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映画『ソーセージ・パーティー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ソーセージ・パーティー』の概要:スーパーマーケット「ショップウェルズ」にいる商品達は、外の世界に楽園があると信じていた。皆客に選ばれカートの中に入れられることを望んでいたのだが、返品を受け外の世界から出戻ってきた商品が、外の世界が恐ろしい場所であると叫び出した。

映画『ソーセージ・パーティー』の作品情報

ソーセージ・パーティー

製作年:2016年
上映時間:89分
ジャンル:コメディ、アニメ
監督:コンラッド・ヴァーノン、グレッグ・ティアナン
キャスト:セス・ローゲン、クリステン・ウィグ、ジョナ・ヒル、ビル・ヘイダー etc

映画『ソーセージ・パーティー』の登場人物(キャスト)

フランク(セス・ローゲン)
ソーセージ。ブレンダの恋人。苛められている仲間を助ける、心優しい性格。
ブレンダ(クリステン・ウィグ)
ホットドッグのバン。恋人がピンチのときは身を挺して助けに向かう、勇敢な女性。
バリー(マイケル・セラ)
フランクと同じ袋に入っているソーセージ。他のソーセージよりも短くて太いのがコンプレックス。
ビデ男(ニック・クロール)
膣洗浄器。フランクのことを外の世界に行くことを邪魔したフランクに、激しい憎悪を向ける。

映画『ソーセージ・パーティー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ソーセージ・パーティー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ソーセージ・パーティー』のあらすじ【起】

スーパーマーケット「ショップウェルズ」。商品達は自動ドアの外の世界には夢の楽園があると信じ、客に購入されることを望んでいた。スーパーの店員(ダーレン)は自分達を廃棄処分するため、恐ろしい存在だった。ソーセージのフランクは、1日でも早くホットドッグ専用パンのブレンダに挟まって1つになることを望んでいた。今日は「独立記念日セール」が行われているため、外に出られる確率が高かった。

ハニー・マスタードが返品のため、自動ドアの外の世界から出戻ってきた。ハニー・マスタードは「外の世界」に怯えていた。フランクとブレンダは人間に捕まり、カートの中に入れられる。その中に、出戻ってきたハニー・マスタードも入れられる。ハニー・マスタードは外の世界に出るのを嫌がり、カートの外へと身を投げた。フランクとブレンダは袋から飛び出して助けに向かうが、別のカートとぶつかった衝撃で落下してしまう。ハニー・マスタードは地面にぶつかり粉々になった。

フランクとブレンダの他にもカートから落下した商品達がいた。半分ほど亡くなり、膣洗浄器のビデ男は掃除されてゴミに捨てられた。そんな中、2人はベーグルのサミー・ベーグル・ジュニアと中東のパンのカリーム・アブドゥル・ラヴァッシュに出会う。

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映画『ソーセージ・パーティー』のあらすじ【承】

ビデ男はフランクのせいで外の世界に行けなくなったと恨みえを募らせ、復讐に燃えた。その頃、フランク達は食品棚に戻るためにスーパーの中を歩いていた。途中で酒売り場を通ると、アルコール飲料達が箱から飛び出して騒いでいた。フランクは火酒や長期保存食品に、外の世界のことについて1人で話を聞きに行った。

ブレンダ達はフランクが戻ってこないことを心配していた。すると、テキーラに呼ばれ、フランクがいる場所まで案内すると言われる。だが、それはビデ男の罠だった。ブレンダ達はビデ男に見つかる前にタコスの皮のテレサ・デル・タコに助けられ、逃げ出すことに成功する。

火酒達は「外の世界には天国が待っている」という話は保存食品達が作った嘘であること、本当は人間に食べられて死んでしまうことを明かした。昔は全ての商品達がそのことを知っていたのだが、怯えて泣き叫ぶ声を聞いているのが苦痛になり、保存食品達は嘘の情報を流すことにしたのだ。その頃、人間に購入された食品達は包丁で切られ殺されていた。フランクの友人のソーセージのバリーだけは命からがら抜け出した。

映画『ソーセージ・パーティー』のあらすじ【転】

ブレンダ達はビデ男に見つかるが、何とか逃げ出してフランクと再会を果たす。フランクは外の世界の真実について話すが、ブレンダは信じようとはしなかった。2人は喧嘩別れしてしまう。

バリーは仲間に危機を知らせるために、車にしがみついてスーパーに戻ろうとした。だが、辿り着いたのは、麻薬を嗜む青年の家だった。青年は麻薬を使ってハイになり、バリーや他の商品達の言葉が分かるようになった。青年は怯えて叫び声を上げた。バリーは青年を脅し、スーパーまで連れて行ってもらうことにした。しかし、青年が眠ってしまい、起きたときには薬の効果が切れてしゃべれなくなっていた。

ブレンダ達は自分がいた商品の棚にそれぞれ戻っていった。すると、フランクがテレビ中継を行い、外に出れば殺されることを商品達に話した。そして、人間達が食材を食べている絵を見せた。フランクは逃げようと声をかけるが、弱虫と罵ってしまったために商品達の反感を買ってしまう。

映画『ソーセージ・パーティー』の結末・ラスト(ネタバレ)

ブレンダがカートの中に入れられてしまう。フランクが困っていると、バリーが青年の家で仲良くなった商品達と一緒に現れる。商品達は麻薬を楊枝に付着させ、人間達に撃ち込んでいった。ブレンダを購入した人は麻薬でハイになり、動く食品達を見て叫び声を上げた。フランク達は協力して人間を倒し、ブレンダを取り戻した。

フランクは改めて商品達に外の世界が恐ろしいことを訴えた。その時、麻薬の影響でハイになった人間達が、商品達を襲い始めた。フランク達が死を覚悟したとき、サミーとカリームに助けられる。商品達は人間の恐ろしい姿を見て、フランクの話が真実だと知る。協力して人間達を襲撃した。

ビデ男はダーレンのお尻に突き刺さり、操縦してフランクをやっつけようとした。フランクはビデ男に体を噛まれてしまうが、ブレンダ達に助けられる。商品達はゴミ箱や火を使い、ビデ男とダーレンを外に吹っ飛ばした。フランクとブレンダはお互いの無事を喜び合い、商品達もはしゃいだ。

フランク達は仲間のガムから、この世界は幻で悪趣味な映画好きな者のために作られた「アニメ」であることを教えられる。商品達は俳優や声優の分身に過ぎないのだ。フランク達は全てのかたをつけるため、ガムが作った異次元に移動できるマシンを使って俳優達の元へと飛ぶことにした。

映画『ソーセージ・パーティー』の感想・評価・レビュー

キャラクターは可愛らしいが、内容は想像以上のディープな下ネタ満載。
外の世界を知らないソーセージたちがお客様に選ばれ、食材としての現実を知ってしまうシーンはホラーチックで残酷だった。
食材目線で描かれていて、人間に対する皮肉のようで、鑑賞後は思わず食べることをためらってしまうほど。
一緒に見る人を慎重に選ぶが、他にないぶっ飛んだブラックコメディー映画なので、友人同士で盛り上がること間違いなし。終盤はタイトルの通り。(女性 20代)


アメリカ初のR指定CGアニメーション映画で、日本ではグロテスクな描写と下品な下ネタによる描写により、映倫からR15指定を受けている。
ストーリー自体は悪くない内容だしなかなかに面白いとは思うが、グロテスクな描写と下ネタが満載。若者から大人向けのブラックコメディだ。かく言う自分も友人達と腹を抱えながら鑑賞した。観る人によってはしばらくソーセージを食べるのに躊躇う人がいるかもしれないが、ニヤついてしまう人もいるかもしれない。各所に下世話な描写が多いが、パンとソーセージの愛と絆の強さに不覚にも胸を打たれ、ラストシーンではなぜかちょっと感動するという、かなり挑戦的な作品である。(女性 40代)


『ソーセージ・パーティー』という可愛らしいタイトルからは想像できない、下ネタ満載、グロ満載のぶっとんだコメディ映画。コメディ映画が好きな方にはたまらない一作である。R15指定となっているが、R18ではないのかと思ってしまう程。
スーパーマーケットで売られている商品目線の物語で、彼らにとって買い物客は神様、買われることで自由な天国に行けるのだと信じている。しかし実際は買われた食材は切り刻まれたり炒められたり…。そんな私たちにとっての当たり前の光景も、食べ物目線となるとなかなか衝撃的。
忘れた頃にまた観たくなる程、衝撃的なアニメーション映画であった。(女性 20代)


なかなかクセのあるパッケージに見るのを躊躇していましたが、実際に鑑賞してみると大人が見ても呆れてしまうような下ネタ全開で好き嫌いが分かれそうだなと感じました。
私たちが普段手にする食品たちに心があったら…というストーリーは斬新でとても良かったのですが何としてもグロいシーンや過激な描写が多すぎて苦笑いしてしまいます。
最後のネタばらし的な展開にはクスッと笑ってしまいましたが、実際に食品たちに心があったら怖くて食べられないなと感じました。(女性 30代)

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