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映画『プレイタイム(1967)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『プレイタイム(1967)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『プレイタイム(1967)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0057885

製作年 1967年
上映時間 123分
ジャンル コメディ
ヒューマンドラマ
監督 ジャック・タチ
キャスト ジャック・タチ
バーバラ・デネック
ジャクリーヌ・ル・コンテ
製作国 フランス

映画『プレイタイム(1967)』の登場人物(キャスト)

ユロ氏(ジャック・タチ)
チロル帽に長いパイプがトレードマークの紳士。一流会社に就職するため、田舎街からパリに出て来た。面接を待っている間に、見慣れない近代的な街並みとハイテクなシステムを物珍しそうに見学。そうこうしている内にビルで迷子に。街中でやたらと知人に声を掛けられ、家に招かれたり、高級レストランに連れて行かれたり、場違いな思いをすることに。
バーバラ(バーバラ・デネック)
アメリカからパリへ観光にやって来た若い女性で、ツアー客として団体行動をしている。パリの風景をカメラに収めようとするが、街はどこも似たような光景で中々いい写真が撮れない。偶然出会ったユロ氏と触れ合い、ドタバタに巻き込まれながらも楽しい1日を過ごす。
ジファール氏(ジョルジュ・モンタン)
ユロ氏が訪れた会社の面接係。忙しすぎて常に何かしらの対応に追われており、待たせている間にユロ氏がいなくなってしまう。その後、街で犬の散歩をしている時に偶然ユロ氏と再会し話をつけることができた。

映画『プレイタイム(1967)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『プレイタイム(1967)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『プレイタイム(1967)』のあらすじ【起】

そう遠くはない未来。田舎町から出て来たユロ氏は、近代的なビルが立ち並ぶパリの街にやって来た。一方、オルリー空港は多くの観光客で溢れており、その中には観光ツアーでやって来たアメリカ人のバーバラもいた。

路線バスを降りたユロ氏は、面接のため大会社が入るガラス張りの高層ビルを訪れる。玄関で係員に担当者を呼んでもらうが、老警備員は慣れないハイテク機械に悪戦苦闘。長いこと待たされ、ようやく長い廊下の向こうから面接係のジファール氏がやって来た。対応してくれるのかと思いきや、今度は別室に通されてさらに待てと言われる。まだかまだかと落ち着かないユロ氏だったが、ジファール氏は他の対応で忙しく、一向に相手してくれない。仕方なくウロウロして時間を潰していると、間違ってエレベータに乗って上の階に上がってしまうユロ氏。

上階から下を見下ろすと、仕切りで区切られた無数のオフィスを見渡すことができた。ジファール氏を発見したユロ氏は下に降りていくが、今度は迷路のようなオフィスに目が回ってしまう。

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映画『プレイタイム(1967)』のあらすじ【承】

そうこうしているうちに、知らずに向かいのビルに入ってしまったユロ氏。気がついてビルを出ようとするが、建物で開催されている国際見本市の展示会にやって来た団体客たちによって中へ押し戻されてしまう。

展示会場にはバーバラを含むアメリカ人観光客たちもやって来た。バーバラはビルに入る前に記念写真を撮りたいと思い、花屋の前でカメラを構えるが、通行人が邪魔で中々シャッターを押せない。

取り立てて興味があるわけではないが、展示会場をウロウロするユロ氏。ドイツのメーカーの展示ブースにやって来たユロ氏は、いでたちが似た迷惑な客と間違われて怒鳴られる。何とか誤解は解けるが、今度は客にスタッフと間違われてしまうなどドタバタ続き。

観光客は自由時間が終わりバスに戻っていく。ユロ氏もやっと展示場から抜け出せたが、今度は道の反対側から声を掛けて来る者がいる。どうやら知り合いのようだが、彼は車で走り出してしまい、慌てて追い掛けることになるユロ氏。

ジファール氏もようやくひと段落つきユロ氏を探すが、結局会えずじまい。

映画『プレイタイム(1967)』のあらすじ【転】

あたりはすっかり暗くなった。路線バスを降りたユロ氏は、今度は軍隊時代の友人シュナイダーと遭遇。言われるがまま彼の家に招き入れられるが、全面ガラス張りのリビングに落ち着かず早く帰りたい。見たくもないホームビデオを見せられそうになったので、そそくさと退散する。

一方、ホテルに到着したバーバラたち観光客だったが、今度はすぐナイトツアーにでかけるため皆めかしこんで部屋を出る。今度こそはとカメラを構えるバーバラだったが、早くバスに乗るよう添乗員に急かされる。

街では今夜開店の高級レストランに続々と客人が来店する。しかし、工事が遅れていてバタバタの店内。ペンキが乾いていないわ、床は剥がれるわで、給仕長は設計した建築家にしきりに文句を言っている。また、予約席を勝手に変えた客のせいで、フロアは大混乱。クレームが殺到する中、ステージではバンド演奏が始まる。

バーバラたちもレストランにやって来る。その頃ユロ氏は、レストランの向かいにあるカフェで慎ましくパンを頬張っていた。そこへ昼間の知人がまた声を掛けて来る。彼はどうやらレストランのドアマンをしているようで、店へ来ないかと誘われ無理矢理連れて行かれる。

映画『プレイタイム(1967)』の結末・ラスト(ネタバレ)

ドアマンがユロ氏を強引に店へ引き入れようとしたことが災いして、ドアのガラスが砕け散ってしまう。しかし、客人たちがひっきりなしにやって来るので、慌ててエスコートするドアマン。

しっちゃかめっちゃかな店内では、ジャズバンドの演奏が始まり盛り上がりは最高潮に。バーバラとユロ氏は流れで一緒に踊ることになったが、酔った客が暴れて天井と壁が崩落。めちゃくちゃな状況にバンドが怒って帰ってしまい、バーバラが代わりにピアノを弾くことになる。店内はもうやりたい放題の大騒ぎ。

夜が明け、客人たちは皆店をあとにしていくが、今度はレストランの向かいのカフェが大忙しに。やっと花屋の前で写真を撮ることができたバーバラ。土産物屋に立ち寄り、バーバラに内緒でプレゼントのスカーフを買うユロ氏。またドジを踏んで渡せないまま、バーバラとはぐれてしまうが、近くにいた見ず知らずの人に頼んで無事彼女のもとにプレゼントが渡った。楽しい思い出とスカーフを胸に、バーバラはオルリー空港へと向かうのだった。

映画『プレイタイム(1967)』の感想・評価・レビュー

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映画『プレイタイム(1967)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『プレイタイム(1967)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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