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映画『スクービー・ドゥー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『スクービー・ドゥー』の概要:アメリカ発、カートゥーンネットワークで放送されている大人気アニメ「スクービー・ドゥー」のまさかの実写化!スクービーが所属するミステリー社が大活躍する。

映画『スクービー・ドゥー』の作品情報

スクービー・ドゥー

製作年:2002年
上映時間:87分
ジャンル:コメディ、ホラー
監督:ラージャ・ゴスネル
キャスト:マシュー・リラード、フレディ・プリンゼ・Jr、サラ・ミシェル・ゲラー、リンダ・カーデリーニ etc

映画『スクービー・ドゥー』の登場人物(キャスト)

スクービー・ドゥー(ニール・ファニング)
ミステリー社に所属する犬。シャギーと仲が良く行動を共にしている大食らい。悪運が強い。
シャギー(マシュー・リラード)
ミステリー社に所属する一因。やや頼りない面があるが悪運が強く、奇跡的に困難を次々と乗り越える。
フレッド(フレディ・プリンゼ・ジュニア)
ミステリー社に所属するイケメン。その外見から注目を浴びがち。
ヴェルマ(リンダ・カーデリーニ)
明晰な頭脳の持ち主であるミステリー社の一因。参謀的役割を果たす。

映画『スクービー・ドゥー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『スクービー・ドゥー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スクービー・ドゥー』のあらすじ【起】

ミステリー社は、グダグダになる事が多いながらも何とか事件を解決し続けていました。ですが、その頃メンバーが互いに対して溜まっていた不満が大爆発、結果、スクービー・ドゥーとシャギー以外のメンバーが辞めてしまうという事態に陥りました。それから2年が経過しました。

相変わらず2人のままのミステリー社に、ある一件の依頼が舞い込みます。全く事件には興味のない2人でしたが、大好きな食べ物につられてその依頼を受けることにしました。その依頼はスプーキー島という場所からで、その島にある遊園地で楽しく遊んでいたはずの若者が漏れなく帰る時の態度がおかしいというのです。何と、シャギーとスクービーは、空港でかつてのミステリー社のメンバーと鉢合わせます。

彼らもそれぞれ、この件について依頼を受けていたのでした。また、シャギーは飛行機の中で、メアリー・ジェーンという女性に一目惚れしていました。島に着いた一行のもとに、謎の男性が近づいて来ます。そして、「お城には近づくな」というメッセージを残し去って行ったのでした。

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映画『スクービー・ドゥー』のあらすじ【承】

更に一行は不思議な出来事に遭遇します。食べ物につられて森に入ったスクービーが、巨大なモンスターと遭遇したのです。謎の男に忠告されたものの、その城に何かが隠されているのは明白でした。そこで一行は、それぞれがお城の中に潜入、調査を始めました。そして予想通り、その城は普通の城ではありませんでした。

侵入者を撃退する為のトラップが次々と彼らを襲います。ただ、運だけは凄まじく良い一行は奇跡的にそのトラップを掻い潜り続け、そしてトラップの解除に成功しました。そして、城に隠されていた”悪魔の秘宝”を手に入れたのです。ヴェルマがその謎を解読しようとしますが、しかし5人の元に秘宝を取り戻さんとする追っ手が迫ってきていました。その追っ手の中には、スクービーが見たモンスターの大群の姿もありました。

命辛々逃げ出しますが、途中でフレッドとヴェルマがモンスターの能力か、眠らされて捉えられてしまいました。助かった面々は沿岸警備隊に助けを求めますが、彼らも追っ手の一員でした。そして、彼らもまた眠らされてしまいます。

映画『スクービー・ドゥー』のあらすじ【転】

目を覚ました一行のもとに、先に捕まっていたフレッドが強襲をかけてきます。まるで洗脳されているようなフレッドから必死に逃げているうちに、スクービーとシャギーは隠し穴に落ちてしまいます。そこには、フレッドやヴェルマ、そして2人と同じく眠らされ洗脳されている人物たちの魂が閉じ込められていました。

一行が見つけた悪魔の秘宝とは、人間の魂を抜き取り封じ込め、代わりにモンスターの魂を入れ込む装置だったのです。2人をもとに戻すべく、スクービーとシャギーは2人の魂を解放しました。体から追い出されたモンスターの魂は、陽の光を浴びて消滅してしまいます。そして、一行はこの装置を使って世界征服を企んでいる悪の親玉がいることを突き止めました。

その人物こそが、ミステリー社に依頼を持ちかけてきたモンタヴェリアスだったのです。そしてなんと、彼が世界征服を果たす上にキーとなる魂こそが、スクービーの魂だったのです。スクービーは捕らえられ、そしてキーを手に入れたモンタヴェリアスは、全ての魂を自分の体に取り込み始めました。

映画『スクービー・ドゥー』の結末・ラスト(ネタバレ)

シャギーはスクービーを助けるべく、決死の覚悟でモンタヴェリアスに体当たりをかまします。倒れたモンタヴェリアスの顔は剥げ、実は彼が機械の人形であったことが判明します。彼の本当の名前はスクラッピー・ドゥ、世界征服を企むロボットでした。途中で阻まれたものの、体力の魂を手に入れたスクラッピーは体を巨大化し一行を襲います。

圧倒的な怪力を持つスクラッピーにミステリー社の一同は苦戦を強いられますが、シャギーが明暗を思いつきます。シャギーは悪魔の秘宝をクレーンに結びつけ、そのクレーンを操作することでスクラッピーの中に蓄えられた魂をつぎつぎとぬきとっていったのでした。力を奪われ縮んでしまったスクラッピーを、皆で取り押さえます。

そしてスクラッピーに襲われ捕らえられていた本当のモンタヴェリアスを助け出した一行は、晴れてこの一連の事件を解決するのでした。この事件を通して再び絆を取り戻した一同たちは会社へ戻り、再びミステリー社が復活したのです。そして、シャギーとスクービーはお礼である食事にありつけ、大変満足するのでした。

映画『スクービー・ドゥー』の感想・評価・レビュー

劇中歌の「Bump in the Night」は昔から好きだったのですが、どの映画に使用されていたのかは知らなかったので、今作で歌が流れた時は驚きましたし、嬉しくなりました。
スクービー・ドゥーの舌足らずな声が可愛らしく、濁音などが全て「ら行」に変わってしまうところがとても愛しいです。
ラスボスの正体が意外(小さなワンコ)でしたが、確かに前振りがあったので、納得のオチでした。
子供向けのコメディ映画なので、最初から最後まで温かい気持ちで観ることが出来ました。(女性 20代)


元々アニメで公開されていた作品だが、実写にする事により、スクービーを身近に感じる事が出来るような作品となっている。全体的にはコメディタッチの作品なのだが、所々ホラーやサスペンス的要素が入っているので、驚きもあり、とても面白く仕上がっている。スクービーもシャギーも物事を楽観的に捉えるので、何か危険が訪れていても、どこか緊張感の欠けた感じで切り抜けてしまうのが良い。本人たちに自覚は無いが、強運の持ち主なので、結局は良い方向に物事が進んでいくので、悩み事などで落ち込んでる時には丁度良い雰囲気の作品だといえるだろう。(男性 30代)


アメリカの人気アニメを実写化したこの作品。CGが上手く使われていて、アニメの面白さはそのままに、大人も子供も楽しめる作品でした。カルト的な不思議な事件を調査する4人と1匹の「ミステリー社」は、ある些細なことがきっかけで仲間割れしてしまいますが、2年後人気テーマパーク「スプーキー・アイランド」で再会を果たします。
この作品、大好きなんです。笑えて、面白くて、可愛くて癒される。テーマパークが舞台なので子供は大好きなはず。驚くシーンもありますが、ホラーが苦手でも笑って観られる家族団らんにピッタリな作品です。(女性 30代)

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