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映画『ペトルーニャに祝福を』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ペトルーニャに祝福を』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ペトルーニャに祝福を』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0062238

製作年 2019年
上映時間 100分
ジャンル ドラマ
監督 テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ
キャスト ゾリツァ・ヌシェヴァ
ラビナ・ミテフスカ
シメオン・ダメフスキ
スアド・ベゴフスキ
製作国 北マケドニア
フランス
ベルギー
クロアチア
スロヴェニア

映画『ペトルーニャに祝福を』の登場人物(キャスト)

ペトルーニャ(ゾリツァ・ヌシェヴァ)
父と母と暮らす30代の女性。不幸のどん底にいることを感じている。学生時代に中国の歴史を専攻し優秀な成績を残すも就職歴がなく、今も仕事を探している。
スラヴィツァ(ラビナ・ミテフスカ)
テレビリポーターの女性。
司祭(スアド・ベゴフスキ)
伝統行事の十字架の儀式を取り仕切っていた司祭。

映画『ペトルーニャに祝福を』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ペトルーニャに祝福を』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ペトルーニャに祝福を』のあらすじ【起】

自然の中を喪服姿で十字架を持った行列が通過していく。

朝早くに母に起こされた女性ペトルーニャは1時間後に仕事の面接を控えており、母に早く朝食を摂るよう促される。
予定通りに面接に向かうペトルーニャだったが、母が後をつけてきた。面接に向かう娘に年齢を偽るよう伝えにきた母とペトルーニャは言い合いになってしまう。別の日には面接時に名前を変えるよう言われた。

憂鬱な気分で会いに行った友人は、彼氏との旅行に浮き足立っていた。

今回の面接はおばの紹介による職場だった。着いてみると裁縫をしている女性たちが働いている現場だったが、ペトルーニャは裁縫ができない。
面接で相手の男性にペトルーニャはからかわれ、体を触られたうえに「そそられないから」と落とされてしまった。

仕事が決まらなかった帰り道、ペトルーニャは川の近くで男性の行列に出くわした。

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映画『ペトルーニャに祝福を』のあらすじ【承】

十字架を探しに川へ飛び込む男性たちの祭典にペトルーニャは乱入してしまう。注目を集め司祭を呆れさせ、通行人に撮影をされるも、1つしかない十字架を彼女は見事手に入れる。しかし参加中の男性たちに略奪されたうえに、私がとったという主張は無視をされてしまった。
不正をされたことに悔しさを募らせるペトルーニャ。「女が取るのは禁止だ」と男性たちは異議を唱えるも神父の計らいによって十字架は彼女のものとなった。

ずぶ濡れで帰宅し涙を流すペトルーニャ。自宅で両親と、十字架の儀式に乱入した女性が十字架を取ったとニュースになっているのを見る。
さらに十字架を持って逃走してしまっているとして警察に捜索をされているのだそうだ。ニュースを見た母は、この騒ぎになっている女性は自分の娘なのではないかと思い当たる。

神聖なもので持ち帰ってきてはいけなかった十字架を隠し持っている娘を咎める。親子は激しいけんかになり、ペトルーニャは通報され、警察に連行されてしまった。

映画『ペトルーニャに祝福を』のあらすじ【転】

テレビリポーターのスラヴィツァから警察を通して電話がかかってくる。助けたいと申し出るスラヴィツァの電話を、ペトルーニャは切ってしまった。
スラヴィツァはこのニュースを自分たちのチャンスだと感じていた。そこで世間の目を覚ますために力を尽くそうとする。

きちんと取り調べに応じないペトルーニャは夜まで拘束される。

その間にスラヴィツァはペトルーニャの実家を訪れ、両親にインタビューをした。そしてペトルーニャが職を探しているものの賢くよい女性であることをはっきりと報道する。

警察署には儀式に参加した男性たちが集まっていた。スラヴィツァは彼らをうまくはめ、「女性が取った」と明言をさせた。
釈放されたペトルーニャは男性たちと記者に取り囲まれる。汚い言葉やバケツの水を浴びせられ、今度は保護のために警察署に連れ戻される。

スラヴィツァは、男女差別や序列についての問題を世界に向けてきちんと報道しようとする。

映画『ペトルーニャに祝福を』の結末・ラスト(ネタバレ)

ペトルーニャは警察官に悪気はなかったこと、儀式は男性のみのものだと知らなかったと伝え、仕事があることの羨ましさをこぼす。しかしその警官は、ペトルーニャに親切にしない同僚たちに呆れているところだった。
警察署長に嘘をつかれ、十字架は奪われ金庫にしまわれてしまう。
そこへ今朝もけんかをしたペトルーニャの母が署に会いにきた。

スラヴィツァは上司に叱られてもカメラマンからカメラを取り上げ、ペトルーニャのための報道をしようとする。テレビに向かって、神様が女だったらあなたたちはどうする?という主張をしていった。

母と和解をしたペトルーニャは自分にも祝福があることを感じ、強くなる。そして釈放された後、自らの手で司祭へ十字架を返す。
君のだと言ってくれた男性に向かって、わたしには必要ないがあなたと彼らには必要だろうと言い残して去っていった。

映画『ペトルーニャに祝福を』の感想・評価・レビュー

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映画『ペトルーニャに祝福を』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ペトルーニャに祝福を』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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