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映画『ロシアン・ルーレット(1991)』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ロシアン・ルーレット(1991)』の概要:冷戦終了直後。元CIAのスパイ、サムはソ連との捕虜交換の任務を命じられる。しかし取引に現れた相手は偽物。サムと捕虜のソ連側スパイはアメリカ・ソ連両国から追われる身に……。ジーン・ハックマン主演のスパイ・サスペンス。

映画『ロシアン・ルーレット』の作品情報

ロシアン・ルーレット

製作年:1991年
上映時間:97分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ニコラス・メイヤー
キャスト:ジーン・ハックマン、ミハイル・バリシニコフ、カートウッド・スミス、テリー・オクィン etc

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映画『ロシアン・ルーレット』の登場人物(キャスト)

サム・ボイド(ジーン・ハックマン)
元CIAのスパイ。非公式に依頼された捕虜交換取引を引き受けるが、次第に疑問を持ち始める。
ピーター・グルシェンコ(ミハイル・バリシニコフ)
ソ連のスパイで、アメリカで逮捕されていた。祖国に帰りたいとは思っておらず、東西の争いにうんざりしているようだ。
ナターシャ(ジェラルディーヌ・ダノン)
グルシェンコの娘。フランス在住で日本企業に勤める資本主義者。資金洗浄ができる人物でもある。
ジャッフェ(カートウッド・スミス)
元CIA長官。今回の捕虜交換取引をサムに命じた。
グリゴリ(オレグ・ラドニック)
ソ連の諜報機関KGBの大佐で今回の取引相手。CIAと手を組みサム達を追う。
グリッソム大佐(テリー・オクイン)
アメリカ国防総省の大佐で、今回の取引をCIAに依頼した人物。

映画『ロシアン・ルーレット』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ロシアン・ルーレット(1991)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ロシアン・ルーレット』のあらすじ【起】

元CIAのスパイ、サム・ボイドは、突然CIAから呼び出されワシントンへ飛ぶ。サムは空港で見た男に何か引っかかりを感じる。CIAに到着したサムは、元CIA長官のジャッフェから非公式での仕事を依頼される。スパイ容疑のため1969年にソ連で捕虜となった男ソルベと、200万ドル+アメリカで逮捕しているKGBのスパイ、ピーター・グルシェンコとの交換取引だ。KGB(ロシアの諜報機関)のグリゴリ大佐から持ちかけられたものだった。ソルベを取り戻したいアメリカ側は、コロンビアの麻薬組織から200万ドルの資金提供を受けていた。

サムはピーター・グルシェンコと200万ドルとともに、「ベルリンの壁」崩壊後のベルリンへ飛ぶ。冷戦時代も終わった今、2人は打ち解け始めていた。2人とも今回の取引に疑問を感じていた。2人は深夜の地下鉄を使ってアレクサンダー駅の旧駅線路に到着する。こちらからはピーターと200万、向こうからはソルベが歩いてくる。しかしサムは向こうから来る男が空港で見た男だと気付く。そしてそれは、ニュースで失踪が報じられていたケリー教授と同一人物だったのだ。

映画『ロシアン・ルーレット』のあらすじ【承】

罠だと気付いたサムは取引を中止させるが、ロシア側のスパイと銃撃戦になってしまう。サムとピーターはその場を逃げ出した。

サムから報告を受け、ジャッフェは西ベルリンの隠れ家を提供する。ジャッフェはグリッソムにソベルが偽物だったことを知らせるが、グリッソムは「このことが公になるとまずい、サムは消せ」と告げる。ジャッフェはやむなくサムの抹殺命令を出す。

サムとグルシェンコが指定された隠れ家に着いた。用心深くドアを銃で撃つグルシェンコをサムは「芝居がかっている」とばかにするが、その瞬間、隠れ家は爆発。だまされていたことを悟った2人は急いでその場を後にする。2人は組織に見つからないよう、身分証明書を偽造してもらう。2人の行き先に気づいたジャッフェが抹殺チームを送り込むが、タッチの差で2人は逃げ出した後だった。

町を封鎖され出られない2人は、サムの知り合いだというサウジアラビアの武器商人の家に泊めてもらう。冷戦が終わってかつての富を失ってはいたが、武器商人は2人を歓迎し、一夜の宿を提供する。しかし追手が家の前までやってきていた。追手に気づいたサムとグルシェンコは、窓から川に飛び込んで逃げた。

映画『ロシアン・ルーレット』のあらすじ【転】

グルシェンコは取引場所にいた男は自分の連絡員、つまりソベル本人だったと告白する。ソベルはソ連側に寝返り、アメリカで組織作りのため働いていたのだ。ソ連は彼を、再び「英雄ソベル」として利用しようとしていた。ソベルの上には「ドナルド」という呼び名の男がいて、グルシェンコは彼の電話番号だけを知らされていた。

2人はフランスへ向かう。2人を追うため対策本部を立ち上げるジャッフェの元に、取引相手であるKGBのグリゴリ大佐が訪ねてくる。2人を捕まえるため、例外的に手を組もうと言うのだ。彼らは金とグルシェンコを何としても取り戻したがっていた。KGBはグルシェンコの大切な女性について何かつかんでいるようだ。

2人はグルシェンコと親密そうな女性、ナターシャに会う。彼女は宿と当座の金を手配する。次の日、ナターシャは尾行をかわし、サムたちとの待ち合わせ場所にたどり着いた。2人は200万ドルの資金洗浄を彼女に頼む。金の引き出しはチューリッヒの銀行でなくてはならないらしい。グルシェンコは1人、チューリッヒに向かう。

グリゴリ達がナターシャを捕まえた。ナターシャはグルシェンコの娘だったのだ。サムのもとにジャッフェから「ナターシャをとらえた」という電話がかかってきた。グリゴリはナターシャ解放の代わりに金とグルシェンコを要求する。ナターシャを助けるため、サムはグルシェンコに電話し、嘘をついてエッフェル塔におびき寄せる。

映画『ロシアン・ルーレット』の結末・ラスト(ネタバレ)

「正午のエッフェル塔にグルシェンコが金を持ってくる」とサムはジャッフェたちに告げ、ナターシャには秘密裏に、CIAが汚い金を使ったことをタイム紙にたれ込むよう伝える。ジャッフェとグリゴリはナターシャを連れ、エッフェル塔に登ってきた。グルシェンコもエッフェル塔に到着する。

グリゴリ達はサムの指示通り、ナターシャだけをエレベーターでおろす。もう1つのエレベーターにはグルシェンコが乗って登って行った。エレベーターが開いたところを狙おうと、グリゴリとジャッフェは待ち伏せる。エレベーターの扉が開いた。その時、添乗員のふりをしてエレベーターに乗っていたサムが、姿を表し発砲。銃撃戦の中、再びエレベーターの扉を閉め階下に逃げるが、グルシェンコが腹部にかすり玉を受ける。

2人は外に逃げるとみせかけて、中途階のレストランに入った。追手は階段で追いかけ、エッフェル塔の外に出て行った。グルシェンコはソ連側の連絡員「ドナルド」に「ソベルは再びアメリカに寝返った」と伝言を残す。「ドナルド」の留守電の横にはグリッソム大佐のものとおぼしき帽子が置かれていた。うまく逃げおおせ、真の友人となった2人は杯を交わすのだった。

映画『ロシアン・ルーレット』の感想・評価・レビュー

CIAエージェントとソ連のスパイ、敵同士ながらも窮地に陥ったことで協力し打開するバディ映画。スパイ映画と言えば相手の裏をかく心理戦などが楽しめるが、本作はこれと言って無かった。CIAとKGBを両方相手にゴリゴリ暴れ、ドタバタなコメディに見える。おじさんコンビの友情は若干感じられるも、イマイチ熱くなれるシーンがない。両組織を敵に回したのに刺客が少ないことも、この作品が盛り上がれない要因であると思う。(男性 20代)

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