この記事では、映画『佐々木、イン、マイマイン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『佐々木、イン、マイマイン』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0052945
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 119分 |
ジャンル | 青春 ヒューマンドラマ |
監督 | 内山拓也 |
キャスト | 藤原季節 細川岳 萩原みのり 遊屋慎太郎 |
製作国 | 日本 |
映画『佐々木、イン、マイマイン』の登場人物(キャスト)
- 石井悠二(藤原季節)
- 山梨県出身で、今は東京で役者を目指すフリーター。目の前の厄介事を先送りにしており、彼女のユキとの関係にも向き合えていない。
- 佐々木(細川岳)
- 石井の高校時代の親友。高卒でパチプロを自称する。おだてられると何でもやるお調子者の性格。
- ユキ:(萩原みのり)
- 石井の彼女。お酒と夜遊びが好きである。石井との関係にマンネリを感じており、今後の関係について考えている。
- 多田:(遊屋慎太郎)
- 石井の高校時代のクラスメート。石井とは対照的に、就職や結婚と堅実で安定的な人生を歩んでいる。
- 苗村(河合優実)
- 佐々木の友人。カラオケボックスで佐々木からナンパされたことをきっかけにして、佐々木の家に出入りするようになる。
- 吉村(井口理)
- パチンコに並んでいた素行の悪い男。列の割り込みをしたため、佐々木と喧嘩になる。そこから佐々木と接点を持つ。
- 須藤(村上虹郎)
- 石井の後輩で、映画やドラマの端役をこなしながらも自分で脚本を書いている。シナリオを見せて、石井に舞台の仕事を紹介する。
映画『佐々木、イン、マイマイン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『佐々木、イン、マイマイン』のあらすじ【起】
石井は部活を退部し、勉強もせずに、怠けた生活を過ごしている高校生であった。そんなある日、同級生の佐々木とふとしたきっかけに仲良くなる。石井とは対照的に、佐々木はクラスの人気者であった。
お調子者だった佐々木は、みんなから「佐々木コール」を受けると、そのまま服を脱いでおり、それは女子がいようと関係なかった。
佐々木の家は、両親の帰りがいつも遅いため、自然と仲間たちのたまり場となっていた。そんな日々が続くと思われたのだが、3学期に突然佐々木が学校に来なくなる。理由は、佐々木の父親の急逝であった。久しぶりに登校して来た佐々木に皆が気を遣うのだが、ぎこちない雰囲気となっており、佐々木との間に距離ができている様子であった。そのまま卒業式となってしまう。
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映画『佐々木、イン、マイマイン』のあらすじ【承】
石井は大学へ進学せず、地元を出て一人暮らしを始めた。アルバイトで生活費を稼ぎながら、夢であった役者を目指していた。石井が実家に帰った際に、たまたま佐々木と出会う。
佐々木は、つい最近まで沖縄におり、そこではパチンコをして生計を立てていたり、傷害事件を起こしたりすることもあったと言う。仕事をしたくないと言う佐々木は、まるで学生時代から変わっておらず、その姿に石井は羨ましさを感じるのであった。
石井は、恋人のユキと同棲しているのだが、変わらない日々にうんざりしていた。そんなある日、石井のアルバイト先に飛び込みで営業がやって来る。その人物は、高校時代の同級生の多田であった。そのまま二人で飲みに行き、石井は日々の生活の退屈さを多田に愚痴をこぼす。その石井の発言に対して、多田は厳しい言葉が返ってくる。この言葉で目を覚ました石井は、ユキとの関係を見直し、後輩俳優の須藤と連絡を取り、芝居の役を紹介してもらうのであった。
映画『佐々木、イン、マイマイン』のあらすじ【転】
須藤から紹介された舞台は、「ロンググッドバイ」というものであり、テネシー・ウィリアムズの戯曲をアレンジしたものであった。無名の小説家が主人公で、長期間に渡って暮らしていた住居から引っ越そうとしている設定であった。石井は、この主人公の役が、自分にピッタリ当てはまっていると確信し、役を希望する。結果は、石井が見事に主人公の役を掴み取ることになる。
公演初日に向けて、懸命に稽古に励む石井。その一方で、恋人のユキは、石井の家から出ていく準備を始めて、次の引っ越し先も既に決めていたのであった。一度は、二人の関係を見つめ直した石井であったが、結局二人の関係は修復できなかった。そんなある日、佐々木から石井のもとへ連絡が入る。
石井が電話に出てみると、電話の先から聞き覚えのない女性の声であった。女性は、苗村という名前で、佐々木の知り合いであった。苗村は、佐々木と偶然カラオケボックスで出会い、これをきっかけにして、佐々木と頻繁に会う間柄になったそうである。
映画『佐々木、イン、マイマイン』の結末・ラスト(ネタバレ)
苗村が言うのは、佐々木が亡くなったということであった。原因は、末期癌であった。医者から佐々木は、延命治療を提案されたのだが、一切拒否し、自宅療養を望んだらしい。石井は、佐々木の死の知らせを聞いて、涙を流すのであった。
佐々木の葬儀が電話の翌日に執り行われた。石井は、ユキの引っ越しの予定をキャンセルし、ユキの運転で、葬儀へ向かう。葬儀は、佐々木の親戚たちが執り行い、葬儀への参列者は、石井や多田といった高校の友人と苗村のみであった。
久しぶりに旧友と再会した石井たちは、昔話に盛り上がる。過去の「佐々木コール」を思い出し、「佐々木コール」をすれば、再び起き上がって、服を脱ぎだすのではないかという気になる石井たち。彼らは、出棺していく佐々木に向かって、「佐々木コール」を叫びながら、佐々木を見送るのであった。
映画『佐々木、イン、マイマイン』の感想・評価・レビュー
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映画『佐々木、イン、マイマイン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『佐々木、イン、マイマイン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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