海外ドラマ『プリズン・ブレイク シーズン3』の概要:様々な困難、出会いや再開を通してパナマの腐敗しきったSONA刑務所に投獄されることになってしまったマイケル。彼の投獄の背景には組織の要人の脱獄の手助けというものがあった。無事にフォックスリバーから脱獄した彼は再度SONA刑務所からの脱獄を強いられるのであった。
海外ドラマ『プリズン・ブレイク シーズン3』の作品情報
話数:全13話
ジャンル:アクション
海外ドラマ『プリズン・ブレイク シーズン3』の登場人物(キャスト)
- マイケル・スコフィールド(ウェントワース・ミラー)
- 元建築技術士。FBIからの逃亡には成功したものの組織に捕まりSONA刑務所へと収監されてしまう。
- リンカーン・バローズ(ドミニク・パーセル)
- マイケルの兄。以前とは違い、マイケルを檻の外からサポートする。
- サラ・タンクレディ(サラ・ウェイン・キャリーズ)
- フォックスリバーで女医をしていた。人質として組織に拘束される。
- フェルナンド・スクレ(アマウリー・ノラスコ)
- マイケルと同じ牢屋に収監されていた人物。未だにマリクルーズとの再開を求め、翻弄する。
- セオドア・バックウェル / Tバック(ロバート・ネッパー)
- マイケルとともにSONA刑務所に収監される。
- ブラッド・ベリック(ウェイド・ウィリアムズ)
- SONA刑務所に収監され、家畜のような惨めな扱いを受ける。
- アレクサンダー・マホーン(ウィリアム・フィクナー)
- 元FBI捜査官。マイケルとともに収監され、薬も切れた状態で絶望の淵に立つ。
- ジェームス・ウィスラー(クリス・ヴァンス)
- 自信を漁師だと名乗る男。組織はマイケルを使って彼の脱獄を要求する。
- ルチェロ(ロバート・ウィズダム)
- SONA刑務所内のボス。
- スーザン・B・アンソニー(ジョディ・リン・オキーフ)
- 組織とリンカーンとの連絡役。
海外ドラマ『プリズン・ブレイク シーズン3』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 ようこそジャングルへ
マイケル(ウェントワース・ミラー)は豪雨の中、囚人たちが無秩序に歓声をあげる刑務所にマホーン(ウィリアム・フィクナー)と共に身を置いていた。無罪になったリンカーン(ドミニク・パーセル)は彼の釈放を求めるが、逆に刑務所の劣悪な環境を聞かされ、檻の外に出る方法は死ぬ以外ないと聞かされ顔を青くする。マイケルとマホーンの他にも、ベリック(ウェイド・ウィリアムズ)が下着姿一枚で泥混じりの水たまりの水を飲むように強要されるなど劣悪な環境での投獄生活を強いられていた。マホーンも過去のトラウマに縛られ、更には常用していた薬も獄中では使用できないという状況に苦しんでいた。彼はマイケルに助けを求めるが、父親を殺されたマイケルの恨みは消えておらず、彼の助けには応じない。そんな折、リンカーンがマイケルの面会に訪れる。以前とは正反対の立場にいる彼らだったが、マイケルはサラ(サラ・ウェイン・キャリーズ)を見つけ出すことを頼み込む。
マイケルとマホーンは刑務所内でルチェロ(ロバート・ウィズダム)による”オリエンテーション”が行われていた。オリエンテーションといっても彼による洗礼儀式のようなもので、囚人たちが彼をボスとして認識し従うように脅迫するマインドコントロールのようなものだった。そこでルチェロに逆らってしまったマイケルは彼にマークされてしまう。
マイケルは更にTバック(ロバート・ネッパー)も同じSONA刑務所に収監されているという衝撃的な事実を知る。彼は呆気にとられていると、彼に面会があることを知らせるアナウンスが鳴り響く。面会者は組織の手先で彼の釈放と交換条件を持ちかけるが、マイケルはそれを断ってしまう。
ルチェロはマイケルのことが気に食わずに彼を決闘させる指示を出す。戦いを前に緊張するマイケルの元にマホーンが訪れ、戦いのアドバイスを授ける。自分に味方をするマホーンに驚いたマイケルだったが、マホーンは彼に生き延びることを伝えるとその場を去ってしまった。殺人を犯すことのできないマイケルは戦いの中、今までにないほどの葛藤と苦悩に襲われる。マホーンは武器を使うという相手のルール違反を口実に戦いに参戦するとマイケルの代わりに相手を殺害するのだった。
リンカーンは再度マイケルの元に面会するが、組織からLJ(マーシャル・オールマン)とサラが人質に取られていることを伝え、組織に協力するように説得する。組織の要求は一週間以内にジェームス・ウィスラー(クリス・ヴァンス)という男を脱獄させることだった。LJとサラの命がかかっていることを知り、マイケルには選択の余地はなかった。
第2話 第三の男
決闘の末に注目の的になってしまったマイケルとマホーン。LJとサラの命を救うためにジェームス・ウィスラーに近づこうと試みるマイケルだったが、彼の行方を知るものは刑務所の中にはいないようだった。一週間という限られた時間の中でウィスラーの行方探しから始まってしまったマイケルの任務だったが、幸運にもベリックがヒントとなる情報を持っていた。彼はヒントを元にウィスラーを探し出すが、彼は囚人たちから追われる身であって脱獄は難しいとマイケルに伝える。マホーンも同じくウィスラーの居場所を突き止め、彼を捕まえてしまったのだ。彼の意表をついて逃げ出したウィスラーだったが、すぐに追い詰められてしまう。
所変わって、リンカーンは組織との窓口であるスーザンと会っていた。彼女はマイケルが仕事をするかどうかを毎日確認すると彼に伝えた。マイケルの元に面会に向かうと、偶然にもスクレに再開する。彼はスクレに手助けを求めるが、スクレはマリクルーズの居場所を突き止めたので彼女の元へと向かうと去ってしまう。しかし、マリクルーズの安全を確保する最善の策は彼女らと距離を置くことだと気づいてしまったスクレは、彼女に電話越しで彼の愛と帰れないという事実を伝えるのであった。
刑務所の中ではルチェロに反感を抱く者が不穏な空気を作り出していた。深刻な水不足が原因の暴動の兆しだったが、Tバックはそれに乗じて刑務所の中の地位を築き始めていた。さらに彼はルチェロからの株を上げるためにベリックを利用し、ルチェロにウィスラーの居場所を密告してしまう。Tバックはそれをきっかけにルチェロの手下として確固たる地位を勝ち取るのだった。
いよいよルチェロに対する暴動が本格化して、囚人たちの暴徒化は避けられないものになっていた。その中、マイケルはアルコールとビニールバッグを用意すると何か計画を練っていた。一方マホーンは暴動の中でウィスラーを地上まで連れ出してしまう。マイケルはアルコールを排水管の中に落とすとそこに火をつけた。マイケルは建築技師時代の知恵を使って壊れていた水道管を修理したのだった。マイケルはルチェロに使える男だと認めさせることに成功する。彼の水道管の修理のおかげで暴徒化した囚人も鎮静、さらにはウィスラーも刑務所の中では自由の身になるのだった。
ウィスラーはマイケルに継の計画を問うが、マイケルの頭の中には何一つ計画はなかった。
第3話 望みなき者
リンカーンはウィスラーの手に渡るはずだった野鳥の小冊子を眺め、マイケルの助けになるヒントを探し続けていた。そんな中マリクルーズの元に戻らないと決意したスクレがリンカーンの滞在するホテルに訪れるが、お互いの不安定な精神状態のために衝突してしまう。一方マイケルもタイムリミットの迫る中三日間も何もせずに過ごしてしまっていることに焦燥感を覚えていた。彼はモチベーションを上げるためにもサラと電話を通して会話する必要があった。マイケルはルチェロの持つ携帯電話に目を付け、手下として信頼を得ているTバックに取引を持ちかける。
刑務所の中ではまたしてもルチェロに対する下克上が水面下で計画されているようだった。ルチェロの推察では彼の側近の中の一人が何かを企てているという考えだ。一方Tバックはルチェロが散髪に出かけている間に携帯を盗み出しマイケルに渡す。無事にサラと会話することに成功したマイケルであったが、ルチェロには誰かが携帯を盗んだことがバレてしまう。
リンカーンはマイケルがサラから電話越しに受け取った手がかりをヒントに彼らが拘束されている建物を見つけ出すが、あと一歩の時点で組織に連れ去られてしまう。
マイケルはサラのために、ウィスラーは彼の交際相手のためにと共通の目的を見出した彼らは協力し、お互いの持っている状況を交換する。
サラとLJの救出に失敗したリンカーンはスーザンから電話を受ける。彼女はリンカーンの心情を察するとともに二度と馬鹿げた真似はしないようにと伝えると、彼の滞在するホテルのガレージに置いてあるものを確認するように支持する。リンカーンが支持された場所まで行くと、底に血の滲んだ白い箱が置いてあった。彼は中身を確認すると今までに見せたこともない動揺の表情を見せるのだった。
みんなの感想・レビュー