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映画『アイの歌声を聴かせて』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『アイの歌声を聴かせて』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『アイの歌声を聴かせて』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0066800

製作年 2021年
上映時間 108分
ジャンル アニメ
青春
ミュージカル
SF
監督 吉浦康裕
キャスト 土屋太鳳
福原遥
工藤阿須加
興津和幸
製作国 日本

映画『アイの歌声を聴かせて』の登場人物(キャスト)

シオン(土屋太鳳)
サトミの母が作った試験中のAI。サトミが幸せになることだけを考えている。突然歌い始める。
サトミ(福原遥)
「告げ口姫」と呼ばれ、クラスで孤立している。仕事で忙しい母に代わって家事をしている。ミュージカルアニメ「ムーンプリンセス」が大好き。
トウマ(工藤阿須加)
サトミの幼馴染。機械の詳しさはプロが感心するほど。サトミのことが好き。
ゴッちゃん(興津和幸)
男女ともに人気。アヤと付き合っているが最近は上手くいっていない。
アヤ(小松未可子)
気が強い。ゴッちゃんと喧嘩中なため、ゴッちゃんが女子といるのを見るとイラつく。
サンダー(日野聡)
柔道部。試合に勝ったことはない。AIロボット・三太夫とよく稽古している。

映画『アイの歌声を聴かせて』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アイの歌声を聴かせて』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アイの歌声を聴かせて』のあらすじ【起】

サトミの高校に転入生のシオンがやってくる。サトミはその顔を母のパソコンで見たことがあった。サトミは仕事で忙しい母に代わって家事全般を行っており、母の予定を確認するために開いたパソコンで、シオンの顔写真がAI実地試験と共に登録されていたのだ。シオンは自己紹介を振られるも、サトミを見つけるや否や駆け寄って、「今幸せ?」と問う。シオンは、「私が幸せにしてあげる」と言い、クラスメートを驚かせたのだった。

シオンがAIだと分かったサトミは、絶対に学校で正体がバレないようにくぎを指す。しかし、クラスメートはシオンのずば抜けた運動神経や才能に興味津々。一方、シオンはサトミが幸せになることだけを考えていた。サトミは余計なお世話だと伝えるために、シオンと音楽室で話をする。そこに、トウマ・ゴッちゃん・アヤ・サンダーの4人がそれぞれの理由で集まった。友達という単語に反応したシオンは、皆の前で歌い始める。飛び出したシオンを止めるために、サトミは思わず緊急停止の画面を押してしまう。皆にシオンがAIであることがバレてしまった。

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映画『アイの歌声を聴かせて』のあらすじ【承】

サトミは母のために、シオンのことを秘密にしてほしいとお願いする。幸い、緊急停止した通知は母の勤務先・星間には届いておらず、初日は無事終了した。

その後もシオンはサトミの幸せを追求する。サンダーの稽古相手であるAIロボット・三太夫に協力を求めたり、ゴッちゃんは王子様なのかキスして確認しようとしたりする。シオンはサトミがよく見るミュージカルアニメ「ムーンプリンセス」を参考にしていた。

しかし、キスの噂を聞きつけたアヤは、サトミとシオンに怒りをぶつける。サトミはゴッちゃんと喧嘩して苦しんでいるアヤを見て、話し合うことを勧めた。それでもなかなか話し合えないアヤとゴッちゃんに、シオンが歌で背中を押す。そのおかげで二人は無事、仲直りできた。

別の日、シオンはサトミを武道会に連れてくる。ヒロインといえば舞踏会だと、2つの単語の音がただ似ているだけで、サンダーの試合を見に来たのだ。しかし、三太夫は壊れてしまい、シオンが代わりに乱取りの相手をすることになる。結果、サンダーは初勝利をおさめ、シオンへのお礼もかねて皆でお祝いをしようとするが、星間の迎えが来るシオンには無理だった。

映画『アイの歌声を聴かせて』のあらすじ【転】

サトミたちはシオンのために学校を抜け出す。サトミの家でお祝いをすることにした。皆が楽しくはしゃいでいる中、アヤはサトミが「告げ口姫」と呼ばれることになった出来事に触れる。アヤはトウマのための告げ口だと言うが、サトミは罪滅ぼしだと言う。昔、トウマがAI改造したおもちゃをプレゼントしてくれたが、母が元に戻して突っ返したことを申し訳なく思っていた。

その夜、サトミの携帯にトウマからの着信が入る。電話にでるとシオンだった。向こうからなぜかトウマの呻く声が聞こえる。シオンはサトミを幸せにするために、ターゲットを本人ではなくトウマに変えることにしたのだ。

不穏に思ったサトミは、急いで送られてきた場所へ向かう。到着すると、シオンは歌い始めた。メガソーラーには夜の空が映し出され、ダリウス風車には電飾が輝く。隠れていた4人も一緒に歌い始める。サトミが見ている景色は、子供の頃から憧れていた世界だった。

トウマがこの場を借りてサトミに告白していた刹那、シオンは星間の人間に見つかり撃たれてしまう。

映画『アイの歌声を聴かせて』の結末・ラスト(ネタバレ)

シオンは転校したことになっていた。プロジェクトが失敗した母は家で荒れ、サトミも落ち込む。弱気なサトミに、トウマは見て欲しいものがあると伝えた。

実は昔、二人はシオンに会っていた。トウマはおもちゃにAI改造をし、サトミを幸せにするよう命令を出していた。そのAIが、シオンだった。おもちゃは元通りにされたが、AIのプログラムだけがネットに逃げ、再びサトミのもとへ戻っていた。8年間、シオンはサトミを見守ってきた。笑わなくなったサトミを幸せにするために、シオンの体に入り込んだのだ。

サトミ達はシオンに会いに行くことを決める。星間に侵入して眠っていたシオンを目覚めさせた。しかし、星間の人間にバレて追われることになる。シオンのAIだけを逃すため、サトミ達は屋上を目指した。星間に邪魔されながらもなんとか屋上へ到着する。サトミとシオンは再会することを約束し、シオンのAIは夜の空に解き放たれた。

シオンがいなくなった学校の屋上で二人きりになるサトミとトウマ。いい雰囲気なのにもどかしい二人の距離。サトミの携帯に着信が入る。それは、二人の背中を押すシオンの応援だった。

映画『アイの歌声を聴かせて』の感想・評価・レビュー

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映画『アイの歌声を聴かせて』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『アイの歌声を聴かせて』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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