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映画『パニッシャー ウォー・ゾーン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『パニッシャー ウォー・ゾーン』の概要:かつてマフィアに妻子を殺されたパニッシャーは、法で裁けない悪人を殺す「仕置き人」として活躍していた。ある日、マフィアのビリーを始末する過程で、誤ってFBIの潜入捜査官を殺してしまう。善人を殺したパニッシャーは、引退を考える。

映画『パニッシャー ウォー・ゾーン』の作品情報

パニッシャー ウォー・ゾーン

製作年:2008年
上映時間:103分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:レクシー・アレクサンダー
キャスト:レイ・スティーヴンソン、ドミニク・ウェスト、ジュリー・ベンツ、コリン・サーモン etc

映画『パニッシャー ウォー・ゾーン』の登場人物(キャスト)

フランク・キャッスル(レイ・スティーヴンソン)
通称、パニッシャー。6年前まで特殊部隊の教官を務めていた。マフィアに妻子を殺されたことで恨みを募らせ、「仕置き人」としてマフィアに復讐するようになる。
ビリー・ルソッティ(ドミニク・ウェスト)
パニッシャーに襲われ酷い怪我を負った後は、ジグソウという名前に変える。マフィアの一員。冷酷で野心的な人物。
ポール・ブディアンスキー(コリン・サーモン)
FBI捜査官。押収したコカインを使用していた過去を持つ。相棒だったドナテッリが内務調査でポールを庇い、潜入捜査を行う部署に飛ばされてしまう。

映画『パニッシャー ウォー・ゾーン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『パニッシャー ウォー・ゾーン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『パニッシャー ウォー・ゾーン』のあらすじ【起】

犯罪組織のボスであるチェザレは、再び無罪判決を受け投獄を免れた。彼は200人以上を殺していながら、一度も刑務所に入ったことはなかった。目撃者は報復を恐れ出廷を拒んでいたが、銃で撃たれ殺された。マフィア達は集まり、無罪放免パーティーを開催した。

パニッシャーは法で裁けない悪人を殺す「仕置き人」として活躍していた。パーティーを襲撃し、マフィア達を次々と殺害していった。そこで、パニッシャーの活躍を好意的に受け止めているサフィオッティ刑事に会い、マフィアのビリーが逃げたことを教えられる。

パニッシャーは波止場の倉庫に侵入し、ビリーとその仲間達を始末した。ビリーの仲間の中には、FBIの潜入捜査官(ドナテッリ)がいた。パニッシャーは善人を殺してしまったことに心を痛める。

ドナテッリの相棒だったポールは、パニッシャーを捕まえようとしていた。警察署を訪れ、パニッシャーを追い続けているマーティン刑事と出会う。マーティンはパニッシャーの情報をポールに話した。パニッシャーは6年前まで特殊部隊の教官を務めていた。しかし、マフィアに妻子を殺され、「仕置き人」としてマフィアに復讐するようになったのだった。

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映画『パニッシャー ウォー・ゾーン』のあらすじ【承】

ビリーは生きていたが、顔の筋肉も腱も骨格も全てズタズタになっていた。そこで、闇医者の元を訪ね、手術を頼んだ。しかし、手術をしても、顔を完全に元に戻すことは不可能だった。イケメンだった頃の面影はなくなり、傷跡が醜く残っていた。ビリーはジグゾウという名前に変えた。

ビリーは生き残った仲間のインクとインクの父のピッツィーと共に精神病院に侵入し、監禁されていた弟のジムを救出する。一方、パニッシャーはドナテッリを殺したことで、仕置き人稼業を辞めることにした。ドナテッリの家に行き、妻のアンジェラにお金を渡そうとした。だが、アンジェラはパニッシャーのことを憎んでおり、お金を受け取ることを拒否した。

パニッシャーは町から離れようとしていた。そんな時、武器屋のマイクロチップから、ビリーが生きておりアンジェラとその娘が危険に晒されていると聞かされる。パニッシャーは最後の仕事として、アンジェラ母娘を守るためにビリーを始末することにした。

映画『パニッシャー ウォー・ゾーン』のあらすじ【転】

ビリーはお金をドナテッリに奪われたと思っていた。お金を取り戻すため、ドナテッリの家を襲撃した。パニッシャーはそのことを知り、アンジェラ母娘の救出に向かうことにした。しかし、ポールに見つかり、手錠をかけられてしまう。パニッシャーはアンジェラ母娘が危険に晒されていることを話した。

ポールとマーティンはドナテッリの家に警官を向かわせた。しかし、ビリー一味によって警官は殺されてしまう。ポールはパニッシャーとマーティンを車に残し、1人でドナテッリの家に侵入した。だが、アンジェラ母娘が人質に取られていたため、身動きが取れなくなる。パニッシャーは家の中に侵入すると、インクとピッツィーを始末してアンジェラ母娘を救出した。

パニッシャーはアンジェラ母娘をアジトに匿った。ポールとマーティンはビリーとジムを捕まえた。だが、ビリーは武器の取引情報と引き換えに釈放される。さらに、ビリー達はマイクロチップの情報を手に入れ、彼を捕まえた。

映画『パニッシャー ウォー・ゾーン』の結末・ラスト(ネタバレ)

パニッシャーのアジトにジムが現れた。パニッシャーの仲間のカルロスはアンジェラ母娘を逃がそうとして、ジムにやられてしまう。アジトに戻ったパニッシャーは、瀕死のカルロスを見つける。カルロスは苦しみたくなかったため、止めを刺して欲しいとパニッシャーに頼んだ。パニッシャーは承諾し、カルロスを射殺した。

パニッシャーを誘き出すため、アンジェラ母娘がビリー達に捕まってしまう。ビリー達はパニッシャーを始末するため、仲間を集めた。パニッシャーは自分と引き換えにアンジェラ母娘を解放させるよう、ポールに交渉役を頼んだ。

ポールはアンジェラ母娘を助けるため、ビリーが罠に嵌めたクリストゥという男の父親に会いに行った。そして、ビリーの居場所を明かした。クリストゥの父親は往年の極悪殺人犯だった。現場に入ったクリストゥの父親は、ビリーの仲間達と戦った。

ポールを巻き込まないため、パニッシャーは彼を気絶させて1人でアンジェラ母娘の救出に向かった。ビリーはアンジェラの娘とマイクロチップを人質に取り、どちらか始末すればどちらか助けるとパニッシャーに決断を迫った。マイクロチップは幼い子供を助けるため、自分を撃つようパニッシャーに進言した。考えた末、パニッシャーはジムを撃った。ビリーはマイクロチップを撃ち、パニッシャーを始末しようとした。しかし、パニッシャーに反撃される。パニッシャーはアンジェラ母娘を逃がした後、ビリーを始末した。

アンジェラはドナテッリとパニッシャーのことを「正義」だと話していた、そのことをパニッシャーに伝え、感謝を示した。

映画『パニッシャー ウォー・ゾーン』の感想・評価・レビュー

マイクロチップやカルロスなど、良い人が死んでしまうのはやはり気分が下がるなと思った。全体的なストーリーはおもしろかったが、主人公が無表情だからなのか暗い印象を受けた。悪役としてビリーはキャラが立っていて良かったと思う。しかし、ポールやマーティンなど、脇役のキャラが薄くてあまりパッとしなかったのが残念だった。ポールがパニッシャーと共闘するのかと思いきや、あっさり気絶させられたのは残念だった。(MIHOシネマ編集部)

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