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映画『ロッキー3』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ロッキー3』の概要:ボクサーのロッキーは対戦相手をKOで負かし、チャンピオンに輝いた。CMにも多数起用され、妻のエイドリアンと息子と共に順風満帆な生活を送っていた。そんな時、新たなボクサーが現れ、ロッキーを対戦相手に指名して挑発してきた。

映画『ロッキー3』の作品情報

ロッキー3

製作年:1982年
上映時間:99分
ジャンル:アクション、ラブストーリー、スポーツ
監督:シルヴェスター・スタローン
キャスト:シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア、バート・ヤング、バージェス・メレディス etc

映画『ロッキー3』の登場人物(キャスト)

ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)
プロのボクサー。チャンピオンに輝き、10度の防衛に成功する。CMにも多数起用され、家族と共に順風満帆な生活を送る。だが、新人のボクサーに負けたことと、トレーナーがわざと弱い相手を選んで戦わせていたことを知り、自信を喪失してしまう。
エイドリアン(タリア・シャイア)
ロッキーの妻。ロッキーとの間に息子が1人いる。ボクサーの妻として、苦境に立たされた夫を支える。
ポーリー(バート・ヤング)
エイドリアンの兄。順風満帆な生活を送るロッキーに嫉妬していた。仕事がなかったため、ロッキーに頼み、ロッキーをサポートする仕事に就く。
アポロ・クリード(カール・ウェザース)
ロッキーのライバルだったボクサー。再び強かったロッキーと戦うため、トレーナーの役を買って出る。
ミッキー(バージェス・メレディス)
ロッキーのトレーナー。心臓に持病を抱えていた。ロッキーがクラバーと対戦するときに発作を起こし、亡くなってしまう。
クラバー・ラング(ミスター・T)
プロのボクサー。粗野で乱暴な性格。通称『殺人マシーン』と呼ばれている。ロッキーと対戦し、見事勝利を収めてチャンピオンの座に輝く。

映画『ロッキー3』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ロッキー3』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ロッキー3』のあらすじ【起】

ボクサーのロッキーは、対戦相手のアポロにKOで勝利し、チャンピオンに輝いた。ロッキーは試合後のインタビューで、妻のエイドリアンに勝利した感動を伝えた。エイドリアンはそれをテレビで見ており、涙を流して喜んだ。

それからもロッキーは試合を行い、チャンピオンの座を守り続けた。ロッキーの人気は高まり、グッズが販売されたり、CMに採用されたりと、ロッキーは順風満帆の生活を送っていた。そんな時、クラバーという強いボクサーが頭角を現す。クラバーはテレビのインタビューで、ロッキーに自分と戦えと挑発する発言をした。

ロッキーはチャリティーショーとして、プロレスの世界チャンピオンと戦うことになった。トレーナーのミッキーは危険だと忠告するが、ロッキーは遊びだからと取り合わなかった。だが、相手のレスラーは本気でロッキーと戦うつもりだった。ロッキーはレスラーに投げられ、ボロボロにやられてしまう。腹を立てたロッキーは、反撃をするが、レスラーに首を絞められてしまう。エイドリアンの義兄のポーリーが椅子を持って助けに来てくれた隙に、ロッキーは首を絞めてレスラーを場外に投げ捨てた。試合は引き分けで無事に終わった。

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映画『ロッキー3』のあらすじ【承】

ロッキーは市の慈善事業に貢献していることを称えられ、銅像が建てられた。銅像の除幕式に集まった市民達にコメントをすることになり、自分を迎え入れてくれた感謝を述べた後、引退することを発表した。それを聞いたクラバーは逃げるのかと怒り、弱い奴としか戦わないと挑発した。

腹を立てたロッキーは試合をする気になるが、ミッキーは協力する気はなく、トレーナーを降りることを宣言した。ミッキーはロッキーがクラバーに勝てるとは思っていなかったのだ。昔のようなハングリー精神を失くしていたからだ。ロッキーが10度もタイトルを防衛し続けられたのは、ミッキーが弱い相手を選んでいるからだった。ロッキーはショックを受け、言葉を失くした。

ロッキーはジムに泊まり込んで練習するので、もう一度だけトレーナーをしてくれとミッキーに頼んだ。ミッキーは涙を流しながら承諾した。だが、ロッキーはまだちゃらちゃらした雰囲気が抜けておらず、練習場には多くの観客達がいた。一方のクラバーは、独り熱心に体を鍛え続けた。

映画『ロッキー3』のあらすじ【転】

試合前、ミッキーはロッキーに正面から戦わず、逃げて時間を稼ぐことで相手の体力を奪えとアドバイスを送った。ロッキーはリングに向かう途中でクラバーと顔を合わせてしまい、激しい口論となった。止めようとしたミッキーが心臓を押さえ、苦しそうに蹲った。ロッキーはミッキーを置いて戦えないと縋るが、ミッキーはロッキーを叱り飛ばし、試合に行かせた。

試合で、ロッキーはクラバーにボロボロに殴られてしまう。途中で戦意を喪失し、うわ言のようにミッキーに助言を求めた。だが、ミッキーは医師の元で治療を行っていた。ロッキーはその後も一方的に殴られ、KO負けした。クラバーが新たなチャンピオンとなった。ロッキーはミッキーの元に行き、KOだったことを伝えた。だが、負けたことは言えなかった。ミッキーはロッキーが勝利したと思ったまま、息を引き取った。ロッキーはミッキーの亡骸を抱きしめ、1人にしないでくれと叫んで泣き崩れた。

ロッキーが憂鬱な日々を過ごしていると、アポロが訪ねてきた。アポロはロッキーが引退した後のボクシング界の静寂さに危機感を抱いており、トレーナーとしてロッキーを再び担ぎ上げようとしていた。ロッキーは初めアポロの提案を受け入れなかったが、逃げれば一生後悔すると言われ、再び立ち上がることを決意する。

映画『ロッキー3』の結末・ラスト(ネタバレ)

ロッキーは家に息子を置いて、エイドリアンとアポロ、ポーリーと共に町を離れ、練習をすることになった。ホテルもボロボロでジムも寂れたような雰囲気だったが、ジムの中には多くのボクサーが練習しており活気に溢れていた。ポーリーはチャンピオンがこんな寂れたところで練習するなんて屈辱的だと嫌がるが、ロッキーはどんな場所でも頑張る気でいた。

エイドリアンはロッキーの練習風景を見守り続けた。たとえお湯が満足に出ないホテルでも、決して文句は言わなかった。ロッキーは練習を続けていたが、クラバーに負けた記憶に苦しめられていた。エイドリアンはそんなロッキーに声を掛け、いつまでもミッキーに縋り、逃げるなと叱った。そして、誰のためでもなく、自分のために戦えと激励した。その後、ロッキーは今までよりも熱心に練習を重ねた。

試合当日。解説者達はロッキーのチャンピオン奪還は不可能だと思っていた。アポロはかつてロッキーと対戦していたときに履いていたパンツを渡し、ロッキーを激励した。試合前にクラバーはアポロの背中を押して挑発したため、乱闘騒ぎに発展しかけてしまう。慌ててロッキーがアポロを宥めた。

初めは攻めていたロッキーだったが、途中から一方的にクラバーに殴られていた。だが、それはクラバーを疲れさすためのロッキーの作戦だった。ロッキーは決して倒れることなく挑発し続け、クラバーが疲れたタイミングで攻撃を仕掛けた。ロッキーは見事クラバーを倒し、チャンピオンに返り咲いた。

アポロの望みは、再びロッキーと戦うことだった。誰もいないリングの上で、2人だけで戦った。

映画『ロッキー3』の感想・評価・レビュー

チャンピオンとして、栄華を誇るロッキーに、新たなるライバル、クラバーが挑戦。雄叫び交じりのダイナミックなパンチが彼を襲う。
前半のパフォーマンス交じりのロッキーの練習に対し、鬼気迫るハードな特訓に一人で挑むクラバーの姿に、「これは勝てない」と真っ先に感じる、凄みの効いた演出が光る。
クラバーの脅威に、一度は恐怖したロッキーは、かつて2度にわたる決戦を演じたアポロとタッグを組み、再び「野獣の眼」を取り戻し、クレバーとの決戦を繰り広げる。(男性 20代)

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