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映画『スカイライン 逆襲』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『スカイライン 逆襲』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『スカイライン 逆襲』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『スカイライン 逆襲』の結末までのストーリー
  • 『スカイライン 逆襲』を見た感想・レビュー
  • 『スカイライン 逆襲』を見た人におすすめの映画5選

映画『スカイライン 逆襲』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0058607

製作年 2020年
上映時間 113分
ジャンル アクション
SF
監督 リアム・オドネル
キャスト リンゼイ・モーガン
ジョナサン・ハワード
ダニエル・バーンハード
アレクサンダー・シディグ
製作国 イギリス
スペイン
リトアニア

映画『スカイライン 逆襲』の登場人物(キャスト)

ローズ・コーリー(リンゼイ・モーガン)
ジャロッドとエレインの間に生まれた子供。ハーベスターの宇宙船で生まれた。母親がハーベスターの出す青い光を浴びてしまったことから、エイリアンと同じ力を授かる。トレントの父マークから育てられた。洗脳されたパイロットたちを、正常に戻す血清を持っている。
レオン伍長(ジョナサン・ハワード)
精鋭部隊の一員。ハンターなので動きが素早い。姉がローズの過去のミスのせいで亡くなった。
トレント(ジェレミー・フィッツジェラルド)
マークの息子。元々は人間だったが、ハーベスターの手でパイロットにされた。ローズの義理の兄。
オーエンス大佐(ダニエル・バーンハード)
元特殊部隊の狙撃手。口が悪い。
ラドフォード将軍(アレクサンダー・シディグ)
コアドライブを奪う精鋭部隊を結成した人物。
アレクシー(イェヴァ・アンドレイェヴァイテ)
肝の座った金髪の女性。コアドライブを奪う精鋭部隊の一員で、ジーの恋人。元テロ対策班。標的の追跡と破壊が専門。
Dr.マル(ローナ・ミトラ)
女性医師。ウィルスに感染したパイロットを治療している。
グラント(ジェームズ・コスモ)
野営地で暮らす老人。眼帯をしている。過去10年間地下で暮らしていた。
フアナ(ヤヤン・ルヒアン)
マルやマークの仲間。以前は強かったが、今は流行りの病に感染している。マルの血清の被験者でもある。
ジー(チャ=リー・ユーン)
精鋭部隊の一員。アジア系の男性。ナビゲーションネットワークを解読する。アレクシーの彼氏。

映画『スカイライン 逆襲』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『スカイライン 逆襲』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スカイライン 逆襲』のあらすじ【起】

初めて地球がハーベスターに侵略されてから、15年が経った。ローズは普通の人間ではない。人間だった母親が青い光を見てしまったため、成長が他の人間よりも早いのだ。

5年前ローズは、ハーベスターのアルマダ艦の攻撃作戦で重要任務を果たした。しかしローズはいざ攻撃というときに、ためらいが出てしまったため、味方の船が十字砲火を食らい、多数の犠牲者を出した。それ以降ローズは、ロンドンの野営地に身を隠している。

ローズはマルのいる診療所へ行き、治療を受けていた。そこでは、パイロットのウィルス感染が広まっている。そこへ軍のオーエンス大佐らが突入する。ローズはレオン伍長に捕まり、基地へ連れ戻された。

ローズが連れ戻されたのには、理由があった。今広がっているウィルスの被害を食い止めるには、ハーベスターのコアドライブが必要なのだ。コアドライブは、5年前にローズが破壊したはずだった。しかしハーベスターは、爆発寸前にコアドライブを惑星コバルト・ワンにワープさせていたのだ。将軍はこれで彼らの故郷や正体、本当の目的などが分かるはずだと言う。

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映画『スカイライン 逆襲』のあらすじ【承】

将軍は、コバルト・ワンへ向かう精鋭部隊を用意した。メンバーはレオン、大佐、ジー、アレクシー、トレント、ヴァイオレットそしてローズだ。ローズには、アルマダ艦の中のコアドライブを外す、重要なミッションが課せられた。一同はシップに乗り込み出発する。コバルト・ワンへの着陸時、シップはドライブを破損した。

アルマダ艦まで10kmだ。ローズは右手に、強力な武器を装着する。そして将軍、ジー、ヴァイオレットを除くメンバーが地表に降り立った。一同は、ごつごつとした岩場の道を歩いていく。しかしある地点でジーとの通信が途切れ、謎のエイリアンに襲われた。重傷を負ったアレクシーは、自爆し仲間を逃がす。

ようやくアルマダ艦に着いた。敵のパイロットを上手くかわし、艦の中に侵入する。ローズは、コアドライブに手を伸ばし外そうとした。するとコアドライブは下に落ち、ローズは一時的にハーベスターのボスに憑依され、味方を攻撃してしまう。その後トレントの助けでローズは闇を見暴き、本来の強さを取り戻す。

映画『スカイライン 逆襲』のあらすじ【転】

トレントがコアドライブを回収すると、大佐はそれを持ち逃げした。また大佐が手榴弾を投げたせいで、トレントは負傷する。ローズは「知っていたのね」と伍長を責めた。

一方地球は感染したパイロットが増え、人類が攻撃を受けていた。グラントは殺され、マルたちも襲われそうになる。しかしマルの血清が効き、患者のフアナが復活した。

トレントを心配するローズに、伍長は謝った。あのコアドライブは、パイロットを消す生物兵器だったのだ。その後ローズたちは、タンカーを見つけ乗り込んだ。

ジーは大佐だけが船に戻ってきたことで、不信感を抱く。そしてウィルス感染したパイロットの血が大佐に付いていたことで、過去に将軍らがウィルスをばら撒いたのだと知り、大佐と格闘になった。

コアドライブを手に入れた将軍は、シップを発射させコバルト・ワンを爆撃した。ローズたちはタンカーごとジャンプし、シップに入り込む。そこでは銃を持った将軍が、伍長やローズを待ち構えていた。

映画『スカイライン 逆襲』の結末・ラスト(ネタバレ)

将軍は先にコバルトを爆破し、パイロットを感染させた。ウィルスを撒いて、パイロットを安楽死させるのが目的だと将軍は言う。地球を人類だけのものにしようとしたのだ。将軍は伍長を撃った。ヴァイオレットと大佐が出てきて、将軍を援護した。「自分では戦えないか」と伍長は将軍を笑う。タンカーからボスが出てきて、将軍の体を引きちぎり殺した。ボスはコバルトを爆撃された報復として、ドライブで地球を攻撃するつもりだ。ローズはこれを止めるため、ボスと戦ったが、勝てる見込みはない。そして遂にトレントが危険を冒しボスを始末した。

ローズたちが地球に戻ると、大半のパイロットがウィルス感染し人間に襲いかかろうとしていた。ローズは、宇宙船から全てのパイロットを吸い上げた。そして地上に降り、マルに「血清と船があれば全員の治療ができる」と言いながら握手をする。

3週間後、トレントは無事回復した。ジーは将軍の個人ファイルから、彼の敵を収監している刑務所の場所を見つける。その中には父マークもいた。

映画『スカイライン 逆襲』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

SFアクションとしての完成度が上がっていて、シリーズ3作目にしてようやく「化けた」と感じました。ローズが主人公として自分のルーツと向き合いながら戦う姿は、王道ながら熱く、成長物語としても楽しめました。敵だったエイリアンとの共闘など、過去作では考えられなかった展開がワクワクします。B級感はあるけど、そこが逆に魅力でもあります。(20代 男性)


前作『スカイライン 奪還』のファンとして鑑賞しましたが、より人間ドラマが掘り下げられていて満足度が高かったです。ローズが「ヒューマノイド」としての存在意義に悩みながら、仲間との絆を深めていく過程が感動的。特に兄との再会シーンは胸が熱くなりました。アクションだけでなく、感情の振れ幅も大きく描いていて好印象です。(30代 女性)


初作の頃と比べると、本当に別物のように進化していて驚きました。SF的な設定の広がりと、戦闘シーンの迫力が段違い。特にローズが最終決戦で自身の能力を完全に覚醒させる場面は鳥肌もの。登場人物の背景もきちんと描かれているので、アクション一辺倒でなく、感情移入もできました。次作があるならぜひ劇場で観たいですね。(40代 男性)


前作までのスケール感はそのままに、今作はよりキャラクターに寄り添った構成が印象的でした。女性主人公ローズの力強さと、繊細な感情表現のバランスが絶妙で、単なるSFアクションではない人間ドラマとしても評価できます。家族の絆、種族を超えた協力などテーマも深く、女性目線でも共感できる内容でした。(20代 女性)


正直、低予算系のSFアクションだと思ってナメてました。が、予想以上の完成度にビックリ。とくにエイリアンとの戦闘や船内のデザイン、ビジュアル面が格段に良くなってる。ローズの能力を最大限活かした戦術も良かった。物語のテンポもよく、最後まで飽きさせない。シリーズものにありがちな中弛みがなく、良作だと思う。(30代 男性)


シリーズ未見でいきなり観ましたが、それでも十分楽しめました。ストーリー自体がシンプルなので入り込みやすく、主人公ローズの力強い姿に引き込まれました。特に終盤での兄弟の絆や、エイリアンとの協力が描かれる場面では思わず涙。SFが苦手な私でも、ヒューマンドラマとして楽しめました。前作も観てみたくなりました。(40代 女性)


シリーズ3作目にしてここまで進化するとは思わなかった。エイリアンものとしても、スペースオペラ的にも面白い。ローズが自分の出自に葛藤しながら、それでも人類のために戦う姿には共感しかない。映像も手が込んでいて、特に宇宙戦の描写が迫力あり。エイリアン側の視点や文化も少し描かれていて、世界観の厚みが増してました。(50代 男性)


SFアクションとしてはもちろん、ローズという女性主人公の成長譚としても優れていました。能力と人間性の狭間で揺れながら、それでも希望を信じて突き進む姿に、胸を打たれました。兄との絆や過去の因縁など、物語としての仕掛けも上手で、女性でも感情移入しやすい構成でした。次作があれば必ず観たいと思わせてくれます。(30代 女性)


ローズの「人間らしさ」と「超人としての力」のせめぎ合いが、ストーリーの軸になっていて面白かったです。ただのドンパチでは終わらず、敵だった存在と手を取り合う展開にも心動かされました。戦闘シーンもクオリティが高く、特にラストの宇宙空間でのバトルは熱かった。SF好きにはたまらない一本。(20代 男性)


シリーズものながら、本作だけでもドラマとして十分成立している点が良かったです。人間vsエイリアンという図式を超えた、共存や理解のテーマが感じられて、思っていたより深い映画でした。ローズの決断には人としての覚悟があり、それが感動的でした。ド派手なSFを求める人にも、人間ドラマを求める人にもおすすめです。(40代 女性)

映画『スカイライン 逆襲』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『スカイライン 逆襲』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

バトルシップ

この映画を一言で表すと?

海上の大艦隊とエイリアンの死闘を描いたド迫力SFアクション!

どんな話?

突如現れた未知のエイリアン艦隊に立ち向かう米海軍の若き将校たちの奮闘を描くSF戦争映画。ハワイ沖を舞台に、限られた戦力で人類の未来を守るための戦いが展開されます。リアルな軍事描写と壮絶なバトルが魅力。

ここがおすすめ!

実在の戦艦や兵器を使ったリアルな戦闘と、ハリウッドらしいスケール感満載のエイリアン戦が熱い!『スカイライン 逆襲』のような地球外生命体との全面対決が好きな人にぴったりの一本です。

インデペンデンス・デイ:リサージェンス

この映画を一言で表すと?

人類総力戦!再来したエイリアンに立ち向かう地球防衛SF。

どんな話?

20年前のエイリアン侵略から復興を遂げた地球に、さらに巨大で凶悪な新たな敵が襲来。人類は地球防衛技術を活かして再び絶望的な戦いに挑みます。前作のキャラと新世代のヒーローたちが共闘する胸熱展開。

ここがおすすめ!

壮大な宇宙戦や都市破壊シーンはまさにSFの王道!『スカイライン 逆襲』同様、スケール感のあるエイリアン戦や人類の結束がテーマで、見応え抜群。特撮やVFX好きにもおすすめの一本です。

第9地区

この映画を一言で表すと?

エイリアンが“難民”として暮らす異色の社会派SF。

どんな話?

南アフリカ・ヨハネスブルグに漂着した宇宙人が「第9地区」と呼ばれるスラムに隔離され、人間と共存する歪んだ社会の姿を描く。ある日、管理官がエイリアンと接触し、予想外の運命に巻き込まれていく。

ここがおすすめ!

VFXとドキュメンタリー風の映像が融合した斬新な映像体験。『スカイライン 逆襲』のように「エイリアン=敵」だけではない、多層的な視点を持つSFが好きな方に強く勧めたい名作です。

パシフィック・リム

この映画を一言で表すと?

巨大ロボと怪獣がぶつかり合う、熱量全開のSFアクション!

どんな話?

海底から現れる怪獣「KAIJU」に対抗するため、人類は二人一組で操縦する巨大ロボット「イェーガー」を開発。絶望的な戦況の中、かつてのエースと新米パイロットが人類の未来を賭けた戦いに挑みます。

ここがおすすめ!

とにかくロボット×怪獣の肉弾戦が最高!ギレルモ・デル・トロ監督の圧倒的な映像美と、戦うロマンが詰まった演出が魅力。『スカイライン 逆襲』のアクション要素が好きな人は間違いなくハマります。

エンド・オブ・トゥモロー(原題:Edge of Tomorrow)

この映画を一言で表すと?

ループする戦場で、死を越えて進化する兵士の物語。

どんな話?

地球を侵略するエイリアンとの戦いの中、何度死んでも時間が巻き戻るという能力を得た兵士が、同じ日を繰り返しながら人類の勝利の鍵を見つけ出す。斬新な構成とテンポの良さが光るSFアクション。

ここがおすすめ!

“タイムループ×エイリアン×アクション”という中毒性ある設定が魅力。トム・クルーズとエミリー・ブラントの共演も熱く、知的でスリリングなSFが好きな人にはたまらない一本。『スカイライン 逆襲』の緊張感が好きな方におすすめ。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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