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映画『ペンギン・ハイウェイ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ペンギン・ハイウェイ』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ペンギン・ハイウェイ』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ペンギン・ハイウェイ』の結末までのストーリー
  • 『ペンギン・ハイウェイ』を見た感想・レビュー
  • 『ペンギン・ハイウェイ』を見た人におすすめの映画5選

映画『ペンギン・ハイウェイ』の作品情報


出典:Amazonプライムビデオ

製作年 2018年
上映時間 118分
ジャンル アニメ
ファンタジー
SF
ファミリー
監督 石田祐康
キャスト 北香那
蒼井優
釘宮理恵
潘めぐみ
製作国 日本

映画『ペンギン・ハイウェイ』の登場人物(キャスト)

アオヤマ君(北香那)
小学四年生。研究熱心で、常に新しい知識を得ようと勉強を欠かさない。歯科医院のお姉さんに好意を寄せている。情報を整理し、仮説を立てることが得意。
お姉さん(蒼井優)
歯科医院に勤める歯科助手。アオヤマ君と親しくしており、チェスのコーチをしている。物質をペンギンに変える力を持っており、自分でもなぜそんな力があるのか分かっていない。
ウチダ君(釘宮理恵)
アオヤマ君の同級生。彼と一緒にプロジェクト・アマゾンという水源を見つける研究をしている。
ハマモトさん(潘めぐみ)
美人で頭の良い少女。チェスも強く、相対性理論にも興味がある。父親は研究員をしている。森の中で“海”と呼ばれる球体を見つけ、その研究にアオヤマ君たちを誘う。

映画『ペンギン・ハイウェイ』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ペンギン・ハイウェイ』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ペンギン・ハイウェイ』のあらすじ【起】

アオヤマ君は日頃から研究熱心な小学生だった。毎日、知識を身につけ、将来は偉く立派な人になるという目標があった。彼には心に決めた人がおり、それは歯科医院で歯科助手として働くお姉さんだった。お姉さんの大きなおっぱいにも、とても興味があった。お姉さんとは親しくしており、歯の治療のほか、行きつけの喫茶店でチェスのコーチもしてくれていた。

ある朝、彼は空き地にペンギンがいるのを発見する。ペンギンは町のあちこちに出没し、住民たちを驚かせた。南極周辺にしか生息しないペンギンが、なぜ住宅街に現れたのか。興味が湧いたアオヤマ君は、ウチダ君と一緒にこの謎を研究してみることにした。

ペンギンについて調べたアオヤマ君は、ペンギンたちが海から陸に上がる際、一列に歩くことで“ペンギン・ハイウェイ”という道ができることを知る。この言葉を気に入った彼は、この研究のタイトルを“ペンギン・ハイウェイ”と名付けた。

アオヤマ君とウチダ君はプロジェクト・アマゾンという研究も行っていた。水路を辿って水源を見つけようというものだ。それを保留にし、ペンギンについての聞き込み調査を開始した。だが、翌日にはペンギンの姿は全く見かけなくなってしまった。二人はプロジェクト・アマゾンに切り替え、水路を辿りながら林を抜け、随分と遠くまでやってきた。

映画『ペンギン・ハイウェイ』のあらすじ【承】

ペンギンを発見した二人は後を追いかけたが、森の奥へと逃げて行ってしまう。その森は、見ると病気になると噂される“銀の月”がある森だった。だが、アオヤマ君はお構いなしに入っていこうとする。しかし、そこにクラスのガキ大将・スズキ君が子分を連れて現れた。ウチダ君は逃げたが、アオヤマ君は捕まり、自販機に縛りつけられてしまう。

偶然に通り掛かったお姉さんに助けられたアオヤマ君。グラつく歯を糸で抜いてもらうことになり、お姉さんは注意を逸らそうと缶ジュースを空中に放り投げた。すると、缶はみるみるペンギンに変化していった。この間のペンギン騒動は、お姉さんの仕業だったのだ。お姉さん自身も、なぜ自分にこんなことができるのか不明だった。驚くアオヤマ君に、君にこの謎が解けるかい、とお姉さんはいたずらっぽく言った。

謎を解くため、お姉さんに色々な物を投げてもらったが、どれもペンギンにならない。そんな時、ウチダ君が一匹のペンギンを発見。ペンギンはずっと何も食べないという。心配になった二人は電車に乗って水族館に連れていくことにした。だが、町から離れるにつれ、ペンギンは弱っていき、遂には缶ジュースに戻ってしまった。

そのことから、アオヤマ君はペンギンの動力源は、町自体か、もしくはお姉さんから発せられるペンギン・エネルギーで、離れすぎると元に戻ってしまうのだと推測。だが、お姉さんは眠そうにその話を聞いていた。読んだ本の挿絵にジャバウォックという怪物が出てきて、それが怖くて眠れなかったという。

お姉さんが暗闇でチェスの駒をコウモリに変化させたのを見たアオヤマ君は、あることに気がつき、再び実験をしてみた。太陽が出た時を狙ってお姉さんに缶ジュースを投げてもらうと、それはペンギンに変化した。変化には光が必要なようだ。

お姉さんは、以前は海辺の町に住んでいた。アオヤマ君は海を見たことが無かったので、今度、一緒に行こうと約束する。その後、しばらくお姉さんと会えない日が続いた。

アオヤマ君は父親と世界の果てについての話をした。父親から、世界の果ては内側に折りたたまれているという考え方を教えられるが、アオヤマ君には少し難しく、ピンとこなかった。

チェスが得意な同級生・ハマモトさんに勝ったアオヤマ君は、彼女から放課後に付き合ってほしいと声をかけられる。ウチダ君も誘い、三人で“銀の月”の森へやってきた。噂はハマモトさんが流したもので、彼女は二人を連れて森の奥へ進んで行った。その先には広大な草原が広がっていた。そして、そこには水のような物質でできた大きな球体が浮かんでいたのである。

ハマモトさんは、その球体を“海”と呼んでいた。夏休みを利用して、三人で“海”を研究しないかと話を持ちかける。興味津々のアオヤマ君とウチダ君は、それに賛成した。“海”は膨張や収縮を規則的に繰り返していた。

映画『ペンギン・ハイウェイ』のあらすじ【転】

夏祭りで久しぶりにお姉さんと遭遇したアオヤマ君は、元気そうな姿にホッとする。

探査船を組み上げたアオヤマ君は、それで“海”の中の温度を計測しようとするが、探査船は“海”に吸い込まれて消えてしまった。そこにスズキ君たちがやってくる。彼らはアオヤマ君に飛びかかってきたが、お姉さんがたくさんのペンギンを連れて現れ、助けてくれた。

ハマモトさんは、お姉さんとペンギンの秘密について教えてくれなかったアオヤマ君に腹を立てていた。アオヤマ君は、お姉さんに協力してもらってはどうかと提案するが、ハマモトさんはこの研究に大人を参加させたくなかったので反対した。

ペンギンが“海”に近づいた時、互いに反応し合っていた。ペンギンは“海”がまき散らした水滴を破壊していたが、ペンギン・エネルギーの源は“海”ではないかとアオヤマ君は考えていた。しかし、それでは矛盾が生じてしまう。

次第に、町では怪物のような生き物が目撃されるようになった。森にやってきたアオヤマ君とウチダ君は、ペンギンを食べる怪物を目撃。その姿は、お姉さんに見せられた本の挿絵のジャバウォックそっくりだった。

森の秘密が大人たちにバレつつあった。大学の研究員たちが森に来るようになったのだ。彼らが草原に辿り着くのは時間の問題だった。“海”はとても大きくなってきていた。アオヤマ君は危険を感じ、手に負えなくなる前に研究を凍結し、大人たちに任せようとハマモトさんに提案する。だが、研究を続けたい彼女は怒り、お姉さんを守りたいだけでしょうと言って去って行った。

ハマモトさんの父、ハマモト先生は研究員だったが、娘の研究ノートを覗いた際、“海”の存在や、お姉さんとペンギンの関係に気がつく。ハマモト先生はお姉さんの元を訪ね、協力してくれないかとお願いした。

映画『ペンギン・ハイウェイ』の結末・ラスト(ネタバレ)

お姉さんに会いに行ったアオヤマ君は、明日、海辺の町へ行こうと誘われる。だが、電車に乗って町から離れていくと、お姉さんはペンギンと同じように、どんどんと体調を悪くしていった。その時、アオヤマ君はジャバウォックもお姉さんが作り出していることに気がつく。お姉さんがこの数日、何も食べていないことも知り、心配を募らせていった。

夏休みが終わった。スズキ君たちが森の中で小さなジャバウォックを捕まえてきて、皆に見せびらかしていた。そのことで彼らから情報を得ようとした研究員に連れて行かれてしまう。焦ったハマモトさんは森へと急いだが、入り口は閉鎖されていた。スズキ君の暴露を許せなかったハマモトさんは、彼を平手で叩いてしまう。

自分もお姉さんの苦しみを理解したく、断食をすることにしたアオヤマ君。だが、雨の中を濡れて帰り、栄養も摂らなかったせいで風邪をひいてしまう。悪夢に目を覚ました彼のところに、こっそりとお姉さんがお見舞いに来てくれた。彼女は一週間も食べていないという。それを聞いたアオヤマ君は、ある仮説に辿り着き、思わず涙する。そんな彼にお姉さんは、“泣くな、少年”と優しく言葉をかけた。

元気になったアオヤマ君が登校すると、巨大になった“海”に研究員が飲みこまれたというニュースが飛び込んできた。ハマモト先生も飲み込まれてしまったことから、ハマモトさんは動揺する。アオヤマ君はハマモトさんとウチダ君を保健室に連れていくと言って教室を出ると、罪滅ぼしで手を貸してくれたスズキ君たちと共に学校を脱出。彼らが追手を足止めしている間、アオヤマ君はお姉さんのところへ走った。

辿り着いた答えをお姉さんに伝えるアオヤマ君。“海”はこの世界にできた穴で、内側に存在する世界の果てだという。ペンギンたちは“海”を壊していたのではなく、世界を修復していたのではないか、そして、お姉さんは人間ではなく、ペンギンと同じ、世界を修復するために存在する使者なのではないか、と彼は答えた。

お姉さんは色々な物質から何千匹、何万匹というペンギンを作り出し、アオヤマ君と共に“海”の中に突入していった。“海”の中は、まさに世界の果てという言葉がぴったりな不思議な場所だった。二人はペンギンたちが導く先で、無事にハマモト先生たちを見つけ出す。

“海”が消えればペンギンもお姉さんも消えてしまう。その事実にアオヤマ君は俯いたが、お姉さんは覚悟を決めていた。笑顔を作ると、ペンギンに指示を出し、“海”を閉じていった。無事に“海”から研究員を救出し、脱出した二人はいつもの喫茶店へと走っていった。

アオヤマ君はお姉さんが淹れてくれたコーヒーを飲んだ。彼女はアオヤマ君を胸に抱きしめると、偉くなって私を見つけてね、と呟いた。アオヤマ君は、あなたを探しに行きますと答えた。ペンギンたちは全て消えてしまった。店を出たお姉さんは、空き地から笑顔で手を振った。そして、煙のように消えていった。

世界の果てを目指すことに決めたアオヤマ君。世界の果てを目指す道、ペンギン・ハイウェイを辿れば、きっとお姉さんに巡り合えると彼は信じていた。彼にはお姉さんに伝えたいことがたくさんあったのだ。空き地にペンギンのような影を目撃し、アオヤマ君は駆け寄った。それはただの猫だったのだが、草むらには“海”に吸い込まれていった探査船が、ひっそりと転がっていた。

映画『ペンギン・ハイウェイ』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

少年の成長と未知との出会いを描いた『ペンギン・ハイウェイ』は、子供向けと思いきや、大人にこそ響く寓話だと感じました。お姉さんの正体が「海」そのものであるというSF的な設定には驚きましたが、彼女との別れがアオヤマくんの成長を象徴していて、とても切なかったです。夏の匂いと不思議が交差するような独特の世界観が魅力で、どこか『となりのトトロ』にも通じるような温かさがありました。ラストの静けさが、観終わった後も余韻として残ります。(30代 女性)


アオヤマくんの知的で理屈っぽいキャラクターがとても面白く、子どもでありながら世界を分析しようとする姿に共感しました。ペンギンの謎を追う中で、日常が少しずつ非日常へと変化していく様子が自然で、引き込まれました。お姉さんが「海」の化身であるというオチも、哲学的で深い意味を感じさせます。物語の終盤、ペンギンたちが海へと導かれるシーンはとても幻想的で、涙が出そうになりました。(20代 男性)


『ペンギン・ハイウェイ』は、まるで長い夢を見ていたかのような気持ちにさせてくれる作品でした。最初は子供の冒険譚かと思っていましたが、後半になるにつれて、存在や記憶、別れといった深いテーマに向き合わされました。お姉さんの正体が明かされる瞬間、世界が崩れていくような感覚があり、静かな衝撃を受けました。ペンギンがどこから来てどこへ行くのか、その謎が象徴的で美しいです。(40代 女性)


正直、最初はペンギンが出てくるアニメという軽い気持ちで観ましたが、想像以上に内容が濃く、深く心に刺さる作品でした。アオヤマくんの理性的な語り口が物語に落ち着きを与えつつ、お姉さんという不可思議な存在が夢と現実を揺らしてくれます。特に印象的だったのは、学校の裏で広がる「海」のシーン。現実と空想の境界が曖昧になり、不思議な感動に包まれました。(10代 男性)


お姉さんとアオヤマくんの関係がとても切なくて、観終わった後もしばらく余韻が残りました。大人には見えない世界が子どもには見えていて、その中でアオヤマくんが大人になっていく過程が静かに描かれているのが素晴らしかったです。ペンギンという可愛らしい存在を通じて、命や別れ、そして成長を描く表現力は見事だと思います。映像もとても美しく、特に光の描写が印象的でした。(50代 女性)


アニメ映画としての完成度が非常に高く、背景美術や光の演出が幻想的で素晴らしいです。内容は難解な部分もありますが、解釈の余地が多く、それがこの作品の魅力だと思います。お姉さんの正体が「海」だというSF的な設定は唐突にも感じましたが、物語全体を通して見れば、少年の成長と別れの象徴としてうまく機能していたと感じました。観る人によって感想が大きく変わる映画だと思います。(30代 男性)


「海」と「ペンギン」という、現実にはあり得ない組み合わせが、とても詩的で美しいです。アオヤマくんのように、世界を理屈で理解しようとする少年が、不思議な現象に出会うことで感情に目覚めていく様子が丁寧に描かれていました。お姉さんとの別れのシーンは静かで切なく、「あの夏」は確かに終わったんだと実感させられました。思春期の心の動きを繊細に表現した良作です。(20代 女性)


子どもと一緒に観ましたが、大人の私の方が深く感動してしまいました。アオヤマくんの成長物語という視点だけでなく、”未知との遭遇”を通じて、日常がいかに奇跡的で尊いかというテーマを感じました。お姉さんが「海」であるという真実には驚きましたが、それがペンギンという存在と繋がっていく構造が見事。優しさと寂しさが入り混じったラストシーンが印象的です。(40代 男性)


夏の日差し、自由研究、ペンギン。ノスタルジーを刺激されるキーワードが詰まっていて、観ていてとても心地よかったです。お姉さんとアオヤマくんの距離感が絶妙で、ただの恋愛ではなく、人と人の心の交わりを描いているように感じました。物語が進むにつれて明らかになる世界の仕組みと、それを飲み込んで成長していく少年の姿が印象的。大人になった今だからこそ、胸に迫るものがありました。(30代 女性)


ラストシーンでアオヤマくんが「僕は絶対にまた彼女に会いに行く」と言うセリフがとても心に残りました。現実的には叶わない再会かもしれないけど、その希望を持ち続ける姿がまぶしくて、胸が締め付けられました。ペンギンの謎を追うミステリー要素もありつつ、最終的には成長と別れの物語に収束していく構成が見事です。アニメーションの質も非常に高く、心に残る一本でした。(60代 男性)

映画『ペンギン・ハイウェイ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ペンギン・ハイウェイ』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

バケモノの子

この映画を一言で表すと?

異世界で出会った“師弟”が、本当の家族よりも深い絆を育む冒険と成長の物語。

どんな話?

人間界から逃げ込んだ少年・蓮が、バケモノの世界で粗暴だが情に厚いクマテツと出会い、修行と喧嘩を繰り返しながら、次第に父子のような関係を築いていく物語。成長と葛藤を描いた青春ファンタジーです。

ここがおすすめ!

『ペンギン・ハイウェイ』同様、少年の成長と不思議な存在との出会いが物語の軸。背景美術の美しさと感情の描写が見事で、大人が観ても胸に響くテーマが詰まっています。感動のラストは涙なしには見られません。

サマーウォーズ

この映画を一言で表すと?

世界を救うのは、田舎の大家族と数学が得意な少年!

どんな話?

仮想空間OZで起きたAI暴走事件に巻き込まれた高校生・健二が、長野の田舎で出会った大家族と協力しながら、世界規模の危機に立ち向かう姿を描いた青春SFドラマ。家族の絆がテーマです。

ここがおすすめ!

テクノロジーと伝統的な人のつながりが交差するストーリー展開が秀逸で、感動とワクワクが詰まった作品。知的好奇心が旺盛な主人公に共感する人は、『ペンギン・ハイウェイ』との共通点も多く感じられるはずです。

言の葉の庭

この映画を一言で表すと?

雨の庭で交わる、少年と大人の“孤独”と“癒し”の物語。

どんな話?

靴職人を夢見る高校生・タカオと、心に傷を抱えた女性・ユキノが、雨の日にだけ新宿御苑で出会い、言葉少なに交流を深めていく恋愛ドラマ。静けさと余韻に満ちた大人の青春映画です。

ここがおすすめ!

美しい映像表現と繊細な心情描写が光る本作は、『ペンギン・ハイウェイ』に通じる情緒的な世界観があります。年齢や立場を越えた不思議な関係性に魅了される人に特におすすめです。

時をかける少女(2006)

この映画を一言で表すと?

時間を飛び越えても変わらない、初恋のきらめきと切なさ。

どんな話?

普通の女子高生・真琴が、ある日突然“時間を跳躍する力”を手に入れ、繰り返す日常に変化をもたらしていく。友情、恋、そして選択に悩む青春の1ページを、SFの要素と共に描いた名作アニメです。

ここがおすすめ!

“特別な力を持つ日常”という『ペンギン・ハイウェイ』にも通じるテーマを、甘酸っぱく切ない青春ドラマとして描いています。テンポの良さ、音楽のセンス、キャラの魅力も抜群で、何度でも観たくなる一本です。

天空の城ラピュタ

この映画を一言で表すと?

空に浮かぶ伝説の島を巡る、少年少女の壮大な冒険ファンタジー。

どんな話?

空から落ちてきた不思議な少女・シータと出会った少年・パズーが、ラピュタという空中都市の謎を追い、政府や海賊たちの争奪戦に巻き込まれていく冒険譚。宮崎駿監督による不朽の名作です。

ここがおすすめ!

少年少女の出会いと別れ、未知の世界への探究心など、『ペンギン・ハイウェイ』と共通する要素が豊富。アクション、ロマン、そして感動が詰まった王道の冒険ファンタジーは、何歳でも楽しめる傑作です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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