映画『レッド・スパロー』の概要:怪我によりバレリーナ生命を断たれたドミニカは、母の介護のため、ロシアの諜報員となる。ドミニカはハニートラップや心理操作を習得し、才能を開花させる。そんなドミニカはCIA諜報員のネイトへの接触を命じられる。
映画『レッド・スパロー』の作品情報
上映時間:140分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:フランシス・ローレンス
キャスト:ジェニファー・ローレンス、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ、シャーロット・ランプリング etc
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映画『レッド・スパロー』の登場人物(キャスト)
- ドミニカ・エゴロワ(ジェニファー・ローレンス)
- ロシア情報局の諜報員。国営バレエ団の元トップバレリーナだったが、怪我によりバレリーナ生命を絶たれる。叔父の勧めでロシア情報局の諜報員となる。
- ワーニャ・エゴロフ(マティアス・スーナールツ)
- ドミニカの叔父。ロシア情報局の幹部でもある。
- ネイト・ナッシュ(ジョエル・エドガートン)
- アメリカCIAの諜報員。任務の中でドミニカと出会い、互いに惹かれ合う。
- コルチノイ将軍(ジェレミー・アイアンズ)
- ロシア情報局幹部。ドミニカが担当している任務の責任者。
- マルタ(テクラ・ルーテン)
- ドミニカの同僚。以前、ルームメイトとして共に暮らしていた。
映画『レッド・スパロー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『レッド・スパロー』のあらすじ【起】
ドミニカ・エゴロワは国営名門バレエ団でトップバレリーナとして活躍しながら、持病の母の介護に追われていた。
ある日、ドミニカは公演中の怪我によりバレリーナとしての道を閉ざされてしまう。そんな彼女をロシア情報局の幹部であり、ドミニカの叔父であるワーニャ・エゴロフが母の介護費用を賄うためにも自分の仕事を手伝うよう勧誘。ドミニカは躊躇していたが、ワーニャの提示した証拠で、ドミニカの怪我が仕組まれたものであることが判明。彼女のパートナーダンサーが、ドミニカの後釜を狙う女性ダンサーと共謀していたのである。激昂したドミニカは真実を確かめるべく劇場に向かう。そこには彼女のパートナーダンサーと、ドミニカの代わりに舞台に立つことになった女性ダンサーが性行為に耽っていた。ドミニカは二人を背後から撲殺する。
罪を犯し、怪我により劇団を追い出されることとなったドミニカは収入を断たれ、母の介護の継続が困難となり、再びワーニャを頼ることにする。
映画『レッド・スパロー』のあらすじ【承】
ワーニャはドミニカの身の安全を約束した上で、政治家ウスチノフをホテルのバーで誘惑するよう依頼する。ドミニカは誘惑に成功するも、ウスチノフに強姦される。その最中、謎の男が現れウスチノフは殺害される。そのままドミニカは連れ去られ、着いた先にはワーニャが待っていた。ワーニャはスパイとしての訓練を受け祖国に尽くすか、暗殺の目撃者として死ぬかの選択をドミニカに迫る。ドミニカは諜報員として祖国に尽くすことに決め、スパイ訓練校に入校する。訓練校では「スパロー」となるための過酷な訓練を受け、ドミニカはハニートラップを使った心理操作や自己犠牲の精神を叩きこまれる。そしてスパイとして天性の才能を開花させていくのであった。
訓練校を卒業したドミニカはCIA諜報員のネイト・ナッシュからロシア情報局内に潜むスパイの正体を聞き出すという任務を与えられる。ドミニカは任務のためネイトと接触するが互いに惹かれ合う。
そんなある日、ドミニカのルームメイトだった諜報員マルタが拷問にあい遺体となって発見される。そこへ政治家ウスチノフを殺害したシミョーノフが現れ、ドミニカはこれが裏切り者への報復を見せしめるためのものだと気付く。
映画『レッド・スパロー』のあらすじ【転】
その後、ドミニカは亡くなったマルタの任務を引き継ぐ。マルタの任務はアメリカ上院議員についてのものだった。ドミニカはマルタが長い年月をかけて信頼関係を築いていた議員秘書と接触し、ネイトの行っている捜査に便宜を図る。これを裏切り行為と見なしたロシアはドミニカをロシアに送還し、拷問にかける。
拷問に耐え、口を割らなかったドミニカは、そんな自分であればCIAの信用を得られると叔父ワーニャを説得し、再び元の任務に復帰する。ドミニカはネイトと再会し、母親と共にアメリカへ亡命したいと願い出る。その後、ネイトと一夜を過ごしたドミニカは目覚めるとシミョーノフから拷問を受けているネイトを発見する。ドミニカはシミョーノフと一緒に拷問に加わるが、隙をついてネイトと共にシミョーノフを殺害する。
映画『レッド・スパロー』の結末・ラスト(ネタバレ)
ドミニカとネイトは病院に搬送される。そこにドミニカのスパイ探しの任務責任者コルチノイ将軍が見舞いに来る。そして将軍は自身がロシア情報局内に潜むスパイであることを告白する。彼はロシア権力の腐敗に嫌気がさしたのだという。将軍は自分をスパイとして差し出し、ドミニカの手柄にすることを勧めて去っていく。
しかし、ドミニカは将軍をスパイとして突き出すことはせず、自分をこのような状況に陥れた叔父ワーニャがスパイであるように偽装する。そしてアメリカと人質交換が行われることになり、アメリカ側からはドミニカが、ロシア側からはワーニャが差し出されることになる。ワーニャはアメリカ側に引き渡される直前で暗殺され、結果的に将軍の秘密は守られることとなった。ドミニカはロシア情報局のスパイを暴き祖国に尽くした英雄として表彰される。そして再び母との暮らしを取り戻したのである。
そんなある日、ドミニカの自宅に一本の電話がかかってくる。相手は何も話さず、電話口ではピアノが奏でられている。その曲はネイトとの思い出の曲であった。
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