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映画『マンホール』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『マンホール』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『マンホール』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0050978

製作年 2013年
上映時間 85分
ジャンル ホラー
監督 ジェシー・トーマス・クック
キャスト ジェイソン・デヴィッド・ブラウン
モリー・ダンズワース
ジュリアン・リッチングス
ロバート・メイレット
製作国 カナダ

映画『マンホール』の登場人物(キャスト)

ジャック(ジェイソン・デヴィッド・ブラウン)
下水処理を仕事としている男。仕事の腕は確かなものがあり、プロッサーという男から、町で発生した水質汚染の原因を探って欲しいと依頼を受ける。
シェリー(モリー・ダンズワース)
ジャックの妻。深刻な水質汚染により住人に退避命令が出されたため、ジャックと共に町を出ようとするが、ジャックが仕事で町に残ると聞き、一緒に行こうと嘆願する。
プロッサー(ジュリアン・リッチングス)
ジャックに水質汚染の調査を依頼した男。プロッサーに指示を出したのは公の機関ではなく、「事態を迅速かつ穏便に処理したい利害関係者の組合」だとぼかしたような表現をする。
謎の男・弟(ロバート・メイレット)
ジャックが向かった古い下水処理場で出会った、謎の男。兄と一緒に処理場で暮らしているらしいが、その詳しい素性は不明。
謎の男・兄(ティム・バード)
ジャックが向かった古い下水処理場で出会った、謎の男。弟と一緒に下水処理場で暮らしているが、弟とは違い凶暴な性格を持っている。

映画『マンホール』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『マンホール』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『マンホール』のあらすじ【起】

カナダにあるコリングウッドの町で、深刻な水質汚染が発生する。水源の中から、大腸菌やコレラ菌を始め未知の感染症を引き起こすウィルスなどが検出され、役場は非常事態宣言を発令、町民に避難を指示する。

そして独自に水質汚染の原因を探っていた下水処理人・ジャックの元に、プロッサーという男が訪れる。プロッサーは確かな下水処理の腕を持つジャックに、汚染の原因は恐らく古い下水処理場にあり、それを突き止めて欲しいと依頼する。

しかしプロッサーの依頼は公的なものではなく、プロッサーも依頼主を「事態を迅速かつ穏便に処理したい利害関係者の組合」だと、ぼかしたような表現をする。ジャックは何か怪しさを感じつつも、頭金として2万ドルを渡され、仕事が終れば残りの18万ドルを支払うと言われ、依頼を受けることにする。

ジャックは2万ドルを持って自宅へ戻り、避難の準備をしている妊娠中の妻・シェリーに、町に残って仕事をすると告げる。

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映画『マンホール』のあらすじ【承】

シェリーは一緒に町を出ましょうとジャックに嘆願するが、ジャックは生まれて来る子供のためにも金を稼ぎたいと考え、結局シェリーが1人で町を出ていくことになる。そしてジャックは古い下水処理場に向かい、床に見慣れぬマンホールが設置されていることに気付く。

ジャックがマンホールの蓋を開けると、中からもの凄い異臭が漏れてきて、汚染の原因は間違いなくここだと確信する。ジャックはハシゴをつたって下に降りようと試みるが、途中で手が滑って地下に溜まった汚水の中に落ちてしまう。

汚水が溜まっている場所からハシゴでは手が届かず、いつの間にかマンホールの蓋も閉まっていて、ジャックは地下に閉じこめられてしまう。そこで何者かがマンホールの蓋を開け、ジャックは必死に助けを求めるものの、その何者かはそのまま蓋を閉めてしまう。

しばらくすると、先ほどとは別の男がマンホールの蓋を開け、鎖を降ろしてジャックを引き上げてくれようとするが、ジャックが出口に手をかけたところで、男はナイフをジャックの手に突き刺す。

映画『マンホール』のあらすじ【転】

ジャックはたまらず、再び汚水の中に落下する。男は蓋を閉めて立ち去ってしまい、ジャックはなんとか出口を見つけようと、地下にある幾つかの配管を探ってみる。すると配管の中に大きな袋が詰まっていて、それが汚染の原因だと察し、ジャックが袋をひきずり出してみると、それは中に死体が入った死体袋だった。

ジャックは他の配管も調べてみるが、途中に鉄格子があり行き止まりになっていたりして、出口は見つからなかった。その後、ジャックを刺した男が何度か蓋を開けては、死体袋を汚水に落としていく。

その男は、もう1人の男が自分の兄だと語る。どうやらこの兄弟は処理場に住み着いているらしく、ジャックと会話ができる弟と比べ、兄は凶暴な性格で言葉も喋れなかった。そして劣悪な環境下に閉じこめられたジャックは、次第に髪の毛が抜け始め、できものが出来た顔全体が腫れあがっていく。

やがて弟がまた死体袋を落とすが、ジャックは袋がまだ動いていることに気付いて中を確認してみると、袋にはプロッサーが入っていた。

映画『マンホール』の結末・ラスト(ネタバレ)

プロッサーはまだ息があったものの、精神が崩壊してうわごとのような言葉を呟くばかりだった。やがてプロッサーも息を引き取り、そして弟が「兄に殺される」とジャックに助けを求めて来る。

弟はマンホールの蓋を開けたところで兄に殺害され、兄もジャックを狙って下へと降りて来る。ジャックは折れたパイプの先を兄に突き刺し、撃退する。

その頃外の世界では、ジャックが死体を取り除いた効果で汚染が収まり、シェリーも自宅へと戻る。シェリーはジャックが残して行った図面を元に、古い処理場に向かい、床のマンホールを開けてジャックを発見し、変わり果てた姿に愕然とする。

ジャック自身も、自分がもう妻とは暮らせないと考え、シェリーに「ここが俺の家だ!」と叫ぶ。シェリーはたまらず蓋を閉めると、処理場のレバーを操作してマンホール内を汚水で満たす。シェリーはジャックに謝りながら処理場を立ち去るが、その頃ジャックは汚水の中でようやく出口を発見し、排水管をつたって日の当たる場所へと脱出するのだった。

映画『マンホール』の感想・評価・レビュー

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映画『マンホール』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『マンホール』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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