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映画『ランナーランナー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ランナーランナー』の概要:学費を稼ぐためにアフィリエイターとして働くリッチーは、オンラインカジノの不正を見つけ、オーナーであるブロックに直談判しに行く。ブロックの元で働くことになったリッチーは、ブロックの詐欺を見つけ出しシェイバースの脅しを受けながら不正を暴き出していく。

映画『ランナーランナー』の作品情報

ランナーランナー

製作年:2013年
上映時間:91分
ジャンル:サスペンス
監督:ブラッド・ファーマン
キャスト:ジャスティン・ティンバーレイク、ジェマ・アータートン、アンソニー・マッキー、ベン・アフレック etc

映画『ランナーランナー』の登場人物(キャスト)

リッチー・ファースト(ジャスティン・ティンバーレイク)
学費を稼ぐためアフィリエイトをしていたが、学部長に手を引けと言われやけになって全額オンラインカジノにかけた。不正を見つけたため、サイトのオーナーであるブロックに直談判する。ブロックの元で働くことになり、レベッカに恋をする。持ち前の頭脳を活かし、ブロックの不正を見つけ出す。
アイヴァン・ブロック(ベン・アフレック)
ギャンブルサイトのオーナーであり、コスタリカに会社を持ち直談判してきたリッチーを部下として誘い込む。数年前から会社のお金で詐欺を行い、リッチーが知ったことによりFBIに逮捕される。冷酷でお金のためなら何でもする。
レベッカ・シャフラン(ジェマ・アータートン)
ブロックの仕事上のパートナーとして、会社設立のときからブロックを支え続けている。少しの間ブロックと恋人同士であり、リッチーと良い雰囲気になる。不正を見つけたリッチーに、ブロックの情報を流す。
シェイバース(アンソニー・マッキー)
FBI捜査官。ブロックの詐欺を知り捕まえようとするが、確定的な証拠が揃っていないためリッチーをスパイとして動かすために拉致をした。強引的で決めたことは曲げない性格だが、リッチーが無罪だと知り最後は笑って見送った。

映画『ランナーランナー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ランナーランナー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ランナーランナー』のあらすじ【起】

リッチーは学費を稼ぐために、オンラインカジノのアフィリエイトをしていた。だが学部長から呼び出され、手を引かなければ退学だと伝えられた。帰宅したリッチーは全財産である1万7000ドルをかけ、オンラインカジノに注ぎ込んだ。着々とポーカーに勝ち続けるリッチーは、5万ドルを手に入れた。親友からもうやめろと忠告されたが、手を止めることはなく負けてしまった。リッチーはポーカーを何度もするうちに、実力ではないことを悟った。調査した結果、不正と見たリッチーはサイトのオーナーであるブロックと会うことを決める。

リッチーは4年ぶりに、ギャンブル漬けで借金まみれの父親と会う。リッチーはコスタリカにいるアイヴァン・ブロックと会える方法はないかと聞いたが、父親はツテがないと言いリッチーは帰っていった。翌日、リッチーはブロックと会うため、コスタリカに行くことにした。コスタリカに着いたリッチーは、ブロック主催のアフィリエイターたちの大会に行った。ブロックのパートナーであるレベッカに明日パーティーに参加させてくれと頼んだ。

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映画『ランナーランナー』のあらすじ【承】

パーティーにやってきたリッチーは、監視カメラにブロックへのメッセージを送り本人と会うことができた。リッチーは不正の証拠を集めた書類をブロックに渡し報告したが、ブロックは何も言わなかった。リッチーは警備員に連れて行かれ、帰ってしまった。

翌朝、リッチーの元にブロックの部下がやってきた。ブロックの元へ案内されたリッチーはブロックがハウスと呼んでいるクルーザーに乗り、ブロックは昨晩聞いた不正について話し出した。ブロックは会社の意図ではないことを伝え、勇気を出して直談判したリッチーに感謝し、ギャンブルで賭けた金額と残りの学費を全て口座に振り込んでいた。

ブロックはリッチーの才能を見抜き、一緒に働いてくれと誘った。リッチーは交渉された給料を聞いて、ブロックの元で働くことになった。リッチーは大学で培ってきた頭脳を発揮し、およそ3ヶ月で全てを手に入れることができた。だが、ブロックのパートナーであるレベッカを手に入れることは、できていなかった。

映画『ランナーランナー』のあらすじ【転】

ブロック主催のパーティーにきたリッチーは、レベッカと良い雰囲気になり最高の気分になっていた。そんなとき、リッチーはブロックに呼び出され、やり手のアフィリエイトであるシェッキーと契約を取ってこいと言われていた。

ある昼の日、リッチーはシェイバース率いるFBIのチームに拉致された。シェイバースはリッチーを強制的に、ブロックのスパイとして動かせた。リッチーはすぐブロックの元へ行きFBIに拉致されたことを伝えるが、ブロックは残るか逃げるか自分で選べと言った。

リッチーはシェッキーと会い契約を取ろうとしたが、給料を少し上げてくれと言われたためブロックに相談した。だがブロックは絶対的に給料を上げるなと言い、リッチーは半ば強制的に契約を取った。契約を取ったリッチーは部下と飲みに行き、後からきたレベッカとダンスをし一夜を共に過ごした。

リッチーはブロックからの命令で、ギャンブル界を仕切るエレーラに賄賂を運んだ。だが金額が足りなかったため、リッチーはエレーラの部下たちに暴行を受ける。すぐさまブロックに報告したが、リッチーはブロックに怒鳴られてしまいコスタリカを出ようと空港に向かった。だが麻薬所持の疑いで捕まり、再びシェイバースからブロックのスパイになれと頼まれた。

映画『ランナーランナー』の結末・ラスト(ネタバレ)

仕事に行ったリッチーは、部下からブロックが行なっている不正を伝えられるが、ブロックからの呼び出しがあったため詳しく聞かなかった。ブロックと会ったリッチーは、監視カメラで父親が偽札を使いギャンブルのお金を盗んでいる瞬間を見せられた。リッチーは父親の元へ行き、危険な人から借金を肩代わりしたことを聞いた。

部下から不正の証拠を集めたという電話が入ったリッチーはすぐ帰宅しようとしたが、ブロックの部下に連れられタルコレス川にやってきた。そこはブロックがエレーラを拷問する場所であった。急いで部下の元に向かったリッチーだったが、すでに部下の姿はなかった。

そこにレベッカがやってきた。レベッカはブロックの詐欺を知っており、詐欺を押し付けるためにリッチーが雇われたのだと伝えた。またレベッカは1週間後に、ブロックがアンティグアへの逃亡を考えていること伝えた。

リッチーはレベッカの力を借りて会社の裏金を盗み、部下がブロックの詐欺を隅々まで叩き出していたUSBを見つけ出した。FBIがブロックのオフィスに突入したころ、ブロックとレベッカはプライベートジェットに乗り込み旅立った。リッチーは父親と飛行機に乗った。

到着したブロックはプライベートジェットを降りた。だがそこはアンティグアではなく、アメリカのプエルトリコであり、目の前にはリッチーがいた。ブロックはFBIにより逮捕され、隙をついたリッチーとレベッカはプライベートジェットに乗り込み、旅立った。シェイバースはリッチーを手放したと悔しそうにしていたが、職員から証拠のUSBを受け取り彼は無罪だと笑った。

映画『ランナーランナー』の感想・評価・レビュー

終始ドキドキしながら見られた映画であり、ギャンブルを経営する側のストーリーであったため、かなり新鮮な気持ちで見ることができた。ブロックの不正を知ったリッチーの行動や、信じていいのかわからないレベッカとの関係性など、見所がたくさん詰まっていた。最後はすっきりする終わり方であり、もう一度見たいと思った映画でもあった。(MIHOシネマ編集部)

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