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映画『ペット2』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ペット2』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ペット2』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ペット2』の結末までのストーリー
  • 『ペット2』を見た感想・レビュー
  • 『ペット2』を見た人におすすめの映画5選

映画『ペット2』の作品情報

ペット2

製作年:2019年
上映時間:86分
ジャンル:アニメ、コメディ
監督:クリス・ルノー
キャスト:ケヴィン・ハート、ティファニー・ハディッシュ、ハリソン・フォード、パットン・オズワルト etc

映画『ペット2』の登場人物(キャスト)

マックス(パットン・オズワルト)
ケイティに飼われているジャックラッセル・テリア。臆病で心配性、神経質。子供は嫌いだが、共に生活するようになったリアムのことは全力で守ろうと決める。そのせいで育児ノイローゼになり頻繁に体を掻くようになってしまい、病院でエリザベスカラーを付けられる。
デューイ(エリック・ストーンストリート)
マックスと共にケイティに飼われている雑種。神経質なマックスとは対照的に、大雑把で無神経な性格。
ルースター(ハリソン・フォード)
ケイティの夫であるチャックの叔父、シェップの農場で飼われている牧羊犬。ウェルシュ・シープドック。無口で厳格な性格をしており、臆病なマックスのことを気に入らない。
ギジェット(ジェニー・スレイト)
マックスに恋する白いポメラニアン。マックスが家族旅行に出掛けている間、彼のお気に入りのオモチャ「ミツバチくん」を預かることになる。
スノーボール(ケヴィン・ハート)
モリーという少女に飼われる白うさぎ。その時々で変化するモリーのマイブームに合わせてコスチュームを着せ替えさせられている。現在はヒーローアニメの格好をさせられており、スノーボール本人も役になりきっている。
セルゲイ(ニック・クロール)
サーカス団の悪徳団長。動物達を劣悪な環境下に置き、乱暴な調教を行っている。
ケイティ(エリー・ケンパー)
マックスとデューイの飼い主。チャックと結婚し、リアムという男の子を儲ける。体を掻く癖が治まらないマックスを心配し、デューイと共に彼を家族旅行へ連れて行く。

映画『ペット2』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ペット2』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ペット2』のあらすじ【起】

春を迎えたマンハッタンの公園で、マックスは行き交う子供達を見て顔を顰めた。子供は嫌いだと嘆く彼は、擦れ違ったビーグル犬から、子供が家に来たら生活が激変するぜと声を掛けられた。

ある日、ケイティは散歩の帰り道でチャックと出会い、恋に落ちた二人はやがて結婚しリアムという赤ちゃんを儲けた。最初は寝てばかりいたリアムがはいはいを始めると、マックスの生活はリアムに追いかけられる恐怖に支配された。しかし、彼が言葉を覚えると、二人は親友になった。マックスとデュークはリアムにあんよや外での遊び方を教えるようになり、マックスは彼を一生守ると誓った。元来心配性のマックスは、危険がいっぱいの外の世界にストレスを感じはじめた。

スノーボールは、飼い主のモリーからヒーローの衣装を着せられその気になっていた。ベランダでマックスに話し掛けられたスノーボールは、リアムがまだおねしょをしていると知ると、幼稚園で笑われるぞと馬鹿にする。リアムが自分を連れずに外の世界へ行く筈がないと反発するマックスは、首元を激しく掻いた。

ケイティは、頻繁に体を掻くようになったマックスを心配し、散歩と偽り彼を動物病院へと連れて行った。診察を待っている動物達はみな行動障害を抱えており、マックスは医者にエリザベスカラーを巻かれてしまった。満足に遊ぶこともできなくなってしまったマックスだったが、家族旅行に同行できると知ると、お気に入りのオモチャ「ミツバチくん」を誰かに預かって貰おうと友人らを訪ねた。

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映画『ペット2』のあらすじ【承】

マックスは、ギジェットの部屋を訪れた。「ミツバチくん」を気に入った彼女は、マックスをパパ、自分をママ、「ミツバチくん」を子供に見立てると、マックスが旅行から帰るまで可愛がると約束した。しかし、ギジェットはマックスが旅立った後、寝ぼけて「ミツバチくん」を下の階の部屋に落としてしまった。彼女は慌てて取りに向かったが、そこは目の悪い老婆と無数の狂暴な猫達が住んでいる暗い部屋で、奪取不可能と感じたギジェットは「ミツバチくん」に別れを告げた。

スノーボールは、覇気のないクロエの元で筋トレに励んでいた。そこへシーズーのデイジーがやって来て、彼女は「キャプテン・スノーボール」に、空港で見かけたセイルゲイ・サーカス団のホワイトタイガー、フーを助けてくれと依頼した。ヒーローになりきっているスノーボールは、デイジーと共にサーカス小屋へ侵入した。

家族旅行でチャックの叔父、シェップの農場に着いたマックスとデュークは、勇敢な牧羊犬のルースターと出会った。ルースターは、リアムがベビーサークルに入れられているのを不思議がった。マックスは、リアムを危険から守るためだと説明したが、彼は「経験から学ぶんだ」とその意見を一蹴した。

ギジェットは、「ミツバチくん」を取り戻すため自分を猫にして欲しいとクロエに頼んだ。マタタビでハイになっていたクロエだったが、渋々ギジェットに協力。ギジェットは猫の習性や振る舞いをマスターし、猫達の群れから無事「ミツバチくん」を取り戻した。猫達は、ギジェットの言うことを聞くようになった。

セルゲイのサーカス小屋からフーを逃がしたスノーボールとデイジーは、見張りの狼から追われることになってしまった。

映画『ペット2』のあらすじ【転】

ルースターは、まだ農場に怯えているマックスを連れ、脱走した子羊、コットンを探しに行った。マックスは、軽快に山道を走るルースターを追うだけでも悪戦苦闘していたが、2匹は崖から生えた木に登るコットンを発見。ルースターはマックスに「自分を強いと思い込め」とアドバイスし、彼だけの力でコットンを連れ戻させた。命がけの冒険から戻ったマックスは、自信に溢れていた。

マックスが旅行から帰ると、スノーボールがリアムの部屋にフーを匿っていた。彼らが帰ろうとベランダへ出ると、セルゲイの手下の狼達がアパートの下まで迫ってきているのが見えた。マックスは「内なるルースターに従う」と言い、狼達の元まで降りて彼らを威嚇。その隙にスノーボールとデイジーはフーを屋上へ連れて行ったが、フーは登ってきたセルゲイによって麻酔銃で撃たれ、デイジーと共に再びサーカスに戻されてしまった。

マックスは、スノーボールとサーカス小屋を目指したが、彼らは次の巡業地へ列車で発ってしまっていた。マックスが無線で応援を呼ぶと、大勢の猫を味方に付けたギジェットが老婆を唆し、彼女の車をジャックしてマックスの元を目指した。

映画『ペット2』の結末・ラスト(ネタバレ)

列車に乗り込んだスノーボールとマックスは、砲台に押し込まれたデイジーと、先頭車両にいるフーを助けに向かった。

デイジーのいる車両に着いたスノーボールは、セルゲイの右腕である猿のリトル・セルゲイと対峙した。スノーボールは日ごろのヒーローごっこの成果を発揮するも、リトル・セルゲイのすばしっこい動きに翻弄された。なんとかデイジーを砲台から降ろしたスノーボールは、彼女と協力しリトル・セルゲイを列車の外に打ち上げた。

先頭車両を目指すマックスは、狼達から追われていた。彼が狼に追いつかれそうになった時、飛んできたリトル・セルゲイとぶつかり、マックスは列車から落ちてしまった。全速力で疾走しトンネルに先回りしたマックスは、運転席にダイブしてセルゲイに嚙み付いた。セルゲイとマックス、フーは、線路に投げ出されてしまった。

立ち上がったセルゲイは、フーとマックスに拳銃を向けた。そこへギジェットと猫達の運転する車が追いつき、セルゲイは撥ね飛ばされた。

サーカスから解放されたフーは、目の悪い老婆の家で世話になることになった。老婆は他の猫と同じように、ホワイトタイガーのフーを可愛がった。

スノーボールは、次なるモリーのマイブームであるお姫様の格好に身を包み、優雅にお茶会を楽しんでいた。

リアムは、マックスとデューク、両親の送迎で幼稚園に登園した。彼を心配するばかりだったマックスは「リアムに世界を見せたい。広くて危険で素晴らしい世界を」と決意を新たにしていた。リアムは、マックスとデュークを抱き締めてから幼稚園の門をくぐった。

映画『ペット2』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

幼い頃から動物に慣れ親しみ、現在同じくらいの男の子を持つ身として冒頭から涙が止まらなかった。特に、ラストシーンで犬より号泣するケイティとチャックの気持ちは痛い程分かる。子供と共に成長するマックスの姿にも目頭が熱くなった。

子供が自分の手から離れていく瞬間や、ペットとの別れを想像すると尚更涙が出てくる。前作の『ペット』では飼い主不在の間に彼らが何をしているか、我が家の犬に思いを馳せ感動したが、今作ではマックスに感情移入し過ぎて、息子の誕生と今日までの成長が走馬灯のように駆け巡った。(MIHOシネマ編集部)


普通続編となれば1より勢いが落ちるパターンがほとんどだと思うのだが、この作品については純粋にパワーアップといって間違いない。無駄なシリアスが一切省かれているのも娯楽映画として楽しい。

吹き替えもバナナマンのふたりで、特に日村がキャラクターにぴったりなのも前作同様。ストーリー的テーマは皆無に近いがところどころのセリフで考えさせられるものもある。冗談抜きでペットを飼っているか、動物が好きかどうかで好みが分かれる作品だろうとは思う。(男性 30代)


今回の『ペット2』は、マックスが飼い主一家の赤ちゃんとの生活に戸惑うところから物語が始まり、成長と絆を描いた心温まる展開が印象的でした。牧場での体験を通じて、マックスが恐怖を克服していく姿には子どもだけでなく大人も共感できると思います。スノーボールのスーパーヒーローごっこも笑いを誘い、前作よりコメディ色が強い印象でした。ラストにマックスが勇気を持って赤ちゃんを守る場面は胸が熱くなりました。(20代 男性)


子育て中の母親として観ると、マックスが小さな子どもを守ろうとする姿にとても共感しました。最初は戸惑い、過保護になりすぎてしまう姿は親心そのもの。牧場でルースターと出会い、たくましく成長していく様子は感動的でした。子どもと一緒に観られる映画ですが、大人も「親としての成長物語」として楽しめる内容で、家族全員で観て良かったと思いました。(30代 女性)


マックスとデュークの関係性が深まり、兄弟のように赤ちゃんを守ろうとする展開は微笑ましかったです。特にマックスが勇気を出して危険に立ち向かう姿には、大人でもグッとくるものがありました。コメディリリーフとしてのスノーボールの活躍も良く、アクションシーンは子どもが夢中になって観ていました。大人が観ても楽しめる家族向け作品に仕上がっていると思います。(40代 男性)


小学生の子どもと一緒に観ましたが、笑いどころが多くて家族で楽しめました。特にスノーボールの空想ヒーローシーンは子どもが大喜び。私は牧場でのマックスの成長が心に残りました。ルースターとの交流を通じて「恐怖を克服すること」の大切さを学ぶ展開は、教育的な要素もあって良かったと思います。終盤の列車でのアクションシーンも迫力満点でした。(30代 男性)


ペットたちが飼い主の知らないところで冒険するという設定がやはり楽しいですね。『ペット2』ではマックスの成長が軸になり、親としての視点からも共感できました。加えて、ギジェットが猫屋敷に潜入するエピソードもコミカルで、彼女の奮闘ぶりが印象に残りました。複数のエピソードが並行して進む構成も飽きさせず、最後にすべてがつながる展開はスッキリしました。(20代 女性)


牧場でのエピソードが特に印象的でした。ルースターがマックスに「恐怖を受け入れて前に進め」と教える場面は、子育て世代として心に響きました。アニメーションとしての映像表現も美しく、動物たちの仕草が本当に可愛らしいです。子ども向けと思われがちですが、大人が観ても共感できる人生の教訓が散りばめられていて、期待以上の満足感を得られる映画でした。(50代 男性)


スノーボールのキャラクターが前作よりもパワーアップしていて最高でした。ウサギなのにスーパーヒーロー気取りで、実際に悪党から動物を助ける場面は意外とカッコよく描かれていて笑いました。ギジェットが猫たちに紛れ込むエピソードも笑いどころ満載。全体としてテンポがよく、子どもが最後まで飽きずに観ていたのが印象的でした。エンタメ要素が強化された良作だと思います。(20代 男性)


『ペット2』は単なる子ども向け映画ではなく、大人にとってもメッセージ性がありました。マックスが恐怖に打ち勝つ姿は、子どもが成長する過程を見守る親の気持ちと重なり、感情移入できました。また、ギジェットの奮闘やスノーボールのドタバタ劇が全体のバランスを取っていて、観ていて退屈しません。ユーモアと感動のバランスが絶妙でした。(40代 女性)

映画『ペット2』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ペット2』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ズートピア

この映画を一言で表すと?

動物たちの大都会で繰り広げられる友情と冒険の物語。

どんな話?

動物たちが人間のように暮らす大都会「ズートピア」で、ウサギの新米警官ジュディと詐欺師キツネのニックが失踪事件に挑む。対立や偏見を超え、互いに信頼し合う中で成長していく姿が描かれます。ユーモアとスリルに満ちたアドベンチャーです。

ここがおすすめ!

カラフルで魅力的な動物たちが多数登場し、子どもから大人まで楽しめる内容。差別や偏見といった社会的テーマをコミカルに描きながら、最後には感動的なメッセージを残します。『ペット2』の動物たちの冒険が好きな人にはぴったりです。

トイ・ストーリー4

この映画を一言で表すと?

おもちゃたちの絆と別れを描く感動のアニメーション。

どんな話?

ウッディたちは新しい持ち主ボニーと暮らしながら、新しい仲間フォーキーと出会う。冒険を通じて仲間との絆を深める一方で、ウッディが自らの存在意義を見つめ直す姿が描かれます。ユーモアと切なさが共存する物語です。

ここがおすすめ!

シリーズを通して培われた友情と冒険の集大成。笑いと涙が絶妙に組み合わさり、大人も深く感動できるストーリー。『ペット2』同様、キャラクターたちの成長や仲間との絆に心が温まるはずです。

ファインディング・ドリー

この映画を一言で表すと?

記憶をなくした魚が「家族」を探す心温まる冒険。

どんな話?

忘れっぽいドリーが自分の家族を探すため、ニモやマーリンと共に冒険に出る。海を舞台に、さまざまな仲間との出会いと困難を乗り越えながら、家族の意味と絆を再発見していきます。

ここがおすすめ!

美しい海の映像と個性豊かなキャラクターたちが魅力。家族愛と仲間とのつながりを描く物語は、笑いと感動の両方を届けてくれます。『ペット2』の「家族を守る勇気」に心を動かされた人におすすめです。

長ぐつをはいたネコと9つの命

この映画を一言で表すと?

命を懸けたネコの冒険と成長を描いたダークファンタジー。

どんな話?

大胆不敵な長ぐつをはいたネコは、残された命があと1つしかないことに気づき、不死を求める旅に出る。しかし仲間との出会いや困難を通じて、本当に大切なものを見つけていく物語です。

ここがおすすめ!

ユーモラスでありながら哲学的なテーマも描かれ、映像もスタイリッシュ。『ペット2』のように動物キャラクターが成長する物語が好きな人におすすめ。家族全員で楽しめる冒険活劇です。

モンスターズ・ユニバーシティ

この映画を一言で表すと?

友情と努力の大切さを描いた青春ストーリー。

どんな話?

サリーとマイクが「怖がらせ屋」を目指して大学に通う青春時代を描く。ライバル関係から始まった二人が、やがて最強のコンビへと成長していく過程をユーモアたっぷりに描いた前日譚です。

ここがおすすめ!

友情や努力の大切さを描いた心温まるストーリーで、大人も共感できる内容。『ペット2』同様、キャラクター同士の掛け合いが楽しく、笑いと感動の両方を味わえる作品です。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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