海外ドラマ『シリコンバレー シーズン2』の概要:テッククランチでギャビンを打ち負かしたリチャード率いるパイドパイパー社はシリコンバレーでも注目とされる企業になっていた。ソフトウェア開発という点では文句なしに成功を収めたリチャードだったが、そんな彼に今度は金銭的な問題などのビジネス関係の問題が次々と浮上し、さらにはギャビンの仕返しも以前に増して勢いを増すことになってしまった。
海外ドラマ『シリコンバレー シーズン2』の作品情報
話数:全10話
ジャンル:コメディ
海外ドラマ『シリコンバレー シーズン2』の登場人物(キャスト)
- リチャード・ヘンドリクス(トーマス・ミドルディッチ)
- パイドパイパーの開発者である同名の会社のトップ。しかし内気な性格のために社員たちからなめられてしまうこともある。
- アーリック・バックマン(T・J・ミラー)
- 起業家であり、パイドパイパーの権利の10パーセントを所持している。リチャードとともに出資者を募るために翻弄する。
- バートラム・ギルフォイル(マーティン・スター)
- セキュリティー関係を担当する社員。
- ディネッシュ・チャグタイ(クメイル・ナンジアニ)
- 中東系のアメリカ人。中東系であることをネタにされてしまうことも多い。
- ドナルド・ダン / ジャレッド(ザック・ウッズ)
- しっかり者のビジネスマン。リチャードに助言を与えたり、協力したりと会社の経営のサポートを担当している。
- ピーター・グレゴリー(クリストファー・エヴァン・ウェルチ)
- シリコンバレーで著名な投資家。サファリで命を落としてしまう。
- ギャビン・ベルソン(マット・ロス)
- リチャードへの仕返しに燃えるフーリー社のトップ。
- モニカ・ホール(アマンダ・クルー)
- ピーター・グレゴリーの秘書でありながら、自身も投資家としてのキャリアを持つ。
- ローリー・ブリーム(スザンネ・クライヤー)
- ピーター・グレゴリーの後任である変人的な女性。
海外ドラマ『シリコンバレー シーズン2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 サンド・ヒル・シャッフル
リチャード(トーマス・ミドルディッチ)たちはサンフランシスコジャイアンツのホームで行われているパーティーに訪れていた。リチャードはテッククランチでギャビン(マット・ロス)を打ち負かしたことで一躍有名になったこともあり、パーティーでも注目の的になっていた。そんな中でも彼は失敗した企業の惨状を耳にして、顔を青くする場面もあった。
翌日、リチャードを含むパイドパイパー社の全員に衝撃が走った。なんと後ろ盾となっていたピーター・グレゴリー(クリストファー・エヴァン・ウェルチ)が亡くなったというのだった。彼はサファリでの事故で命を失ったという話だった。秘書であるモニカ(アマンダ・クルー)は出資を続けると約束したものの、アーリック(T・J・ミラー)はモニカの言葉を信用していなかった。
アーリックの疑いを含んだ意見に賛成したリチャードは他の出資者を探し始める。そこではピーターとは違い、どこの出資社もパイドパイパーを過小評価し、値切ろうと陽動をかけてくる。するとそんな過小評価に腹を立てたリチャードは出資者たちに喧嘩を売ってしまう。しかしそれが功をなし、パイドパイパーの評価額はうなぎのぼりに登っていくのだった。もちろんピーターの後任であるローリー(スザンネ・クライヤー)も破格の評価額をパイドパイパーにつけてきた。
そんな評価額に疑問を持ったモニカはリチャードにローリーの話に乗らないように忠告をする。評価額が上がるとリチャードの会社と立場が危うくなると考えたのだった。リチャードはそのアドバイスを真摯に受け止め、評価額を大幅に下げるように交渉すると、ローリーとの契約を続けることを決意する。
ピーターの告別式ではギャビンが涙ながらにライバルの死を悲しんでいた。そんな中、リチャードの携帯に一通のメールが届く。それはギャビンがパイドパイパーの所有権を巡ってリチャードたちを訴えると伝える内容のものだった。
第2話 暴走する評価額
パイドパイパーの所有権がギャビンのフーリー社にあるとして訴えられてしまった。その対策として過去にフーリー社で働いていたことのあるリチャードは過去に訴えられるような要素があったかどうかを探るが、やましいことは一つも思い浮かばなかった。その訴訟にあたっては複数の弁護士が必要になることは明白だった。弁護士費用は出資社であるラビーガのローリーに任せるつもりでいたが、彼女は訴訟を原因としてパイドパイパーとの関係を切ると申し出た。
ローリーという後ろ盾を失った彼らは新しい出資者を探すことになるが、評価額を上げるために喧嘩腰で出資者たちを貶して回ったことが仇となり、すべての出資者から契約を断られてしまう。そんな中ジャレッド(ザック・ウッズ)がたまたま発見した出資者が訴訟中という条件を含めても興味を持っているということだった。
早速技術班も引き連れてパイドパイパー社とその製品の説明会に乗り込むリチャードたち。しかしプレゼンテーションの最中に役員の一人が技術的な質問を始めると、嬉しくなってしまったリチャードは技術の説明を始めてしまう。アーリックとジャレッドが気付く頃には技術を説明し終わってしまっていた。彼らはパイドパイパーの技術を盗もうとしていたのだった。
そこにリチャードの元になんとギャビンから電話がかかる。面会を求める連絡であったが、彼はリチャードをフーリー社に引き込もうとしていたのだった。リチャードは答えがもともと決まっていたかのようにギャビンに伝えようとするが…
第3話 悪貸
リチャードはギャビン率いるフーリー社と戦う資金はパイドパイパー社にはないと判断し、社員たちにもその旨を伝える。すると彼の想像していた通りアーリックを始めとする社員たちは猛反対し、彼の元を去ると彼に伝える。しかしパイドパイパーを守るためにはギャビンをとるしかないという考えが変わらないリチャードはフーリー社を訪れる。しかしフーリー社の前に立つ彼の前にロス・ハンネマン(クリス・ダイアモントパウロス)という男が現れると突然日本食屋に連れ出されてしまう。そこで彼はリチャードにやりたいことをやるべきだと伝えると、出資を名乗りでるのであった。
リチャードは500万ドルの小切手を手にフーリー社に戻る必要がないことを伝える。しかしそこにモニカが訪れるとハンネマンは経営を乗っ取ろうとしている裏を伝え、考え直すことを説得する。しかしハンネマンにしっかりと口説かれてしまっていたリチャードは彼女の説得に耳を貸すことはなく、ハンネマンの出資に頼ることに決めてしまう。彼らのオフィスを見学に訪れたハンネマンは傍若無人な態度を取り、社員たちに最悪な印象を与えることになってしまう。さらに渡された小切手はただの飾りであり、資金は口約束で週ごとの支給だと言い出す始末であった。
その間にもギャビンのリチャードへの復讐計画は着々と進んでおり、訴訟攻略の糸口としてビッグヘッド(ジョシュ・ブレナー)に白羽の矢が立つのであった。
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