この記事では、映画『フューリアス ワン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『フューリアス ワン』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0070746
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 98分 |
ジャンル | アクション |
監督 | ニコライ・ブルイギン マックス・ボリンスキー |
キャスト | パヴェル・プリルチニー イヴジェニー・スティシュキン アグニア・ディコフスキーテ ダニエル・ヴォロピョフ |
製作国 | ロシア |
映画『フューリアス ワン』の登場人物(キャスト)
- イゴール・ソコロフスキー(パヴェル・プリルチニー)
- 陽気で肝の据わった男性。銀行の強盗殺人事件に巻き込まれ、懲役20年の判決が下された。逃走後、ヴラドの豪邸に転がり込む。過去の事件で彼女を亡くし、胸には弾丸の跡がある。昔の恋人に似ているゾーイに、特別な感情を抱く。仲間はアンドレイ、エフゲニー、アルカジー、イヴァン。
- ヴラド(イェフゲニー・スタヒキン)
- 合成麻薬クリスタルの売人。イゴールの知り合い。クリスタルを売り儲けた金で、贅沢な暮らしをしている。妻はゾーイ。気が短い性格。昔、死んだ父親の借金のせいで、右手の中指を失った。メイからクリスタルを仕入れている。
- ゾーイ(アグニア・ディコフスキーチェ)
- ヴラドの妻。自分のギャラリーで、夫の仕入れた合成麻薬クリスタルの金銭のやりとりを行っている。クリスタルが胎児に悪影響を及ぼすと知り、それを知りながらクリスタルを売っていた夫を責める。
- ボリス(エゴール・ティムツニク)
- ヴラドの屋敷に住み込んでいる手下。従順でヴラドから信用されているものの、仕事ができない。突然ヴラドのところに転がり込んできたイゴールを、不審に思う。ゾーイの護衛を担当している。
- メイ・リー(ダリナ・アービン)
- 27歳の女性。表の顔は現代美術家だが、裏の顔はクリスタルの元締め。ヴラドの取引相手だが、並行してキャッシュにも麻薬を卸している。韓国に父親と幼い息子がいて、時々連絡を取っている。
- キャッシュ(エフゲニー・ハリトーノフ)
- 犯罪組織の若いリーダーで、クリスタルを密売している。ヴラドの同業者でありライバル的な存在。ヴラドがクリスタルを買い占めようとしたことに腹を立て、ゾーイを拉致しようとした。
- ポゴージン(ダニエル・ヴォロビョフ)
- 麻薬取締官。単独でクリスタルの密売人ヴラドを追っている。出世願望が強く、祖父も父も秘密警察の大将だったことが自慢。いつもヨーヨーを持ち歩いている。何を考えているか分からない人。
- シモネンコ(ウラジーミル・セレズニョウ)
- ロシア連邦保安局の職員。大勢の部下を率いながら、何を追っているのかは不明。また管轄外のイゴール探しの指揮を執っている。銀行の強盗殺人事件に関わっていたが、法廷で裁かれず免れた人物。
- アンドレイ・プリャニコフ(ドミトリー・シェフチェンコ)
- イゴールの仲間。イゴールと同じく、銀行の強盗殺人事件に巻き込まれた。下された判決は有罪の上免職。ロシア連邦保安局の元職員。1年間の執行猶予が与えられ、エフゲニー、アルカジー、イヴァンらの仲間と同じく釈放となった。脱走したイゴールに協力する。正義感の強い人。
映画『フューリアス ワン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『フューリアス ワン』のあらすじ【起】
銀行の強盗殺人事件の罪を着せられたイゴールに、懲役20年の判決が下された。だが仲間であるエフゲニー、アルカジー、イヴァン、アンドレイには執行猶予がつき、釈放される。
イゴールは護送中、アルカジーらの協力を得て脱走する。だが彼は仲間を置き去りにし、オークション会場へ向かった。合成麻薬クリスタルの密売人・ヴラドに会うためだ。
イゴールはボーイに扮して、ヴラドの前に姿を見せる。彼と会うのは7年ぶりだった。ヴラドは妻ゾーイや現代美術家メイを、イゴールに紹介する。そこには麻薬取締官のポゴージンもやって来た。ゾーイはポゴージンから、クリスタル依存症が胎児に遺伝すると聞かされ、顔色を変える。
その晩イゴールはヴラドの屋敷に泊まった。翌日ヴラドは、イゴールと部下のボリスにゾーイの護衛を任せる。ゾーイのギャラリーには、ライバルの売人キャッシュの手下が配達業者を装い紛れ込んでいた。そこでイゴールが、拉致されそうになったゾーイを助ける。
この事件でキャッシュに腹を立てたヴラドは、ボリスやイゴールを率いてキャッシュのクリスタル密売所を襲い、その場にいる手下を全員殺した。
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映画『フューリアス ワン』のあらすじ【承】
メイはキャッシュとヴラドが抗争を始めたと知り、ヴラドの豪邸を訪ねてきた。彼女は実はクリスタルの元締めであり、キャッシュにも麻薬を売っている。そこで彼らと和解するよう、警告しに来たのだ。
イゴールはメイがクリスタルの元締めだと知ると、ストリップクラブへ向かいポゴージンに会って情報を提供する。イゴールは彼と手を組み、麻薬の潜入捜査をしているのだ。
ゾーイはイゴールと病院に行き、クリスタルによる赤ん坊の被害について調べた。赤ん坊が苦しんでいるのを見たゾーイは帰宅後、ヴラドを責める。
イゴールはヴラドに「仲間に入れて欲しい」と頼み、彼の組織に入り込んだ。夜アルカジーやイヴァンが、イゴールに会うためヴラドの豪邸に潜入する。彼らはイゴールが自分ら4人の釈放と引き換えに、麻薬捜査に協力しているのだと知る。
イゴールは、ヴラドがまたキャッシュのクリスタル製造所を襲うつもりだと知り、ポゴージンにそれを伝えた。イゴールを尾行していたボリスは、彼がスパイだとヴラドに密告する。ヴラドは次の襲撃の際、イゴールを殺せとボリスに命じた。
映画『フューリアス ワン』のあらすじ【転】
ゾーイから身の危険を知らされたイゴールは、ちょうどボリスがポゴージンから任意聴取を受けている場所にヴラドを連れて行き、彼が裏切ったように見せかけた。するとヴラドはカッとなり、ボリスを射殺する。これは計算外のことで、イゴールはポゴージンを撃たざるを得なくなった。
イゴールはボリスの遺体を、キャッシュの車のトランクに入れ彼に罪を着せた。キャッシュが逮捕されたタイミングで、イゴールは仲間とキャッシュの製造所を襲い制圧する。
翌日イゴールは、キャッシュの売上金をヴラドに渡す。機嫌が良くなったヴラドは、救急車で麻薬を運んでいることをイゴールに教えた。
イゴールはポゴージンと鉄橋の上で密会し、今日メイに会うと伝える。ポゴージンは死亡したことになっていたが、実は生きていたのだ。
ゾーイはヴラドのしていることに耐えられず、警察に通報する。だが通報を受けた警察官は、すでにヴラドから買収されていた。ゾーイが「もうあなたのことを愛せなくなった」と言うと、ヴラドは怒って彼女を殴った。それを見たイゴールがヴラドと殴り合いになる。ゾーイが瓶でヴラドを殴り、気絶させた。
映画『フューリアス ワン』の結末・ラスト(ネタバレ)
イゴールはゾーイと気絶したヴラドを乗せ、車を走らせる。ゾーイを病院で降ろすと、メイと会うため立体駐車場へ向かった。
駐車場でイゴールとメイが対面すると、背後からポゴージンが来た。ヴラドが目を覚まし、激しい銃撃戦が始まる。シモネンコが警官を連れやってきて、ヴラドの目を撃ち抜いた。
イゴールはメイを連れ逃走するが、途中で逃げられてしまう。1人になったメイは、韓国にいる父と息子が殺されたと聞き愕然とする。メイは家族をマフィアの人質に捕られ、麻薬を作らされていたのだ。
ゾーイが誘拐され「24時間以内にメイを引き渡せ」とポゴージンから連絡が入る。イゴールと仲間、シモネンコは作戦会議を行った。内密にポゴージンを追っていたシモネンコは、彼がクリスタルで金儲けするため捜査していると気づいていた。麻薬捜査官が黒幕だったのだ。
メイの引き渡しはビルの屋上で行われた。イゴールの仲間が、ビル内でゾーイを捜し救出する。引き渡されたメイは、ポゴージンと手錠で繋がれた。クリスタルはメイにしか作れない。もはや失う物のないメイは、クリスタルを根絶させるべく屋上からポゴージンと飛び降りた。
映画『フューリアス ワン』の感想・評価・レビュー
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映画『フューリアス ワン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『フューリアス ワン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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