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映画『ウォー・ゲーム(1983)』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ウォー・ゲーム(1983)』の概要:ゲーム好きの少年デビッドは正体不明のプログラムにハッキング、「全面核戦争」ゲームを始める。だがそれは核ミサイル発射を管理する核戦略プログラムだった……。コンピューター任せの現代に警鐘を鳴らすSFサスペンス。

映画『ウォー・ゲーム』の作品情報

ウォー・ゲーム

製作年:1983年
上映時間:113分
ジャンル:SF、サスペンス
監督:ジョン・バダム
キャスト:マシュー・ブロデリック、ダブニー・コールマン、ジョン・ウッド、アリー・シーディ etc

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映画『ウォー・ゲーム』の登場人物(キャスト)

デビッド(マシュー・ブロデリック)
ゲーム好きの高校生ハッカー。偶然正体不明のプログラム「ジョシュア」に不正アクセスし、核戦争の引き金となってしまう。
ジェニファー(アリー・シーディ)
デビッドのクラスメイト。デビッドとは友達以上恋人未満の関係。
フォルケン博士(ジョン・ウッド)
核戦略プログラム「WOPR」の発明者。ゲームを通してコンピューターに自己学習させる方法をとっていた。妻子を事故で亡くした後、自身も死亡したと言われている。
ベリンジャー将軍(バリー・コービン)
北アメリカ航空宇宙防衛司令部の最高責任者。核ミサイル発射を大統領に進言する権限を持っている。
マキットリック博士(ダブニー・コールマン)
WOPRの技術責任者。フォルケン博士とともにWOPRを発明した。
ジョシュア(WOPR、コンピューター)
核ミサイル発射を管理するコンピュータープログラム(WOPR)。核戦争のシミュレーションを繰り返すことで自己学習する能力を持っている。

映画『ウォー・ゲーム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ウォー・ゲーム(1983)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ウォー・ゲーム』のあらすじ【起】

アメリカの核ミサイル発射施設。発射要員が交代に来た直後、核ミサイル発射の命令が出される。確認のため司令部に電話をかけるが通じない。ついに発射要員達は発射ボタンを押すかどうかでもめ始める。

北アメリカ航空宇宙防衛司令部。先ほどの核ミサイル発射命令は抜き打ちの演習だった。約2割の発射要員が緊急時に発射ボタンを押せずにいたことを問題視したフォルケン博士は、核発射をコンピューターに管理させるべきと提言、核戦争シミュレーションプログラム「WOPR」を上層部に見せる。

ゲーム好きの少年デビッドは、コンピューターのハッキングを得意としていた。デビッドは友人のジェニファーと一緒に学校の成績や銀行のシステムに不正アクセスする。そのうち正体不明のプログラムにアクセスしてしまった。プログラムはゲームのリストを羅列する。デビッドはその中に「全面核戦争」というものを発見した。デビッドはこのプログラムに入り込もうと、パスワード探しに夢中になる。

映画『ウォー・ゲーム』のあらすじ【承】

デビッドはついにプログラムに侵入することに成功する。プログラムはジョシュアという名前のようだ。「全面核戦争」ゲームを始めたデビッドは、自分がソ連側、ジョシュアがアメリカ側になって、アメリカへの核ミサイル発射を入力する。一方同じころ、防衛司令部では、コンピューターが核ミサイルの警報を出していた。突如ソ連からの核ミサイルがレーダーに現れたのだ。しかし他の基地では核ミサイルは確認されていない。一旦反撃を保留したところに、科学者が駆け付け、核ミサイル警報はシミュレーションで、誰かがシステムにハッキングしたようだと告げる。

デビッドはニュースでこの事件を知り青ざめる。しかしジョシュアはまだ「全面核戦争」ゲームを続けていた。どちらかが勝つまでゲームは終わらないのだ。デビッドはハッキングがばれ、FBIに拘束される。

防衛司令部に連れてこられたデビッドは、マキットリック博士からことの重大さを知らされる。ジョシュアは核ミサイル発射の準備を進めていた。デビッドは参謀本部のコンピューターからジョシュアにアクセスし、フォルケン博士が生きていることを知る。アクセスがばれて監禁されてしまうも、ナンバーキーをハッキングして逃げ出した。

映画『ウォー・ゲーム』のあらすじ【転】

デビッドはジェニファーとともにフォルケン博士に会いに行く。デビッドはフォルケン博士から話を聞く。ジョシュアは核戦争の演習のため作られたプログラムだった。しかし引き分けが多い○×ゲームのように勝ち負けがでない場合もある、ということを学び損ねていた。

フォルケン博士はデビッド、ジェニファーとともに防衛司令部へ急ぐ。防衛司令部ではコンピューターがソ連からの多数のミサイル攻撃を告げ、防衛体制のレベルが引き上げられていた。米ソ間の軍事緊張は極限状態だ。まさに大統領に報復攻撃が進言されようという時、フォルケン博士たちが到着する。フォルケン博士の忠告を受け、ベリンジャー将軍たちは核発射の準備をしながらミサイル着弾のカウントダウンを聞く。各地へのミサイル着弾をコンピューターが告げた。しかし、各基地は無事、ミサイルなど存在しなかったのだ。防衛司令部は核ミサイル発射命令を中止しようとする。しかしパスワードが勝手に変更され、発射中止命令が拒否されてしまった。

映画『ウォー・ゲーム』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジョシュアは核ミサイルを発射するため、発射コードを解読し始めた。全コードが解読されるまで約6分。核ミサイルの弾頭は多く、手動での阻止はとてもじゃないが間に合わない。デビッドはゲームでジョシュアと接触しようと試みる。デビッドはジョシュアと○×ゲームを始める。デビッドたちはわざと引き分けになるようプレイし、ジョシュア自身に延々と○×ゲームをさせる。勝者のいないゲームというものがあるのだと教えるのがねらいだ。ジョシュアは核発射コードを解読しながら、○×ゲームで引き分けを出し続ける。

ついにすべてのコードが解読された。その瞬間、防衛司令部のコンピューターがオーバーヒートする。ジョシュアは「全面核戦争」ゲームのシミュレーションを高速で繰り返し、自己学習し始めた。「何度やっても核戦争に勝者はいない」。そのことを学んだジョシュアは、勝つことのない「全面核戦争」ゲームを終わらせ、かわりにチェスをしようと誘う。こうして米ソ全面核戦争の危機は、無事回避されたのだ。

映画『ウォー・ゲーム』の感想・評価・レビュー

まだパソコンというものが一般家庭に普及する前の話だったので、その時代の設定としては新しい設定で良かったのではないかと思う。
今見ると当時のパソコンは古臭く見えてしまうが、現代のパソコンやIT技術の発達に感動することができ、部屋の中で少年がパソコンを操作するだけで世界を動かしていくストーリーの進め方もよかった。

ラストの戦争に勝者はいないからやめてチェスのゲームをしようという終わり方は素晴らしく感動する終わり方だった。(女性 20代)


約40年前のこの作品。その時代に、コンピュータが支配する世界をここまでうまく映像化していたことにとても驚きました。
ある少年がハッキングした先はアメリカ国防省の軍事コンピュータ。その中にある「核戦争ゲーム」を始めてしまったために、実際に第三次世界大戦が起こりそうになるストーリーです。
ハラハラドキドキさせてくれるこの作品。今の世界を知っている私としては、37年前のこの作品に「今はこうなっていますよ」と教えてあげたくなる設定が沢山ありました。(女性 30代)

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