12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『ロイヤル・トランプ』あらすじとネタバレ感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ロイヤル・トランプ』の概要:1992年に公開されたチャウ・シンチー主演による香港映画。調子の良い口だけの男が、運が良く宦官として皇室に入り込み持ち前の才能で出世していくというコメディ映画である。

映画『ロイヤル・トランプ』 作品情報

ロイヤル・トランプ

  • 製作年:1992年
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:ウォン・ジン
  • キャスト:スティーヴン・チャウ、チョン・マン、チンミー・ヤウ、サンドラ・ン etc

映画『ロイヤル・トランプ』をフルで無料視聴できる動画配信一覧

映画『ロイヤル・トランプ』をフル視聴できる動画配信サービス(VOD)の一覧です。各動画配信サービスには2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。無料期間で気になる映画を今すぐ見ちゃいましょう!
U-NEXT
Hulu
Amazonビデオ
dTV ×
TELASA ×
TSUTAYA DISCAS
ビデオマーケット ×
Netflix ×

※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。

映画『ロイヤル・トランプ』 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

[miho21]

映画『ロイヤル・トランプ』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『ロイヤル・トランプ』のあらすじを紹介します。

小宝は機転がきき、頭の回転が早いお調子もの。
その口から出てくる言葉のチョイスには才能を感じさせるほどだった。

ある日、実の姉が働く麗春院で組織の部下に襲われている男性を助けた。
その男性とは何と天地界のトップであった・
このことで総帥に気に入られ、天地界に入ることに。

皇宮にある秘宝を盗み出すように言われた小宝は、宦官になりすまし潜入した。
しかしそこでもまた皇帝や家族に気に入られ、言葉を自在に操ることでどんどん出世してくのだった。

映画『ロイヤル・トランプ』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ロイヤル・トランプ』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

適当男の運が良い物語

この手のジャンルは嫌いな人をあまり知らない。
何も考えずに観ることが出来るし、1度は誰もが思うような子供時代の夢であるからである。
口八丁のお調子者の男が全ての偶然により皇帝にまで気に入られてしまうなどという馬鹿げたストーリーが心地よかったりする。
100パーセントのコメディ映画はいかにも香港らしく、お茶の間をくすっとさせる微妙な技は長年培ってきたものであるかもしれない。
ストーリーとしては人気の小説があるようで完全オリジナルでは無いが、見事にチャウ・シンチー色に染めることに成功しているのではないだろうか。

シリーズ化される人気

本作品にはパート2があり、1では続編があることを示唆している。
香港では公開当初から人気があり、香港コメディ界の中ではいつもランキング上位に君臨にしている。
今となっては古臭い昭和の映画であるが、面白いものはいつ見ても面白いのだ。
チャウ・シンチーのコンスタンスに笑える明るさは、しつこくなく何度も観ることができる。

チャウ・シンチーの新しい魅力

チャウ・シンチーといえば香港のコメディ俳優である。
がしかし、作る映画は100パーセントコメディというわけでもないのだ。
本作品ももちろんコメディなのだが、チャップリンを彷彿させる小気味良いテンポ感とセンスある無駄なシーンの無さが独特である。
喜劇という枠にとらわれずに突き進む映画人の姿がそこにあり、彼の初期の出世作第一歩といっても過言では無いだろう。
何を見たら良いかわからないときは原点に戻って見るのはどうだろうか。

映画『ロイヤル・トランプ』 まとめ

本作品は香港映画界の中でも話題になった人気シリーズ作品である。
元々は小説が原作であり、そのコメディ感もオリジナル性をプラスし非常にクオリティーの高いものとなっている。
香港映画の魅力の1つは低予算で楽しめる原始的なコメディー要素が強いということ。
日本で言えばドリフ的な笑いである。
このような物は時代が進化するにつれもちろん古臭くもなるが、意外と何年経っても面白いうと思わせてくれるのもまた事実である。
この当時香港映画界にはジャッキー・チェンをはじめたくさんの映画が出てきた。
その中で自らの才能だけを頼りに映画界に君臨したチャウ・シンチーの凄さはやはり本物なのである。

みんなの感想・レビュー