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映画『龍が如く 劇場版』あらすじネタバレ結末と感想

映画『龍が如く 劇場版』の概要:2007年に三池崇史監督が実写化した映画で、ゲームソフトの「龍が如く」が原作になっており、ゲームと同じ舞台である神室町で、伝説の極道である桐生一馬(北村一輝)の極道達の関わり、抗争を描いている。

映画『龍が如く 劇場版』 作品情報

龍が如く 劇場版

  • 製作年:2007年
  • 上映時間:110分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:三池崇史
  • キャスト:北村一輝、岸谷五朗、塩谷瞬、サエコ etc

映画『龍が如く 劇場版』 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

[miho21]

映画『龍が如く 劇場版』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『龍が如く 劇場版』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『龍が如く 劇場版』 あらすじ【起・承】

桐生一馬(沢村一輝)が刑期を終え帰ってくると、神室町では銀行強盗を始め、数々の事件が起こり始めていた。街がざわつき始めたのだ。
100億円を一気に引き出した者がいたので、銀行強盗されてもお金が銀行にない状況。
真島(岸谷五朗)は桐生が出所したのを知り、街を闊歩する。

当の一馬は、好きだった女性の子供である澤村遥(夏緒)と過ごしていた。
コンビニ店員のカップルは、一馬が極道に絡まれた際のどさくさで盗んだ現金をきっかけに、強盗を繰り返しやるようになっていた。その奪った金で拳銃を買おうと見せに来るが、どの拳銃にしようか選んでいる時に暗殺者である朴が現れる。
一方、桐生は真島と再会し、手合わせし、なかなかのぶつかり合いをする中で相手をノックアウトする。

朴はサイレンサー付きの拳銃を買い、今夜神宮が現れるらしいが居場所を聞きたいと武器屋に話す。神宮が来る時はいつも直接ヘリでミレニアムタワーに行き、アレスと言うバーに女がいる、と情報を漏らす。
銀行強盗はエアコンに誤射してしまった為、銀行内は蒸し風呂状態になっており、社員の人達と何故か馴れ合いながら要求した弁当を食べたりして過ごしていた。

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映画『龍が如く 劇場版』 結末・ラスト(ネタバレ)

救急車で運ばれていた真島は目を覚まし、神室町にと救急車ごと戻る。拳銃を買ったカップルだが、武器屋の密告により追われる事になる。桐生もホストの一輝(加藤晴彦)と武器屋の元に行き、由美の居所を聞く。カップルの唯は、お金を借りたまま逃げていた事を暴露するが、自分も弾に当たり倒れてしまう。

桐生と遥は由美を探しに桃源郷の店に行くが、そこには真島が待ち構えていて銃撃戦となってしまう。真島との戦いを終え、神宮の所に向かおうとした桐生だが、遥を拐われてしまう。
傷を縫う暇が無いまま桐生はタワーへと向かい、誘拐された遥を前に錦山と戦うことになる。
錦山を倒した桐生だが、100億と一緒にはるかの母親が現れ爆死してしまう。
同時に朴はヘリに乗っていた神宮を撃ち、街にはこぼれた100億が降ってくる。
お金を拾う所を銀行強盗も逮捕され、街は静けさを取り戻しつつあった。
爆破から逃れ、ガレキから這い出た桐生と遥。母親は死んでしまったが、遥は今後、桐生に着いて生きて行く事を決めるのであった。

映画『龍が如く 劇場版』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『龍が如く 劇場版』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

原作をもっと知りたくなる

極道映画なので、血を沢山見るのかと構えてしまう人もいるかもしれないが、コメディテイストな上に、暴力シーンもどこかギャグなのでグロテスクさは無い映画である。
ただ、元々の原作ゲームを把握していないと思う存分楽しめない部分がある。
逆にこの映画を見て、原作シリーズを制覇したくなったり、キャラクターについて知りたくなるなど、逆からの見方も出来る映画なので、内容が少し分かりにくくても、観て行くと少しずつ理解していける様になってくるはずである。
キャラクターについては、特定のキャラクターの思い入れがある人には目立ち具合や、少しハチャメチャな雰囲気などがうまく表現されているので、原作と比較しながら観ていく楽しみも味わえる。
ゲームではド派手なアクションや極道達の細かい思いがうまく表現されているのだが、映画ではどうしても省略されている部分が多い。
今作を観た後にゲームを観ると、違った味わいがあるはずである。

アクションの動きに注目

最初から刑期を終えてすぐに、桐生は街の極道達に絡まれるのだが、狭い店内での沢村のスタントの様なアクションが見ごたえがある。
ブリッジの様に相手をひねる姿など苦しそうな表情で動くので、自分で出来る限りのアクション技を放っている姿が伺える。
真島(岸谷五朗)のアクションは痛そうながらも、コメディ風味の攻撃なので、観ていてつい笑いが漏れてしまう人もいるはずだが、バッドで子分達を殴る姿などはそれなりの見ごたえがあり楽しいはずである。

映画『龍が如く 劇場版』 まとめ

もはやもう、既に原作ゲームを知り尽くしていて、特定の好きなキャラクターがいない人が見ないストーリー、相互関係など理解出来ない作りになっている部分がある。
主人公が何故刑期を終えて、どの様にこの神室町の人々や極道と関わっていたのかなどを知りたくはなるので、逆にこの映画を見てから原作をシリーズで追っていきたいとは思わせてくれる映画である。
特に真島の兄さんファンの人にとってのファンサービス映画と言っても過言でない位に、真島が味を出しているのでファンの人には嬉しいはず。
既に原作ファンの人は、スピンオフとしてキャラクターを愛でる気持ちで観ると良い。

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