この記事では、映画『西遊記 女人国の戦い』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『西遊記 女人国の戦い』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『西遊記 女人国の戦い』の作品情報

上映時間:114分
ジャンル:アクション、ファンタジー、アドベンチャー
監督:ソイ・チェン
キャスト:アーロン・クォック、ウィリアム・フォン、チャオ・リーイン、シャオ・シェンヤン etc
映画『西遊記 女人国の戦い』の登場人物(キャスト)
- 孫悟空(アーロン・クォック)
- 三蔵法師の弟子。三蔵に仕え、天竺へ旅のお供をする猿の妖怪。神通力を操り、空を飛ぶなどの術などが使える。頭の緊箍児(きんこじ)と、如意棒がトレードマーク。本作では筋斗雲は出てこない。
- 三蔵法師(ウィリアム・フォン)
- 天竺で経典を手に入れるため、孫悟空らと共に旅をする僧侶。女人国の女王陛下と心を通わせる。
- 女王陛下(チャオ・リーイン)
- 女しかいない西梁女人国の女王陛下。生まれてから一度も男を見たことがなかったが、三蔵法師を見て男という存在を知り、好意を抱く。劇中に名前は出ず、「陛下」と呼ばれている。
- 猪八戒(シャオ・シェンヤン)
- 三蔵法師に仕える半人半豚の妖怪。根っからの女好きで、女人国の女性にモテるために美男子に変身しようとする。
- 沙悟浄(ヒム・ロー)
- 三蔵法師に仕える河童の妖怪。元々は天界の役人で捲簾大将だった。全身青い肌をしている。
- 国師(ジジ・リョン)
- 陛下が誕生して以来、お側でお仕えする高僧。男は女人国に害を及ぼすと考え、三蔵たちを処刑しようとする。若い頃、河の神と恋に落ちた過去がある。
映画『西遊記 女人国の戦い』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『西遊記 女人国の戦い』のあらすじ【起】
大きな川で小舟に乗り、天竺への旅をする三蔵法師とその一行。渓谷に異様な妖気を感じて近づくと、無数の船が転覆していた。この付近には「河の神」が棲みついており、旅人を妨害していたのだ。悟空は巨大な魚に変身した河の神と対決するが、飲み込まれそうになった。そこに天から如来様の大きな手が現れ、三蔵たちを別の世界へと逃がした。別世界に飛び出した三蔵たちは、崖を真っ逆さまに落ちながら、ある美女と運命的な出会いをする。
その女性は女人国の女王陛下で、生まれてから一度も男を見たことがなかった。三蔵たちを見て、「あなたはもしかして男の人?」と興味深げに尋ねると、凛々しい牝鹿に跨ってどこかへ去って行った。宮殿に戻った女王陛下は三蔵のことが頭から離れず、侍女たちからそれは恋煩いという病気だと指摘される。陛下が生まれた時から仕えている国師は、男は危険な生き物だから殺しなさいと陛下に助言した。
猪八戒は川で女人たちの水浴びを、涙を流しながら眺めていた。すると彼女たちに見つかり、三蔵たちも含めて宮殿に連行される。女王陛下に謁見した三蔵たちは、陛下が自ら尋問をすることになった。長老の女は、彼らが来ることは絵巻物に予言されており、国が亡びることになるであろう、と不安な言葉を口にした。
映画『西遊記 女人国の戦い』のあらすじ【承】
牢屋に閉じ込められた三蔵たちは脱走を試みるが、結界が張られて国境から出られず、出口の場所を聞くために牢屋に戻ることにした。陛下は三蔵に尋問しながら、恋煩いになっていないかと尋ねるが、彼はなっていないと答えた。三蔵は陛下に自分の使命を説明する。それは天竺に行き経典を手に入れ、人々を救うこと。そのためにも女人国を出る出口を教えてほしいと頼んだ。しかし陛下も出口を知らないため、答えられなかった。そこへ国師が現れて、明日処刑を行うと告げた。
翌日、処刑台に乗せられ矢を射られる三蔵たちだったが、陛下が矢に細工を施していたため死ななかった。死んだフリをして国師たちを欺く三蔵たち。中でも悟空の死んだふりの演技は見事で、主演男優賞並みだと猪八戒は感心するのだった。
三蔵たちは陛下と一緒に子母河(しぼが)と呼ばれる洞窟に行き、出口について記された書物の切れ端を探した。その切れ端は生き物のように動くため、なかなか掴めなかった。さらに2匹の巨大サソリが現れ、悟空たちは戦うこととなった。三蔵は湖底に潜り、「愛を知れば境界の門が開く」という書物の解読に成功する。
侍女の一人が、女人国に古くから伝わる愛の物語について語った。それは、昔ある少女が姿を見せない河の神に恋をして、河の神は永遠に境界で待ち続けている、というものだった。すると突然、悟空以外の三蔵、猪八戒、沙悟浄が子母河の水を飲んだことで妊娠し、お腹が急激に膨らんだ。
映画『西遊記 女人国の戦い』のあらすじ【転】
膨らんだお腹を元に戻すため、悟空は如意真山の秘薬・落胎水を手に入れるため走った。悟空を待つ間、三蔵たちには母性が目覚め、子供は自分で育てたいと考え始めた。戻ってきた悟空は、赤子を連れて旅を続けられないと、3人に落胎水を飲ませてお腹を元に戻した。
子供を失った三蔵は心を落ち着かせるため、地面に写経を始めた。陛下も寄り添うように、並んで写経を書く。森を抜け、山を越え、長い時間写経を続けた2人は、徐々に心を通わせた。そこに国師が現れて、三蔵を引き離して舟で沖に流した。陛下は三蔵を追いかけて舟に乗り込むが、国師は「陛下が国を離れると国が亡びる」という言い伝えを思い出して青ざめた。
次の瞬間、小舟は不吉な靄(もや)に包まれ、苦海を漂流し始めた。悟空が空から探しても、2人の舟は見つからない。彼らは別の時空で大きな波にのまれ、日照りで喉が渇き、みるみる弱っていった。長い時間支え合いながら漂った後、舟は突然岸に辿り着き、2人の前に大きな門が出現した。
これが国境の門だと分かった陛下は、三蔵に一緒に旅に行きたいと言い、三蔵も陛下を旅に連れて行こうと考えた。陛下が門を越えようとした瞬間、陛下も女人国の人々も全て石と化した。三蔵が陛下を抱き締めると体は元に戻り、人々も元に戻ったが、陛下の意識は戻らなかった。同じ頃、河の神は門が開いたことを知り、地上へ飛び出そうとしていた。
映画『西遊記 女人国の戦い』の結末・ラスト(ネタバレ)
陛下は意識を失ったまま、死の淵を彷徨っていた。国師は陛下を看病しながら、河の神と恋をした昔の出来事を思い出していた。彼女は少女時代に国師に任命されると、河の神との恋を捨てたのだった。陛下の回復を願うため、女人国の民は黒髪を捧げ、三蔵は観音菩薩に祈った。三蔵は一人の女性を守るか、民を救うか迷っているうちに、僧侶の印である袈裟を纏うことができなくなった。
やがて陛下の意識が戻ると、陛下は三蔵に旅立つことを促した。河の神は20年ぶりに国師と再会を果たして手を握るが、国師が手を放すと河の神は荒れ狂い、女人国を襲い始めた。悟空たちと戦う中で、河の神は巨大化し、女人国を一気に飲み込んだ。
三蔵は水の底で合掌し、如来様に救いを求めた。すると天から如来様の手が現れ、人々を水から救い出した。如来様は河の神に悔い改めよと力を封じ込めると、彼は水の泡となった。三蔵は今回の旅で、一人の女性を愛することも人々を愛するのも同じだと知り、これからは毎日千回のお経を唱えて、一日も早く悟りを得ることを誓った。三蔵たちは陛下と別れ、再び天竺への旅を続けるのだった。
映画『西遊記 女人国の戦い』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
ポスターで孫悟空のアクションがメインのように描かれているが、軸となるのは三蔵法師と女王の甘く切ないラブストーリーだ。2人は愛し合うが使命を背負っているため、結ばれることが許されない。心穏やかに互いを思いやる姿が美しく、特に写経のシーンはあまりに切なくて尊さを感じる。実生活でも2人は最近結婚したという主演のウィリアム・フォンとチャオ・リーインは、絵に描いたような美男美女で、映像も惜しみなく美しい。心が洗われるような映画だった。(MIHOシネマ編集部)
コメディチックなストーリーかと思って鑑賞しましたが、意外にも丁寧で繊細な愛の物語が描かれていたのでジーンと来てしまいました。
西遊記と言えば孫悟空のイメージですが、今作の主人公は三蔵法師と言っても過言ではないでしょう。自分の使命を全うするために恋は叶わないというのは物凄く切なかったです。
女性陣がとにかく美人で、見ていて幸せな気持ちになりました。リン・チーリンがとても美しかったです。(女性 30代)
女人しか存在しない国という設定がまず面白く、物語の導入から一気に引き込まれました。三蔵法師と女人国の女王の関係が物語の中心になっていて、西遊記としては珍しく恋愛要素がかなり強い作品です。女王は三蔵法師に真剣に想いを寄せますが、彼は修行の旅を続ける使命を背負っているため、その気持ちを受け入れることができません。お互いに惹かれているのに結ばれない展開はかなり切なかったです。悟空や猪八戒のコミカルなやり取りや迫力のある戦闘シーンもあり、エンターテインメントとしても楽しめました。最後に女王が三蔵法師を見送るシーンはとても印象的で、予想以上にロマンチックな余韻が残る作品でした。(30代 男性)
華やかなファンタジー映画という印象で観始めましたが、思っていた以上に恋愛ドラマの要素が強い作品でした。女人国の女王が三蔵法師に惹かれていく展開はとても丁寧に描かれていて、二人の関係に感情移入してしまいます。僧侶としての使命を持つ三蔵法師がその気持ちに応えられないという設定が、とても切なく感じました。悟空や猪八戒たちのコミカルな場面も多く、物語に程よい軽さを与えています。アクションシーンも迫力があり、ファンタジー映画としての見応えも十分でした。最後の別れの場面はロマンチックで少し悲しく、観終わった後に余韻が残る作品でした。(20代 女性)
シリーズの中でも特にロマンチックな雰囲気が強い作品だと感じました。女人国という設定自体がユニークで、三蔵法師一行がそこに迷い込むことで物語が大きく動きます。女王が三蔵法師に恋をする展開は意外でしたが、その想いがとても真剣なので物語として説得力がありました。ただ、三蔵法師は天竺へ向かう使命を優先するため、女王の気持ちに応えられません。その決断がこの作品の一番の見どころだと思います。悟空の戦闘シーンも迫力があり、娯楽作品としてもしっかり楽しめました。恋愛と冒険がうまく融合したファンタジー映画でした。(40代 男性)
幻想的な世界観と豪華なビジュアルが印象に残る作品でした。女人国の宮殿や衣装のデザインがとても美しく、ファンタジー映画としての魅力が強く感じられます。物語では三蔵法師と女王の関係が大きな軸になっていて、二人の想いがすれ違う展開が切なかったです。女王は国の掟を破ってでも三蔵法師と結ばれたいと思いますが、彼は旅を続けるために別れを選びます。そのラストシーンはとても印象的でした。悟空や猪八戒のコミカルなやり取りもあり、重くなりすぎないバランスも良かったです。映像の美しさとドラマ性が印象的な作品でした。(30代 女性)
これまでの西遊記のイメージとは少し違い、恋愛ドラマの色が濃い作品でした。三蔵法師が女性から真剣に愛されるという設定は意外でしたが、物語としてはとても面白かったです。女王の想いが本気であるほど、三蔵法師の葛藤がより強く伝わってきます。使命と感情の間で揺れる彼の姿は、西遊記の中でも珍しい描かれ方だと感じました。悟空たちのアクションシーンは相変わらず迫力があり、ファンタジー映画としての魅力も十分です。最後に女王が三蔵法師を送り出すシーンはとても切なく、印象に残る結末でした。(50代 男性)
ファンタジー映画としての映像の華やかさにまず驚きました。女人国という設定も面白く、物語の舞台としてとても魅力的です。特に三蔵法師と女王の関係が丁寧に描かれていて、二人の気持ちが徐々に近づいていく様子が印象的でした。ただ、最終的に三蔵法師は修行の旅を選び、女王の想いに応えることはありません。その結末は少し悲しいですが、とてもロマンチックに感じました。悟空や猪八戒のコミカルなシーンも多く、全体として楽しみやすい作品でした。アクションと恋愛がバランスよく描かれている映画です。(40代 女性)
全体的にとても華やかなファンタジー映画という印象でした。女人国の世界観が美しく、映像だけでもかなり楽しめます。物語では三蔵法師と女王の恋愛が中心になっていて、二人の関係がとてもドラマチックでした。お互いに惹かれ合っているのに結ばれないという展開が、観ていて切なく感じます。悟空の戦闘シーンは迫力があり、アクション映画としても見応えがありました。猪八戒のコミカルなシーンも多く、作品全体の雰囲気を明るくしてくれています。冒険と恋愛の両方が楽しめる作品でした。(20代 男性)
女人しかいない国という設定がとてもユニークで、ファンタジー作品としての魅力が強い映画でした。三蔵法師と女王の恋愛が物語の中心にあり、二人の関係がとても切なく描かれています。女王は本気で三蔵法師を愛していますが、彼は旅を続けるためにその想いに応えることができません。その別れのシーンはとても印象的でした。悟空や猪八戒のコミカルなやり取りもあり、作品の雰囲気を明るくしています。アクションシーンも迫力があり、ファンタジー映画として十分楽しめる内容でした。(30代 女性)
映画『西遊記 女人国の戦い』を見た人におすすめの映画5選
西遊記 孫悟空 vs 白骨夫人
この映画を一言で表すと?
孫悟空と恐ろしい妖怪が激突する、壮大なスケールのファンタジーアクション。
どんな話?
三蔵法師と孫悟空、猪八戒、沙悟浄の一行は、天竺へ向かう旅の途中で恐ろしい妖怪・白骨夫人に遭遇します。人間の姿に化けて近づく白骨夫人は、三蔵法師を狙い巧妙な罠を仕掛けてきます。仲間を守ろうとする孫悟空の行動が誤解され、一行の関係にも亀裂が生まれてしまいます。仲間の信頼と真実が試される壮大な冒険が描かれる物語です。
ここがおすすめ!
圧倒的な映像美と迫力あるバトルシーンが最大の見どころです。妖怪との戦いはスケールが大きく、ファンタジー映画ならではの派手な演出が楽しめます。また、仲間同士の信頼や葛藤が描かれるドラマ部分も魅力的で、物語としての深みもあります。西遊記の世界観を壮大な映像で楽しみたい人におすすめの作品です。
西遊記 はじまりのはじまり
この映画を一言で表すと?
孫悟空と三蔵法師の出会いを描く、ユーモアと冒険が詰まった西遊記の新解釈。
どんな話?
妖怪退治を志す若き三蔵法師は、人々を救うために危険な旅へと出ます。その道中で彼は恐ろしい妖怪たちと戦いながら、やがて孫悟空という強大な力を持つ存在と出会います。最初は互いに衝突しながらも、共に旅をする仲間として関係を築いていくことになります。西遊記の始まりを描いた壮大なファンタジー作品です。
ここがおすすめ!
コミカルな演出と迫力あるアクションが絶妙に組み合わさった作品です。独特のユーモアとテンポの良い展開で最後まで飽きずに楽しめます。また、孫悟空というキャラクターの強さや魅力が存分に描かれており、西遊記の世界に初めて触れる人でも楽しめる内容になっています。冒険ファンタジーが好きな人には特におすすめです。
グリーン・デスティニー
この映画を一言で表すと?
美しい映像と幻想的なアクションで描く、武侠映画の傑作。
どんな話?
名剣グリーン・デスティニーを巡り、武術の達人たちの運命が交錯していきます。剣の盗難事件をきっかけに、若き女性剣士と武術家たちの複雑な人間関係が浮かび上がります。自由を求める心と伝統の束縛の間で揺れる人々の姿が、壮大な武侠の世界観の中で描かれていきます。
ここがおすすめ!
ワイヤーアクションによる幻想的な戦闘シーンが最大の魅力です。竹林を舞うように戦うシーンは映画史に残る名場面として知られています。また、美しい映像と切ない人間ドラマが融合しており、単なるアクション映画ではない深い余韻を残します。東洋的なファンタジー世界が好きな人には必見の作品です。
ドラゴン・キングダム
この映画を一言で表すと?
孫悟空の伝説がよみがえる、アクション満載の壮大な冒険ファンタジー。
どんな話?
現代に生きるカンフー映画好きの少年が、ある不思議な杖を手にしたことで古代中国の世界へと迷い込みます。そこで彼は伝説の孫悟空を解放する使命を背負うことになります。旅の途中で仲間と出会いながら、邪悪な敵と戦い、伝説の英雄を復活させるための壮大な冒険に挑みます。
ここがおすすめ!
ジャッキー・チェンとジェット・リーという二大アクションスターの共演が大きな見どころです。カンフーアクションとファンタジー要素が融合し、迫力ある戦闘シーンが次々と展開します。西遊記の世界観をベースにした壮大な冒険ストーリーも魅力的で、アクション映画ファンにもファンタジー好きにも楽しめる作品です。
封神・激闘!燃える西岐攻防戦
この映画を一言で表すと?
神々と人間が入り乱れる壮大な戦いを描いた中国神話ファンタジー。
どんな話?
古代中国を舞台に、王朝の運命を左右する壮大な戦いが繰り広げられます。若き英雄や仙人たちがそれぞれの力を駆使し、強大な敵と対峙していきます。人間の野望や神々の思惑が交錯する中で、世界の運命を賭けた戦いが次第に激しさを増していきます。
ここがおすすめ!
中国神話の壮大な世界観と、迫力ある戦闘シーンが魅力の作品です。幻想的なクリーチャーや神々が登場し、ファンタジー映画としてのスケールの大きさを存分に楽しめます。映像の豪華さや壮大な物語展開も見どころで、神話や歴史ファンタジーが好きな人には非常におすすめの作品です。



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