この記事では、映画『プラットフォーム』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『プラットフォーム』の作品情報
出典:https://cdn.store-tsutaya.tsite.jp/images/extdata/04/00/00/37/51/01/375128_02_01.jpg
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 94分 |
ジャンル | スリラー SF ホラー |
監督 | ガルデル・ガステル=ウルティア |
キャスト | イバン・マサゲ アントニア・サン・フアン ソリオン・エギレオル エミリオ・ブアレ アレクサンドラ・マサンカイ |
製作国 | スペイン |
映画『プラットフォーム』の登場人物(キャスト)
- ゴレン(イバン・マサゲ)
- 自ら”穴”の中に入った男。
- トリマガシ(ソリオン・エギレオル)
- ゴレンと最初に同室になった老人。
- ミハル(アレクサンドラ・マサンカイ)
- “穴”の中で息子を探す女。毎月プラットフォームに乗って下の階へ行く。
- イモギリ(アントニア・サン・フアン)
- トリマガシの次にゴレンと同室になった女。元”穴”の管理職員。
- バハラト(エミリオ・ブアレ)
- イモギリの次のゴレンと同室になった男。”穴”からの脱出を目論む。
映画『プラットフォーム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『プラットフォーム』のあらすじ【起】
ある日、ゴレンは目を覚ますと”穴”と呼ばれる建物の中の一室にいた。そこは部屋が階層に連なっており、真ん中に四角い穴が空いている場所であった。ゴレンは”穴”を半年間耐え抜いた証明書を貰う目的で、自ら”穴”に入った。同室の老人はトリマガシという男で、人を死なせてしまった結果ここに来たと話した。トリマガシは、ここではひと月ごとに人々の階層が変えられ、上下の部屋での会話は厳禁であり、食事は”プラットフォーム”という部屋の真ん中の穴を通過する台座の上にあるものを食べるのだと説明した。台座には豪勢な食事が用意されているが、一番上の階から順に食べた食べ残しがやってくるため、階層が低ければ低いほど飢えに苦しむのであった。
残飯を食べることに抵抗があったゴレンは食事を拒否するが、空腹に耐えかねてリンゴを一つ台座から取った。しかしゴレンがリンゴを食べずに持っているうちに、室温がどんどん上昇し、食べ物を保存しておくことも死に繋がることがわかった。
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映画『プラットフォーム』のあらすじ【承】
“穴”には一つの物だけ持ち込みが許可されており、ゴレンはドンキホーテの本、トリマガシはナイフを持ち込んでいた。
ある日、”プラットフォーム”に乗ってミハルという女性が降りてきた。ミハルは自分の子供を探していると言うが、ミハルを襲う男がいれば彼女は相手を殺してでも反撃していた。ゴレンは彼女を助けたいと思ったが、自分に出来ることは何もなかった。
一ヶ月後、ゴレンとトリマガシが目を覚ましたのは171階であった。目を覚ましたゴレンは、ベッドに縛り付けられていた。171階来る食料はほとんど残らず飢えを待つだけだと思ったトリマガシは、ゴレンの体を食べようとしていた。トリマガシが死なない程度に切り取ると言いゴレンにナイフを突き刺そうとした瞬間、”プラットフォーム”に乗ってきたミハルが現れ彼を助けた。ゴレンはトリマガシを殺し、ミハルは171階に残って怪我を負ったゴレンを看病した。しかし二人は餓えによる命の危機を感じ、殺したトリマガシを食べることにした。
映画『プラットフォーム』のあらすじ【転】
再び気を失って目を覚ましたゴレンは33階にいた。同室にはイモギリという女性がおり、彼女は飼い犬を持ち込んでいた。イモギリは自分は元々ここの管理職員であり事情に詳しく、階層は200階まで存在していることを話した。そして与えられる食事は一人一人が適切な量だけを食べることで、最下層まで行き渡ることができると言った。
そこに再び”プラットフォーム”に乗ったミハルが降りてくるが、イモギリはここに16歳以下は入れず、そもそも彼女に子供はいないということをゴレンに教えた。
そして次に目を覚ましたゴレンがいたのは202階であった。イモギリの言う200階よりさらに下の階層が存在したことに絶望したゴレンは、首を吊ったイモギリの死体を見つけた。ゴレンは飢えに苦しみ、持ち込んだ本をちぎって口に入れるが飢えを凌げなかった。ゴレンは生き延びるためにイモギリの死体を食べることにした。
映画『プラットフォーム』の結末・ラスト(ネタバレ)
次にゴレンが目を覚ますと、そこは6階であり同室はバハラトという男であった。”穴”からの脱出を試みようとするバハラトに、ゴレンは下の階の人々に均等に食事を分け与えようと提案した。了承したバハラトとゴレンは”プラットフォーム”に乗り階下へと進んでいくが、二人を攻撃してでも食事を奪っていく者もいた。その中で出会ったある男が、誰も手をつけていない食事を一品でも一番上に返すことができれば、”穴”の管理者へメッセージとして送ることができると言った。それを聞いたゴレンはパンナコッタを一品隠し持った。
ゴレンは途中の階で重傷を負ったミハルに出会うが、彼女は死んでしまった。
そしてゴレンは最下層である333階に着いた。そこは暗闇が続く何もない空間であった。途中で致命傷を負ったバハラトは死んでしまった。333階には一人の子供がいた。お腹を空かせていた子供にゴレンはパンナコッタを与えた。ゴレンはそこで、子供を一番上の階まで戻すことが真のメッセージになるという幻覚を見た。ゴレンは”プラットフォーム”に子供を乗せると上に行かせ、ただ一人最下層に残ることを決意した。
映画『プラットフォーム』の感想・評価・レビュー
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映画『プラットフォーム』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『プラットフォーム』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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