この記事では、映画『サイコ・ゴアマン』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『サイコ・ゴアマン』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0065320
| 製作年 | 2020年 |
|---|---|
| 上映時間 | 94分 |
| ジャンル | ホラー コメディ |
| 監督 | スティーヴン・コスタンスキ |
| キャスト | ニタ＝ジョゼ・ハンナ オーウェン・マイア アダム・ブルックス マシュー・ニネーバー |
| 製作国 | カナダ |
映画『サイコ・ゴアマン』の登場人物（キャスト）
- ミミ（ニタ＝ジョゼ・ハンナ）
- カナダの田舎町に住む、勝気な少女。その勝気さゆえ、兄のルークもミミには逆らえずにいる。
- ルーク（オーウェン・マイヤー）
- ミミの兄。兄であるのだが、妹のミミの言いなりになっている。
- アラスター（スカウト・フリント）
- ルークとミミの友人。
- サイコ・ゴアマン / 略称：PG（演：マシュー・ニネバー / 声：スティーブ・ヴラホス）
- 遥か昔、宇宙の彼方にあるガイガックス星を恐怖に陥れた魔王。
映画『サイコ・ゴアマン』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『サイコ・ゴアマン』のあらすじ【起】
遥か昔のこと、ガイガックスという惑星で強力な悪魔が誕生する。しかし正義の勢力が結集し、悪魔を封じ込むことに成功する。
それから長い時が流れ、現在のカナダの地で。田舎町に住む少女・ミミは兄のルークと、自分たちで考案した過激な遊び「クレイジーボール」を楽しんでいた。2人は家の庭に何かが埋まっていることに気付き、勝気なミミは兄のルークに夜遅くまで庭を掘り続けさせる。
すると2人は掘り続けた先に、赤く点滅するランプの付いた石盤のようなものを発見する。ミミが適当な呪文を唱えて石板を押してみるとランプが外れ、それをミミが手にすると同時に、石板の周囲が揺れ動き始める。ミミは慌ててルークに石板を埋めさせると、何事もなかったようにベッドに戻る。
その夜、ミミの家からほど近い倉庫で、盗賊団がその日の成果を話しあっていると、そこに甲冑を身にまとった魔王のような姿の謎の怪物が現れ、盗賊団を皆殺しにしてしまう。次の夜、ミミとルークは掘った穴から足跡が続いていることを知り、森を抜けてその足跡をたどっていく。
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映画『サイコ・ゴアマン』のあらすじ【承】
ミミたちが森を出たところにあった倉庫に入ると、そこは盗賊団のいた倉庫で、魔王姿の怪物が現れる。魔王はミミたちに迫ってくるが、ミミはここで、昨日掘り出した赤いランプが光り始めたことに気付く。
ランプが魔王と関係していることを察したミミは勝気さを発揮し、「あなたにいい名前を付けてあげる」と告げ、魔王を「サイコ・ゴアマン」と名付けると、これからは頭文字の「PG」で呼ぶからと一方的に宣告する。
PGこと魔王は「俺には絶対的な力がある！」とミミたちを脅そうとするものの、自分の持つ赤いランプがPGの弱点らしいことに気付いたミミは、「黙って大人しく座ってて」と逆にPGに命令する。弱点を握られたPGも仕方なく、倉庫の隅にじっと座り込む。
その頃、銀河系の遥か彼方で、テンプルの騎士団と呼ばれる宇宙人たちが、地球に埋めたガイガックスの悪魔の封印が解けたことを察知する。騎士団のリーダー・パンドラは地球に向かい、悪魔を始末することを決意する。
映画『サイコ・ゴアマン』のあらすじ【転】
次の日ミミがルークと友人のアラスターを連れて倉庫に行くと、PGは自らの血塗られた歴史を語り始める。PGはガイガックスの惑星で、支配階級だったテンプル騎士団に強制労働をさせられている奴隷だった。しかしPGは、古代の魔術師が暗黒のエネルギーを集めた宝石を見つけ、その力を身に付けて騎士団への復讐を開始する。
宝石の力でガイガックスを我が物にし、他の惑星まで侵攻し始めたPGだったが、騎士団と惑星連合により宝石を奪われ、地球の地に封印されてしまったのだった。その宝石がミミが見つけた赤いランプで、ミミはPGの話にも興味を持たず、退屈だからと帰ってしまう。
家に戻ったミミは暇つぶしの遊び相手として、赤い宝石でPGを呼び寄せる。そこでアラスターが帰ろうとすると、ミミはアラスターを引き留めてとPGに指示する。するとPGはアラスターを、アメーバのような怪物に変えてしまう。
その日からミミはPGとクレイジーボールで遊んだり、共に町に買い物に行くなど、アメーバ化されたままのアラスターも交えて楽しい日々を送り始める。しかしPGは密かに、銀河の彼方に散らばる自分の手下たちを呼び寄せていた。
映画『サイコ・ゴアマン』の結末・ラスト（ネタバレ）
PGは手下たちにミミを襲わせ宝石を奪い取るつもりだったが、手下は宝石がPGの手にないことを知り、逆にPGを襲って自分がリーダーになろうと企んでいた。それを知ったミミはPGに攻撃を命じ、PGは手下どもを惨殺する。
PGも手下との攻防でケガを負っていて、宝石を手にすれば力が蘇るとミミに訴える。その時地球の女性に化けたパンドラが現れ、PGがケガで弱っていることを知り、とどめを刺そうと挑んでくる。そこでミミはパンドラとPGとの最後の決着に、クレイジーボールを提案する。
成り行きで、ミミとルークの両親も交えてのクレイジーボールが始まり、逆転チャンスを生かしたミミとPGの連合軍が勝利する。それでもパンドラはPGを始末しようとするが、ミミが意を決して宝石をPGに渡すと、暗黒の力を取り戻したPGはパンドラを打ち倒し、戦士の名誉の証として、パンドラの体を食いつくす。
こうしてミミとの友情が芽生えたPGは、ミミたちのいる町以外の侵略を開始する。アラスターの体は元に戻らぬままだったものの、ミミたちはこれまで通りの平和な生活を再開するのだった。
映画『サイコ・ゴアマン』の感想・評価・レビュー
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映画『サイコ・ゴアマン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『サイコ・ゴアマン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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