この記事では、映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0044452
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 92分 |
ジャンル | SF アクション |
監督 | ティモ・ヴオレンソラ |
キャスト | ララ・ロッシ ウラジミール・ブルラコフ キット・デイル ユリア・ディーツェ |
製作国 | ベルギー フィンランド ドイツ |
映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』の登場人物(キャスト)
- オビ(ララ・ロッシ)
- 父ジェームズ・ワシントンと母レナーテ・リヒターの間に生まれた娘。気が強く勇敢な若い女性。月面基地の今後を心配している。
- サーシャ(ウラジミール・ブルラコフ)
- 地球に生き残ったロシア人の1人。若く軟弱に見える男性だが、車好きで機械系統に強い。
- レナーテ・リヒター(ユリア・ディーツェ)
- オビの母で月面基地のリーダー的存在。若い頃から月面基地で暮らし若い将校と婚約していたが、地球から来たジェームズに出会い恋に落ちた。現在は病に苦しんでいる。
- マルコム(キット・デイル)
- オビの男友達。月面基地では見張りの業務に就いている。
- ドナルド(トム・グリーン)
- ジョブズ教の指導者。白いスーツを着て、教壇に立っている。iPhoneがないと、ほとんど何もできない。
- ウォルフガング・コーツフライシュ(ウド・キア)
- アドルフ・ヒトラーの弟。宇宙から来たヴリル族出身だが、兄とは相性が悪い。
- アドルフ・ヒトラー(ウド・キア)
- ヴリル族出身でウォルフガングの兄。
映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』のあらすじ【起】
2018年、月面ナチスが地球を攻撃してきたのが引き金となり、核戦争が勃発した。核汚染で地球に住めなくなった人類はレナーテのエミリア号で、かつてのナチス月面基地へ移住する。それから30年が経ち、月面人口は1980人になった。だが、ヘリウム3号炉の爆発でたびたび地震が起き、レナーテの娘オビは毎日配線や人工重力装置の修理に明け暮れている。食糧は不足し住民はまともな医療も受けられない、そんな状態が続いていた。
一方月面にも裕福な暮らしをしている者がいた。月面基地の公式宗教であるジョブズ教は、あのスティーブ・ジョブズをリスペクトするカルト教団である。病に苦しむレナーテも、このミサに参加していた。オビはこの教団の指導者ドナルドが、貧しく苦しんでいる人々を助けていないと非難する。
ある日地球から、ロシア人の生き残りが乗るゴリアテ号が到着した。宇宙船ゴリアテ号の船長サーシャは陽気な若い男性で、オビをイラつかせる。ゴリアテ号には、元月面ナチス総統でアドルフ・ヒトラーの弟であるウォルフガングが紛れ込んでいた。
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映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』のあらすじ【承】
オビは、母からウォルフガングは昔死んだと聞かされていたので驚いた。ヴォルフガングから金色の薬を貰ったオビは、その薬を持ち帰り母親に飲ませる。すると母は急激に若返り、病状も治まった。
薬についてオビがヴォルフガングに問うと、彼は自分が大昔に宇宙から来たヴリル族であると明かす。薬は「ヴリル・ヤー」とよばれる純粋なエネルギーで、永遠の命をもたらすものだった。大昔ヴォルフガングは兄に内緒で、人類を創造した。だが人類を嫌う兄や他のヴリル族は地底に潜り、今も地球の中央にある地下空洞都市アガルタで暮らしている。アガルタの寺院にはヴリル・ヤーの聖杯があり、それがあればレナーテの病気を治したり、巨大なエミリア号を動かしたりすることができた。
聖杯を手に入れてほしいとヴォルフガングに頼まれ、オビはサーシャと共にアガルタへ向かう決意をする。またこの話を陰で聞いていたドナルドや、マッチョなボディが自慢のマルコム、ジョブズ教の幹部3名もこれに加わった。一同はサーシャのゴリアテ号に乗り込み、地球へ向かう。
映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』のあらすじ【転】
アガルタに着いたオビたちは、その都市の美しさに魅了される。中央ではヴリル・ヤーのエネルギーが空高く噴き出していた。オビはサーシャの携帯「ノキア3310」を使い方角を確認する。オビはこの携帯が、父が初めて持った携帯と同じモデルだと言い喜んだ。
アガルタには宮殿があり、そこには人類史上有名な人物たちが集まっていた。ヒトラーやマーガレット、カリギュア、ジョブズもいる。ヒトラーはヴォルフガングが人類を創造したことを今でも根に持っており、復讐を考えていた。
ドナルドとその部下は散歩中のジョブズを見つけ歩み寄るが、捕獲されヒトラーの元へ連行された。またアガルタには恐竜が生息しており、それを倒そうとしたマルコムも同じ場所へ連れていかれる。ドナルドはヴォルフガングの居場所を教える代わりに、信者をここへ連れて来たいとヒトラーに交渉した。だが弟の居場所を知ったヒトラーは約束を守らず、ドナルドや幹部3名をジョブズと食い殺す。マルコムは自力でジョブズらを倒し脱出した。
寺院を見つけたオビとサーシャは中へ忍び込み、聖杯を手に入れた。
映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』の結末・ラスト(ネタバレ)
アガルタに聖杯のエネルギーが流れなくなり、都市は崩れはじめる。オビたちはマルコムと合流し、月面基地に戻った。
月へ戻ったオビを母は抱きしめる。だがはじめから聖杯だけが目当てだったヴォルフガングがレナーテに銃を向け、聖杯を渡せと脅した。そこへ地球から追ってきたヒトラーが到着し、弟と対面する。ヒトラーは連れてきた恐竜に乗り、基地の住民を次々襲った。レナーテはヒトラーに立ち向かおうとするオビを引き止め、聖杯を飲んでヒトラーを倒した。
オビは全ての住民をエミリア号に誘導し、サーシャが聖杯を宇宙船に接続させる。せっかくヒトラーを倒したレナーテだが、弟のヴォルフガングに撃たれ命を落とした。オビは悲しみながらも、住民を救うべく船を起動させる。ヴォルフガングがヒトラーの宇宙船に乗り追撃した。オビはヴォルフガングがドナルドのスマホを持っていると知り、ノキアの携帯からドナルドのスマホの自爆アプリを起爆させる。するとヴォルフガングの乗る宇宙船は爆破し、エミリア号は難を逃れた。
オビはサーシャを愛しはじめていた。宇宙船は新たな移住地の火星を目指す。
映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』の感想・評価・レビュー
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映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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