヒ（佐奈宏紀）
- BBC記者の美少年。パタリロに密着取材している。バンコランに一目惚れする。
映画『劇場版パタリロ！』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『劇場版パタリロ！』のあらすじ【起】
ロンドン、ヒースロー空港。マリネラ王国の美しい皇太子、パタリロ・ド・マリネール8世を一眼見ようと人々が集まっている。その時、パタリロの操縦する王室専用機が空港に不時着する。出回っていた美少年の写真とは似ても似つかないパタリロの顔を見て、人々は驚く。それに対してパタリロは、昭和のギャグをかます。
この映画の原作『パタリロ！』は1978年に連載開始されたギャグ漫画。これ以降も昭和のギャグが続く。
英国外務省のアイゼンバーグがパタリロを警護しにくる。パタリロの父でマリネラ国王のヒギンズ3世は今病に伏しており、マリネラ王国の情勢は不安定になっていた。国王を失墜させようとする大臣の派閥が力を増していたのだ。さらに、マリネラ王国が産出するダイヤモンドを狙っている輩もいるという。アイゼンバーグを信用しきれていないパタリロは警護を断り、側近のタマネギ部隊を連れてロンドン観光に出かける。
観光中、パタリロたちは不良3人組に絡まれる。その時、長髪の男が現れ目からビームを出して不良たちを倒す。その男はアイゼンバーグが護衛のために呼んだジャック・バンコラン少佐だった。バンコランは見つめた相手を骨抜きにしてしまう美少年キラーなのだ。パタリロはバンコランを警備係に任命した。
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映画『劇場版パタリロ！』のあらすじ【承】
BBC記者のマライヒという美少年が、パタリロの観光に密着取材することになった。バンコランはマライヒに一目惚れする。
パタリロはイギリスに来たのは観光のためではなかった。ヒギンズ3世は昔イギリスに留学しており、当時の恋人に送った絵と手紙がコートールドギャラリーに展示されそうになっていた。父親のラブレターが公開されてはスキャンダルになってしまうと思ったパタリロは、その絵と手紙を盗みにイギリスへやってきたのだ。その情報をパタリロに教えてくれたのが、マライヒだった。
パタリロはボヤ騒ぎを起こし、問題の絵と手紙を盗み出した。しかし、絵の裏にあるはずの手紙がない。ラブレターの情報は嘘で、パタリロに絵を盗ませて窃盗犯として殺害するための罠だったのだ。学芸員に扮した敵に襲われるパタリロを、バンコランが助ける。
そんな時、ヒギンズ3世が亡くなったという知らせがパタリロの元に入る。
1週間後。バンコランはマリネラ王国に戻ったパタリロに電話をかける。パタリロは国際ダイヤモンド輸出機構から脱退し、命を狙われていた。パタリロは近々行われる戴冠式の警護をバンコランに依頼する。バンコランは断ろうとするが、戴冠式にマライヒがやってくると聞いてマリネラ王国に向かう。
映画『劇場版パタリロ！』のあらすじ【転】
国際ダイヤモンド輸出機構。不良や学芸員などを差し向けていたのは、なんと国際ダイヤモンド輸出機構だった。さらに、マライヒも機構が遣わしたスパイの一人だった。戴冠式までにパタリロを殺せと命じられたマライヒは、バンコランに思いを馳せていた。
常春の国マリネラ。国の業務を実際に行なっているのはタマネギ部隊。パタリロに不満を抱いていたタマネギ21号は、マライヒと取引して王国中枢のシステム管理室を爆破することになった。21号の恋人である63号もそれに協力する。パタリロは隠れてその一部始終を聞いていた。
マリネラ王国中枢システム管理室。21号は爆弾を仕掛ける。そこへパタリロが21号を説得に来る。21号は爆弾を解除しようとするが、そのまま爆発してしまう。その衝撃でパタリロ、21号、63号はタイムワープする。
63号は12年前のバンコラン邸にワープする。バンコランは病気の母を救うため、男色の貴族シュレンジャーに体を売っていた。
パタリロと21号は宇宙船にワープする。そこでは悪の宇宙政府提督とパタリロそっくりのナマーゲ星人が戦争していた。
映画『劇場版パタリロ！』の結末・ラスト（ネタバレ）
マリネラ王国中枢システム管理室前。パタリロはワープして戻ってくる。パタリロは21号の罪を許す。
国際ダイヤモンド輸出機構。パタリロが生きていたことで、マライヒは窮地に立たされた。
戴冠式前日。マライヒはバンコランをバラの花園に連れて行く。その時、寝殿から爆発音がする。マライヒは自分が爆弾を仕掛けたとバンコランに打ち明ける。
しかし、バンコランは爆弾に気付いて安全な場所に移動させていた。バンコランはマライヒが仕掛けたもう1つの爆弾の場所を問い詰める。
そこへ国際ダイヤモンド輸出機構の暗殺部隊がやってくる。パタリロやタマネギ部隊もやってきて乱闘になる。パタリロは攻撃を受けて再び宇宙にワープする。
パタリロは伝説の剣エスペランサーを手に持ち、ナマーゲ星人の戦いに参加する。メダルの力で巨大化したパタリロは、銀河系宇宙政府総督の戦艦を破壊する。
マリネラ王国にワープで戻ってきたパタリロは、隠された爆弾を見つけて停止させる。
バンコランはマライヒと戦い勝利する。
パタリロは戴冠式を迎えて国王になった。
一週間後。マライヒはイギリスで裁判を受けることになる。マライヒは国際ダイヤモンド輸出機構をつぶしたとしても、そのバックにある組織タランテラはびくともしないとバンコランに告げるのだった。
映画『劇場版パタリロ！』の感想・評価・レビュー
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映画『劇場版パタリロ！』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『劇場版パタリロ！』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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