この記事では、映画『ペイバック』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ペイバック』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『ペイバック』の作品情報

上映時間:101分
ジャンル:アクション
監督:ブライアン・ヘルゲランド
キャスト:メル・ギブソン、グレッグ・ヘンリー、マリア・ベロ、デヴィッド・ペイマー etc
映画『ペイバック』の登場人物(キャスト)
- ポーター(メル・ギブソン)
- プロの強盗犯。相棒のヴァルに騙されて死にかけるが復活し、復讐を誓う。愛人のロージーの協力もあり、ヴァルの裏に存在する組織を相手に見事復讐を遂げる。あまり感情を表に出さず、容赦なく人を殺す冷徹さを持っている。
- ヴァル・レスニック(グレッグ・ヘンリー)
- ポーターの元相棒で、ポーターを騙してお金を奪う。そのお金をある組織への借金返済に充てる。金と女に汚く、性格も悪い。ポーターに殺される。
- リン・ポーター(デボラ・カーラ・アンガー)
- ポーターの妻。ポーターの浮気をヴァルから知らされ、ポーターに二発の銃弾を撃ち込む。ヘロイン中毒で死亡する。
- ロージー(マリア・ベロ)
- ポーターの愛人で娼婦。ポーターを愛しており、ポーターの復讐劇に協力する。美しい容姿の持ち主で、それを利用して相手を騙す。復讐が終わり、ポーターと共に旅立つ。
- カーター(ウィリアム・ディヴェイン)
- マフィアの幹部。常に冷静で、銃を向けられても動じない。しかし、ポーターにあっさりと殺されてしまう。
- ブロンソン(クリス・クリストファーソン)
- マフィアのボス。息子を溺愛している。ポーターに息子を人質に取られるが、ポーターを捕まえて拷問する。最終的にポーターの罠にはまり殺されてしまう。悪党でありながら家族を第一に考える男。
- ジャスティン・フェアファックス(ジェームズ・コバーン)
- マフィアの幹部。旅先から帰ってきたところを、ポーターに待ち伏せされて脅される。
- アーサー・ステッグマン(デヴィッド・ペイマー)
- 闇の世界の住人。あらゆる悪党とのコネクションを持っている。ヴァルとも通じており、ポーターが生きていることを知らせる。
映画『ペイバック』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『ペイバック』のあらすじ【起】
ポーターは背中に埋まった二発の銃弾を抜くための手術を終え、数ヶ月間のリハビリ期間を得て街へと戻ってくる。
ポーターは乞食から金を奪ったり、バーでタバコを盗んだり、通りすがりの人物からクレジットカードを盗んだりとやりたい放題だった。そして、最後に拳銃を手に入れる。
拳銃を持ったポーターが向かったのは妻のリンが住む家だった。ドアを蹴飛ばし家に押し入るポーター。そこには意識朦朧とするリンの姿があった。リンはポーターが生きていたことに驚きを隠せないでいる。
一夜をその家で過ごしたポーター。翌朝、ポーターがリンの様子を見に行くと、ヘロインの注射を打ったまま死亡するリンの姿がベッドの上にあった。
5ヶ月前、ポーターはヴァルに頼まれてある中国人からお金を強奪した。それはマネーロンダリングのためのお金で、車で移動中の中国人がシートベルトをしていないのを利用してその車に正面衝突し、意識不明になったところでお金を盗んだのだった。リンが逃走用の車でポーター達のところへ到着し、彼らはそのままその場を去るのだった。
映画『ペイバック』のあらすじ【承】
お金を盗んだ後、ある倉庫でお金を配分していたポーター達。すると、突然リンがポーターの背後から彼に向けて発砲する。背中に埋まっていた二発の銃弾はこのときのものだった。瀕死状態のポーターにヴァルはある写真を見せる。それはロージーという娼婦と写るポーターの写真だった。ヴァルはそれを利用してリンに発砲させたのだった。そしてヴァルは全額を奪ってその場を去るのだった。
ヴァルへの復讐のために街へ戻ってきたポーター。リンが死んだことを知らない麻薬の売人が、部屋へとやってくる。ポーターはその男を脅し、アーサー・ステグマンという男の居場所を聞き出すのだった。
ヴァルの居場所を知らないというアーサーに、ポーターが来たと伝えておけと言い残してポーターはその場を去る。
ポーターはロージーの居場所を探り出す。その頃、ヴァルはアーサーからポールが生きていることを知り、取り乱していた。ポーターはロージーの居場所をつきとめ、彼女と再会するのだった。
映画『ペイバック』のあらすじ【転】
ポーターを愛していたロージーはヴァルの居場所を教え、ポーターはすぐにその場所へと向かう。ヴァルは、娼婦と寝ているときに突然現れたポーターに驚く。ポーターは翌日までにお金を用意しろと言ってその場を去るのだった。
幹部のカーターに、自分で後片付けをしろと言われたヴァル。翌日、ポーターがヴァルとの待ち合わせ場所に行くと、突然車がポーターのもとへ突っ込んでくる。車の中にいたのは、お金を奪ったときにいた中国人だった。ヴァルは彼らを利用してポーターを殺そうとしたのだ。しかし、アーサーに会ったときに一緒に賭博場にいた悪徳刑事二人に助けられ、ポーターはどうにか生き延びるのだった。しかし、悪徳刑事二人はポーターのお金を狙っていたのだ。
ロージーのもとを訪れたヴァルは彼女を銃で脅し、ポーターの居場所を聞き出そうする。そこへポーターが入って来て、ヴァルを撃つ。瀕死状態のヴァルから幹部の名前と居場所を聞き出し、ポーターはヴァルを殺すのだった。
カーターのもとを訪れるポーター。カーターの部下を殴り倒し、お金を払わないなら殺すとポーターはカーターを脅す。自分に決める権限はないというカーターは、ボスのブロンソンに電話する。ブロンソンがお金を払わないと言った瞬間、ポーターはカーターを撃ち殺すのだった。
映画『ペイバック』の結末・ラスト(ネタバレ)
ブロンソンの息子のジョニーが、誕生日にボクシング観戦をしていた。そこへポーターに協力したロージーが現れ、私が誕生日プレゼントだと言ってジョニーを誘惑する。まんまと引っ掛かったジョニーはポーターに捕まってしまうのだった。
フェアファックスというもう一人の幹部が旅先から帰ってくる。先回りして家にいたポーターがフェアファックスを脅し、ブロンソンに電話させる。お金をブロンソンが直接持ってこないとジョニーを殺すとポーターは脅すのだった。
悪徳刑事二人がポーターの策略によりヴァル殺しの容疑で逮捕される。ポーターは再び中国人達に襲われるが、相手を返り討ちにする。しかし、そこへやって来たブロンソンの部下に捕まり、拷問を受けるのだった。
ジョニーの居場所をポーターから聞き出したブロンソンは、ポーターを車のトランクに入れて、ジョニーがいるホテルの一室へと向かう。ブロンソンが部屋に入ると、そこには誰もいなかった。そして部屋に電話がかかってくる。それはトランクから抜け出したポーターからだった。その瞬間、部屋の中にあったベッドに仕掛けられた爆弾が爆発し、ブロンソン達は殺されてしまうのだった。
ロージーとジョニーは別の場所に避難していた。助かったロージーはポーターと共に旅立つのだった。
映画『ペイバック』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
タイトル通り、組織の画策により奪われた金を取り返し、復讐を誓う強盗犯のポーターに焦点を当てたストーリー。そもそも奪われた金も盗んだものではあるが…。全ては元相棒のヴァルが描いた罠で、ポーターの妻であるリンをも利用したものであったため、ポーターは深い憎悪でヴァルを追い詰め、さらにヴァルが奪ったお金を流した組織の人間すらも殺害していくのである。エンディングでは、復讐に加担したポーターの愛人ロージーとともに旅立つという展開となっている。客観的に見ると色々と突っ込みどころがあるが、其の辺りは気にせず、ポーターの復讐劇を純粋に楽しんで頂きたい。(男性 30代)
裏切られて殺されかけた主人公が、たった7万ドルを取り返すために組織全体を敵に回すというシンプルな構図がとにかく痛快だった。金額の小ささが逆に彼の執念を際立たせていて面白い。無駄のない展開と冷酷な行動が続くが、どこかユーモアもあり、独特のテンポが心地よい。最後までブレない主人公像が印象的だった。(20代 男性)
全体的に乾いた雰囲気が魅力的で、ハードボイルドな世界観に引き込まれた。主人公の目的がシンプルで、そのためにどんな手段も選ばない姿が逆に潔い。裏切り者への復讐という王道のテーマだが、描き方がスタイリッシュで飽きさせない。無駄な感情を排した展開が逆にリアルに感じられた。(30代 女性)
メル・ギブソン演じる主人公の無表情さと執念が際立つ作品だった。大金ではなく、あくまで自分の取り分だけを取り返そうとする姿勢が独特で印象に残る。組織の中枢にまで食い込んでいく過程もテンポが良く、観ていてストレスがない。全体的に無駄を削ぎ落とした作りが好印象だった。(40代 男性)
主人公がとにかく強くて冷静で、どんな状況でも動じないのがかっこよかった。ストーリーはシンプルだが、その分アクションや会話のキレが際立っている。裏切りから始まる復讐劇だが、感情的になりすぎず淡々と進むのが逆に新鮮だった。最後まで一気に観られる作品だった。(20代 女性)
復讐劇としては珍しく、主人公の動機が非常に具体的で現実的なのが面白い。巨額の金ではなく、自分の取り分にこだわる姿勢がキャラクターを際立たせている。組織とのやり取りや駆け引きも見応えがあり、全体的に引き締まった構成になっている。ハードボイルド好きにはたまらない作品だ。(50代 男性)
ストーリーがシンプルだからこそ、演出やキャラクターの魅力が際立っていると感じた。主人公の無駄のない行動や、淡々とした語り口が作品の雰囲気を作り上げている。暴力的なシーンも多いが、どこかクールでスタイリッシュに見えるのが印象的だった。短時間で満足感のある作品だと思う。(30代 男性)
復讐というテーマを扱いながらも、重くなりすぎないのが良かった。主人公の目的が明確で、余計なドラマを排除しているため、テンポよく進む。敵との駆け引きもスリリングで、最後まで緊張感が続く。シンプルながら完成度の高い作品で、何度でも観たくなる魅力があった。(40代 女性)
とにかく主人公のキャラクターが強烈で、最後まで目が離せなかった。どんな相手にも怯まず、自分の目的を貫く姿が印象的。ストーリーは王道だが、演出やテンポの良さで飽きさせない。復讐劇としての爽快感もあり、観終わった後の満足感が高い作品だった。(20代 男性)
全体的に無駄がなく、非常に洗練された作りだと感じた。主人公の行動原理が一貫しており、物語にブレがない。裏社会の描写もリアルで、緊張感のある展開が続く。派手さはないが、その分地に足のついた面白さがあり、じっくり楽しめる作品だった。(60代 男性)
映画『ペイバック』を見た人におすすめの映画5選
ゲット・カーター
この映画を一言で表すと?
冷酷な男が復讐に突き進む、渋さ際立つクライムドラマ。
どんな話?
裏社会で生きる男が、弟の死の真相を追うため故郷へ戻る。調査を進める中で、街に潜む腐敗や裏切りが明らかになり、やがて彼自身も暴力の渦に巻き込まれていく。静かな怒りと執念が物語を支配するハードな復讐劇。
ここがおすすめ!
『ペイバック』と同様に、感情を抑えた主人公が淡々と復讐を遂げていくスタイルが魅力。派手さよりも人物の存在感と空気感で見せる作品で、ハードボイルド好きにはたまらない。乾いた世界観と緊張感のある展開が楽しめる。
ドライヴ
この映画を一言で表すと?
寡黙な男の裏の顔が暴かれる、スタイリッシュな犯罪映画。
どんな話?
昼は整備士、夜は逃がし屋として働く男が、ある女性と出会ったことで危険な事件に巻き込まれていく。無口な主人公が徐々に暴力的な一面を見せていき、裏社会との対立が激化していく。
ここがおすすめ!
クールで寡黙な主人公像や、スタイリッシュな演出が『ペイバック』と共通している。静かな時間と激しい暴力の対比が印象的で、映像美も高い評価を受けている。独特の雰囲気に浸れる作品だ。
レオン
この映画を一言で表すと?
孤独な殺し屋と少女の絆を描く、切なくも美しい物語。
どんな話?
プロの殺し屋レオンは、家族を失った少女マチルダと出会い、奇妙な共同生活を始める。やがて彼女は復讐を望み、レオンに訓練を頼む。二人の関係は次第に深まりながらも、危険な状況へと進んでいく。
ここがおすすめ!
孤独な主人公と暴力の世界という共通点があり、『ペイバック』好きにも刺さる作品。アクションだけでなく人間ドラマも丁寧に描かれており、感情的な余韻が残る。キャラクターの魅力が際立つ名作だ。
ジョン・ウィック
この映画を一言で表すと?
怒りが爆発する、復讐に特化したアクションの極致。
どんな話?
引退した殺し屋が愛犬を殺されたことをきっかけに、再び裏社会へと戻る。圧倒的な戦闘能力で敵を次々と排除しながら、復讐を果たしていく。シンプルな動機と圧倒的なアクションが特徴の作品。
ここがおすすめ!
シンプルな目的で突き進む主人公像が『ペイバック』と非常に近い。無駄を削ぎ落としたストーリーと爽快なアクションが魅力で、観ていてストレスがない。スタイリッシュな演出も見どころの一つだ。
ヒート
この映画を一言で表すと?
犯罪者と刑事の対峙を描く、重厚なクライムサスペンス。
どんな話?
プロの強盗団を率いる男と、それを追う刑事の攻防を描く。双方の視点から物語が進み、それぞれの信念や生き方が浮かび上がる。緊張感のある駆け引きとリアルな犯罪描写が特徴的。
ここがおすすめ!
裏社会のリアルな描写や緊張感のある展開が『ペイバック』と共通している。キャラクターの心理描写が深く、単なるアクションにとどまらない魅力がある。重厚なドラマを楽しみたい人におすすめの一本だ。



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