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映画『レッド・ウォーター サメ地獄』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『レッド・ウォーター サメ地獄』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『レッド・ウォーター サメ地獄』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『レッド・ウォーター サメ地獄』の結末までのストーリー
  • 『レッド・ウォーター サメ地獄』を見た感想・レビュー
  • 『レッド・ウォーター サメ地獄』を見た人におすすめの映画5選

映画『レッド・ウォーター サメ地獄』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0017465

製作年 2003年
上映時間 92分
ジャンル パニック
アクション
監督 チャールズ・ロバート・カーナー
キャスト ルー・ダイアモンド・フィリップス
クーリオ
ロブ・ボルティン
クリスティ・スワンソン
製作国 アメリカ

映画『レッド・ウォーター サメ地獄』の登場人物(キャスト)

サンダース(ルー・ダイアモンド・フィリップス)
ルイジアナ州のアチャファラヤ川で、貸しボート業を営む男。以前は優秀な油田採掘の技師だったが、採掘現場で事故が起きた責任を感じ、技師を辞めていた。
ケリー(クリスティ・スワンソン)
サンダースの元妻。生物学者で、油田採掘が自然環境に与える環境を監視しており、アチャファラヤ川での採掘にサンダースの協力を得たいと考えている。
ジーン(ギデオン・エメリー)
アチャファラヤ川での採掘を始めた石油会社の男。ケリーと共に、サンダースに協力を依頼に来る。
エメリー(ロブ・ボルティン)
サンダースの貸しボート業を手伝っている部下で、金銭的に苦しい状況をサンダースに訴える。
アイス(クーリオ)
サンダースたちが採掘現場で遭遇した、マフィアの1人。組織が川底に捨てた金庫を探し当てようと考えている。
ハンク(チャールズ・デュマ)
サンダースの先輩にあたる採掘技師で、アチャファラヤ川での採掘の現場を仕切っている。

映画『レッド・ウォーター サメ地獄』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『レッド・ウォーター サメ地獄』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『レッド・ウォーター サメ地獄』のあらすじ【起】

アメリカのルイジアナ州にあるアチャファラヤ川の河口で、サンダースという男が部下のエメリーと共に、貸しボート業を営んでいた。そこに別れた妻のケリーが、ジーンという石油会社の男を連れてやってくる。

アチャファラヤ川の上流で油田が発見され、ジーンの会社が採掘を始めたのだが、その近辺は環境保護区域だったため、生物学者のケリーは自然環境に悪影響を及ぼさないよう、見守る役目を担っていた。

そしてサンダースは以前、油田採掘の技師として優秀な腕を持っていたが、担当した油田で事故が発生し死人が出たため、その責任を取る形で技師を辞め、ケリーと別れて貸しボート業を始めていたのだった。

ケリーは現在行っている採掘が行き詰まっているため、サンダースの協力を得たいと考えていた。サンダースは一度は断るものの、金銭的に苦しい現状をエメリーに指摘され、技師として採掘現場に復帰することを決める。

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映画『レッド・ウォーター サメ地獄』のあらすじ【承】

ケリーやジーンと共にボートで採掘現場に向かう途中、サンダースは顔見知りの保安官から、川の下流でサメの被害が起きたことを知らされる。恐らく淡水でも生息できるオオメジロザメではないかと思われたが、採掘現場が上流にあることから、心配する必要はないだろうとサンダースは判断する。

採掘現場に到着し、サンダースは現場を仕切る先輩技師のハンクと再会する。そこでジーンが川面でダイビングをしているボートを見つけ、ライバル会社ではないかと勘ぐり、ボートに乗っていた3人組の男を現場に呼び出すと、この場を立ち去れと忠告する。

すると男の1人が拳銃を取り出し、ジーンの足を撃ち抜く。3人組はマフィアの部下で、数年前に警察の目を逃れるために組織の金を入れた金庫を川に捨てていて、その金庫を回収に来ていたのだ。

3人組の1人でジーンを撃ったアイスという男は、サンダースやケリーを始め、その場にいた技師たちを現場の奥へと監禁する。しかしその間、海底を掘るドリルが放置されていたため、採掘していた天然ガスの量が危険なレベルに達してしまう。

映画『レッド・ウォーター サメ地獄』のあらすじ【転】

このままでは爆発の危険があるため、サンダースはハンクと共に必死にガスを押し留めようとするが間に合わず、現場で爆発が起きてしまう。そこでハンクが水中にあるバルブを締めるしかないと考え、潜水具を着て水中に潜るが、バルブを閉めたところでサメの襲撃に遭う。

サンダースたちはその後、現場の隅にある一室に監禁され、足を撃たれたまま満足な治療の出来なかったジーンは、そこで息絶えてしまう。そしてサンダースは、採掘の影響で普段エサにしている魚がいなくなったため、サメが人を襲い始めたのではないかと推測する。

マフィアたちも川の中にサメがいることを認識し、サンダースとケリーに潜って金庫を探すよう言い渡す。サンダースはボートの中に隠していた拳銃を取り出して反撃を試みるが、マフィアと格闘した末に、拳銃は川の中に落ちてしまう。

サンダースはやむなくケリーと共に川に潜り、金庫を見つけたところで逃げろとケリーに指示をする。そしてサンダースは川の底に埋まっていた金庫を発見するものの、襲ってきたサメに背中の酸素ボンベを食いつかれる。

映画『レッド・ウォーター サメ地獄』の結末・ラスト(ネタバレ)

ケリーは金庫を持って必死にボートへと上がり、サンダースもボンベを外して、なんとかサメの追撃を振り切る。そして川の底に落ちていた拳銃を見つけたサンダースは、マフィアの乗っているボートに積んでいたガソリンタンクを撃つ。

ボートが炎に包まれる中、サンダースはケリーやエメリーと共に採掘現場の足場へ移動する。マフィアのアイスも金庫を抱えて川に飛び込むが、そこでサメの餌食となる。

足場から現場に上がろうとしたサンダースとケリーの前にも、サメが襲いかかって来る。そこでサンダースはエメリーに、ドリルの操作盤に向かうよう指示する。サンダースは自分がオトリになってドリルの真下にサメをおびき出すと、エメリーにスイッチを入れるよう叫び、襲いかかって来たサメに降下してきたドリルが突き刺さる。

こうしてサメとマフィアの危機から逃れたサンダースたちは、やがてやって来た保安官たちの乗るヘリに、無事救助されるのだった。

映画『レッド・ウォーター サメ地獄』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

B級サメ映画の中でも、これはなかなかクセの強い一本。内陸の川にサメが出るという無理筋な設定ながら、逆にその強引さがB級らしくて楽しめました。サメの登場シーンは少なめですが、出てきた時の迫力は意外と悪くない。人間ドラマと麻薬取引のサブプロットがやや冗長ですが、クライマックスの爆発とサメの共演には思わず拍手。ツッコミながら観るのが正解の作品です。(30代 男性)


B級サメ映画が好きなので鑑賞しましたが、これはちょっと地味でした。冒頭からサメが出るわけでもなく、主人公の過去話や麻薬密売人の絡みが長すぎて、サメの影が薄いです。ただ、川という閉鎖的なロケーションの不気味さはよく出ていました。サメのCGもそれなりに古さを感じますが、それが逆に味になっていて笑いながら観られました。暇つぶしにはちょうどいいです。(20代 女性)


正直サメ映画というより、犯罪ドラマにサメが添えられたような印象でした。ジャンルとしてはサスペンス寄りで、サメが襲ってくるまでが長い。でも、だからこそ後半のサメ襲撃シーンがちょっとだけ盛り上がります。主演のルー・ダイアモンド・フィリップスが意外と真面目に演じていて、B級っぽさとのギャップがちょっと面白い。過度な期待をしなければそこそこ楽しめます。(40代 男性)


友達とツッコミながら観るにはちょうどいい映画。ストーリーはけっこう雑で、川にサメが出る理由がやたらと強引だけど、そこが逆に愛おしい。個人的には、サメよりも登場人物の妙に真剣な演技の方が見どころ。サメがボートをひっくり返すシーンはなかなか迫力あって良かったです。真面目に観るより、酒飲みながらワイワイするのにおすすめな一本でした。(20代 男性)


昔テレビで観た記憶があって、懐かしさから再視聴。やっぱりツッコミどころ満載で、脚本や展開にリアリティはないけど、そのチープさがクセになります。サメの動きも妙にゆっくりで、どう考えても逃げられるのに襲われるキャラがいたりして、思わず笑ってしまいます。ホラーというよりコメディ寄りに楽しむと◎。思い出補正込みでちょっと好きです。(30代 女性)


意外にも社会派なテーマが盛り込まれていて驚きました。サメの恐怖というより、自然破壊や人間の強欲さが災いを呼ぶ、というメッセージを感じました(たぶん)。ただし、それをうまく描けているかというと微妙。アクションもテンポも中途半端。でも、B級サメ映画ってこういう微妙さが逆に魅力なのかも。暇な午後にちょうど良い“ながら見”映画でした。(50代 女性)


川×サメという組み合わせが珍しくて観ましたが、結論から言うと“もっとサメ出して”って思いました。人間同士の抗争パートが長すぎて、サメ映画を期待していると退屈に感じるかも。とはいえ、ラストの爆破シーンはスカッとしたし、サメに襲われるシーンはそれなりにスリルあり。音楽の煽り方も含めて、昔ながらのテレビ映画感があって、個人的には嫌いじゃないです。(20代 男性)


ホラーよりも冒険映画に近いノリ。ジャングルっぽい川のロケーションは雰囲気が出ていて、どこからサメが来るのか分からない緊張感はそれなりにある。主演の元妻との再会エピソードや、麻薬密輸団とのドンパチが意外と真面目に描かれていて、サメが添え物みたいになってるのがちょっと残念。でも、ストーリーを追うにはちょうどいいテンポ感でした。(40代 男性)


ツッコミどころ満載だけど、嫌いじゃない!低予算感はあるけど、それを逆手に取って笑いながら楽しむのが正しい楽しみ方。特に、サメが人間を襲う動きがやたら不自然で「今のどうやって襲ったの!?」みたいなシーンが盛りだくさん。ホラーを期待すると肩透かしですが、サメ映画マニアやB級好きなら一度は観ておく価値アリです。ある意味記憶に残る映画。(30代 男性)


思っていた以上にサメの出番が少なくて、ちょっとガッカリ…。でも、川でサメが暴れるという設定自体が突飛すぎて、話の内容よりその発想力を評価したい。全体的にテンションは控えめですが、サメが登場するシーンだけはしっかり緊張感を作っていて、そこは素直に良かったです。あくまで“B級”を覚悟して観るのが吉。暇つぶしにぴったりな一作です。(20代 女性)

映画『レッド・ウォーター サメ地獄』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『レッド・ウォーター サメ地獄』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ディープ・ブルー(Deep Blue Sea)

この映画を一言で表すと?

遺伝子操作で進化したサメが人類に牙をむく、知能型サメ映画の決定版!

どんな話?

アルツハイマー治療の研究施設で、遺伝子操作により知能を高められたサメたちが反乱を起こす。研究員たちは施設に閉じ込められ、サメの知略と本能に追い詰められていく。緊迫感のある水中スリラー。

ここがおすすめ!

『レッド・ウォーター』が自然の脅威なら、こちらは「人工的に生まれた悪意」。サメ映画の中でも特にテンポが良く、予測不可能な展開に手に汗握る。水中アクションと意外な死の連続にドキドキが止まらない一作。

ジョーズ(Jaws)

この映画を一言で表すと?

サメ映画の元祖にして永遠の金字塔、その恐怖は今も色褪せない!

どんな話?

平和なリゾート地・アミティに突如出現した巨大なホオジロザメ。町の安全を守るため、警察署長と専門家たちがサメに立ち向かう。緊迫したサスペンスと人間ドラマが絡み合う海洋スリラー。

ここがおすすめ!

『レッド・ウォーター』と同じく水辺の恐怖を描いているが、完成度と演出力は別格。スピルバーグ監督が見せる“見せない恐怖”の演出は、時代を超えて観る価値あり。全てのサメ映画の原点と呼べる名作。

メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス

この映画を一言で表すと?

ツッコミどころ満載!巨大生物同士の超B級バトルロワイヤル!

どんな話?

氷河から解き放たれた太古の巨大ザメとタコが、現代の海で激突!人間たちはその戦いに巻き込まれながら、生き残りをかけて奮闘する。あまりのスケールとぶっ飛んだ展開がクセになる珍作。

ここがおすすめ!

『レッド・ウォーター』のB級っぽさが好きなら絶対ハマる一本。物理法則を無視したサメの暴れっぷりや、真面目に演じる俳優たちのギャップが魅力。ネタ映画としても盛り上がる、お約束満載のB級サメバトル。

シャーク・ナイト

この映画を一言で表すと?

湖に仕掛けられた“サメの罠”!若者たちを襲うサスペンスホラー。

どんな話?

大学生たちが訪れた湖の別荘。しかしそこは、何者かによってサメが放たれた“死の罠”だった…。次々と姿を現すサメに翻弄されながら、若者たちは脱出を試みる。

ここがおすすめ!

『レッド・ウォーター』同様、川や湖という内陸の水辺が舞台。自然の中で逃げ場のないスリルと、若者たちが次々に襲われるテンプレ展開はホラー好きにはたまらない。テンポも良く、気軽に楽しめる一本。

バイツ・オブ・ザ・リビング・デッド(Zombie Shark)

この映画を一言で表すと?

ゾンビ化したサメが大暴れ!想像の斜め上を行くカオス・ホラー。

どんな話?

軍の実験により蘇ったサメがゾンビ化。噛まれた者も感染するという“サメ×ゾンビ”という破壊力満点の設定で、孤島に閉じ込められた人々が襲われていくパニックホラー。

ここがおすすめ!

『レッド・ウォーター』のような“人vsサメ”構図がさらにハチャメチャに進化。ツッコミどころ満載のB級ホラーが好きな方にはピッタリ。何も考えずに観たい夜におすすめの、おバカだけど楽しい一本です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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