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映画『幸せの教室』あらすじとネタバレ感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『幸せの教室』の概要:2011年のアメリカ映画でトム・ハンクスとジュリア・ロバーツ共演で話題になった作品。ハンクスは主演の他に監督・共同制作・共同脚本を兼任しており多彩な一面を見せた。

映画『幸せの教室』 作品情報

幸せの教室

  • 製作年:2011年
  • 上映時間:98分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:トム・ハンクス
  • キャスト:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、ブライアン・クランストン、セドリック・ジ・エンターテイナー etc

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映画『幸せの教室』 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

[miho21]

映画『幸せの教室』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『幸せの教室』のあらすじを紹介します。

世界的に不景気な時代。
大学を卒業していないという理由だけで勤めていたスーパーを解雇されたラリー(トム・ハンクス)。
再就職も決まらず焦っていたが、ここは再就職のために勉強しようと一大決心をする。

そこで入学した短期大学。
この短大でスピーチの講師をしているのがメルセデス(ジュリア・ロバーツ)。
いつも不機嫌そうで酒に酔い暴言を吐く彼女の結婚生活は破綻していた。
そのことから教師でいる意味も忘れかけていたのだ。
一方で初めての短大を経験したラリーは人種も年齢も違う若者たちと打ち解け、新しい人生を見出していく。

そんな彼の必死な姿と向き合ううちにラリーも自分を見つめ直すように。
2人の心の距離も近づき、果たしてどのような結末を迎えるのか?

映画『幸せの教室』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『幸せの教室』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

大人が励まされる青春やりなおし映画

トム・ハンクスが元々強気な顔立ちではないため役柄が見事にマッチしていた。
いかにも自分だけが損をしてしまいそうなお人好しな感じが、哀愁を感じさせリストラの切なさを表現しているといっても良い。
しか彼はここから挽回し始める。
いたってありがちなセカンドライフの始まりで、若者のエネルギーに圧倒されつつも奮起しまた一人だけ年上だからこそ出来るアドバイスや相談など自分の役割を見出していく。
その中で教師のメルセデスとの恋愛も組み込まれ、第二の人生をやり直しましたというサクセスストーリーだ。
ありきたりだが見ていて楽しめる可もなく不可もない映画。
娯楽として見るにはちょうど良い気楽さがあり、時間のあいた週末などに鑑賞するのがオススメである。

キャストの割には普通の映画

ビッグスターが共演、しかも監督までしているとなれば期待度もあがるというもの。
しかし意外にも普通のドラマ映画で少々物足りなく思うことも。
実はこの二人の恋愛映画はそれぞれそんなに波が無い平凡なものが多く、いつも何故か記憶に残らないのである。
とても感動的な良い恋愛映画だと思うのだが、ネームバリューの割にはいまいちで特別感が無い。
それはキャストへの希望が大きすぎるのが悪いのか、本当に彼らの出演している映画がキャストの大御所さにかまけて手抜きなのかはわからない。
しかしサスペンスやスリラーほど起用している意味を感じられないのである。
そのためこのふたりが共演した割には普通の映画という評価も仕方がないのではとも思う。
もう少しタイトルの「幸せの教室」感を出して欲しかった。
といっても勝手につけた邦題なので彼らからした迷惑な話なのかもしれないが。


トム・ハンクスとジュリア・ロバーツの共演とあれば嫌でも期待してしまいますが、正直普通なストーリーで思い描いていたほどの感動や幸福感は得られませんでした。
ジュリア・ロバーツは可愛らしくて、チャーミングで天真爛漫な役どころを演じることが多いですが、今作で彼女が演じたメルセデスはお世辞にも幸せそうな女性には見えません。
仕事へのやりがいを忘れてしまっていた彼女がラリーと出会って少しずつ幸せを取り戻していく、そしてラリーも新しい人生を歩み出すと言う、前向きなラストは明るい気持ちにさせてくれるのではないでしょうか。(女性 30代)

映画『幸せの教室』 まとめ

今ではハリウッド界も徐々に世代交代しつつあり、往年のスターたちが父親や母親、祖父母約などを演じていることが多い。
それでも当時人気があった俳優が共演し、恋愛映画を作っていくと聞けば劇場に足を運んでしまうのも無理はない。
しかしいくらフルスクリーンで鑑賞してもピンとこない普通さがある。
この作品に限らずそうなのかもしれないが、勢いがなくなってきているのかもしれない。

昔だったらもう少し味があり、棘のある演技をしていたかもしれない二人だが今は俳優感が前面に出てしまっていてどこか俗っぽいのである。
そうなると純粋に映画の中に陶酔できず、客観的に見てしまうのでつまらない。
俳優であるからこそもう少し毒のある感じを持ち続けて欲しい。

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