映画『レリック遺物』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『レリック遺物』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『レリック遺物』の作品情報
映画『レリック遺物』の登場人物（キャスト）
映画『レリック遺物』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『レリック遺物』の感想・評価・レビュー
映画『レリック遺物』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『レリック遺物』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0065218

製作年	2020年
上映時間	89分
ジャンル	ホラー
監督	ナタリー・エリカ・ジェームズ
キャスト	エミリー・モーティマーロビン・ネヴィンベラ・ヒースコート
製作国	オーストラリア

映画『レリック遺物』の登場人物（キャスト）

ケイ（エミリー・モーティマー）: オーストラリア・メルボルンで働く女性。仕事が忙しく、長いこと実家に帰れていない。
エドナ（ロビン・ネヴィン）: ケイの母親。夫を亡くしたため、一人暮らしをしている。
サム（ベラ・ヒースコート）: ケイの娘。親元を離れて一人暮らしをしている。

映画『レリック遺物』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『レリック遺物』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『レリック遺物』のあらすじ【起】

オーストラリア・メルボルンで働く女性・ケイは、忙しさのあまり実家に帰ることを疎かにしていた。そんなある日、ケイは警察から、「ここ最近あなたの母親の姿が見えないと、近隣住民から通報があった」という連絡を受ける。

ケイは娘のサムを連れて実家に帰った。二人は家の周辺を見回ったが、エドナの姿は見当たらなかった。

ケイとサムは警察署へ捜索願を出しに行った。警察にエドナについての情報を聞かれたケイは、エドナが一人暮らしであること、去年辺りから物忘れが酷くなっていることを話した。

ケイとサムが帰宅すると、リビングから壁を叩くような音が聞こえてきた。二人が壁を確認すると、そこには大きな黒い染みが広がっていた。

翌朝、ケイはキッチンからの物音で目を覚ました。キッチンへ向かうと、そこにはエドナがいた。しかし、エドナは服や髪が泥だらけだった。ケイはエドナにどこに居たのかを問い詰めるが、エドナは何も喋らなかった。

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映画『レリック遺物』のあらすじ【承】

部屋の掃除をしていたケイとサムは、エドナのスケッチブックを見付ける。そこには、かつてケイの曽祖父が一人で住んでいた家が描かれていた。ケイはサムに、「曽祖父は認知症になったことを誰にも気付かれず、最期まで面倒を見てもらえなかったらしい」と話した。そして、「曽祖父の家を取り壊した時、ドアを貰ってこの家に取り付けた」とも話した。

その日の夜中、ケイはなかなか寝付けなかった。リビングへ行こうと階段を下りると、玄関に立っているエドナの姿が目に入った。エドナはドアに向かって独り言を呟いていた。不安を感じたケイはエドナに声を掛け、寝室に戻るよう促した。

エドナの一人暮らしは限界だと感じたケイは、翌朝にエドナに内緒で老人ホームの見学に行った。しかし、そのことがエドナにバレてしまい、二人の間に険悪な空気が流れる。

罪悪感を抱えたまま眠りに就いたケイは、奇妙な夢を見る。それは、部屋中に広がる黒い染みにエドナが飲み込まれていくという内容だった。

映画『レリック遺物』のあらすじ【転】

翌朝、サムがエドナの様子を見に行くと、エドナは誰かと話すように独り言を呟いていた。「あれは本物のサムとケイじゃない。私が死ぬのを待っている」と。心配したサムがエドナに声を掛けると、エドナは突然怒り出し、サムを部屋から追い出した。

サムはエドナがおかしくなった原因を突き止めるため、家中のあちこちを調べていた。すると、クローゼットの奥に隠し通路が見付かる。サムは通路の中を進んでいった。

通路の中は薄暗く、黒い染みだらけだった。怖くなったサムは途中で引き返そうとするが、道が入り組んでいたため迷子になってしまう。

ケイはサムがいないことを気に掛けながらも、エドナを風呂に入れていた。しかし、エドナは突然風呂を出て、ふらりと何処かへ行ってしまった。

ケイはエドナを追って、クローゼットの奥の隠し通路に入っていった。床に蹲るエドナを発見したケイは、エドナに恐る恐る声を掛けた。すると、エドナは立ち上がり、突然ケイに襲い掛かってきた。

映画『レリック遺物』の結末・ラスト（ネタバレ）

帰り道を見付けられないサムは、落ちていたパイプで壁を壊し始めた。小さく穴が空いたところで、ケイの悲鳴が聞こえてきた。サムは声のする方へ進み、ケイと合流する。

サムは穴を空けた場所までケイを連れて行き、再び壁を壊し始めた。すると、そこへ這い蹲ったエドナがやって来る。ケイとサムは何とか穴を通り、その先に繋がっていたリビングに出た。

ケイとサムに続いて、エドナが穴からリビングへ出てくる。ケイは襲い掛かってくるエドナをパイプで殴り倒した。

ケイとサムが家を出ようとしたその時、エドナがケイの名前を呼んだ。途端にエドナへの思いが込み上げたケイは、エドナの元に引き返した。

ケイはエドナを寝室へ運び、ベッドに寝かせると、自分もその横に寝そべった。

程なくして、ケイを心配したサムが様子を見にやって来る。エドナに寄り添って眠るケイを見たサムは、自分もケイに寄り添って寝そべった。しかし、その瞬間にサムの表情は強張った。ケイの背中に黒い染みが広がっていたからだ。

映画『レリック遺物』の感想・評価・レビュー

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