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映画『スカイライン 征服』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『スカイライン 征服』の概要:ジャロッドは友人のテリーに招待され、恋人のエレインと共にテリーのマンションを訪ねた。そこで、テリーの仕事仲間が光に包まれ消えてしまう事件が起きる。エイリアンが謎の飛行物体に乗り、人間を拉致しに来たのだ。

映画『スカイライン 征服』の作品情報

スカイライン 征服

製作年:2010年
上映時間:94分
ジャンル:SF、アクション
監督:グレッグ・ストラウス、コリン・ストラウス
キャスト:エリック・バルフォー、スコッティー・トンプソン、ブリタニー・ダニエル、デヴィッド・ザヤス etc

映画『スカイライン 征服』の登場人物(キャスト)

ジャロッド(エリック・バルフォー)
困っている人を放っておけない優しい性格。恋人のエレインのことを心から愛しているが、テリーからロサンゼルスで仕事を一緒にしようと誘われ、心が揺れ動く。
エレイン(スコッティ・トンプソン)
ジャロッドの恋人。ジャロッドの子供を妊娠しているが、そのことをジャロッドに打ち明けられずにいた。
テリー(ドナルド・フェイソン)
ジャロッドの親友。仕事で成功しており、マンションのペントハウスに暮らしている。キャンディスという恋人の他に、デニスという浮気相手がいる。
オリヴァー(デイヴィッド・ザヤス)
テリーが暮らしている高級マンションの管理人。普段はおとなしい性格だが、エイリアンの襲撃以降、住人達を助ける勇敢で心優しい一面を見せる。

映画『スカイライン 征服』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『スカイライン 征服』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スカイライン 征服』のあらすじ【起】

エレインは窓から差し込む明るい光に気づき、目を覚ました。朝かと思っていたが、辺りは暗く、一カ所から眩い光がライトのように照らしてきているだけだった。エレインはその様子を不思議に思い、隣で眠っていた恋人のジャロッドを起こした。すると、階下で知人が悲鳴を上げた。レイが光に飲み込まれて消えてしまったのだ。すると、光を見たジャロッドも、誰かに操られているかのように光に吸い込まれそうになる。

15時間前。ジャロッドは友人のテリーに招待され、エレインと共にテリーのペントハウスを訪ねた。その日の夜、テリーの誕生日会が開かれジャロッド達も参加していると、突然テリーの仕事仲間のレイが現れ、一緒に働けて光栄だと握手を求められる。テリーはジャロッドと共に働きたいと思っており、ロサンゼルスに招こうとしていた。ジャロッドは何も聞かされておらず、戸惑った。エレインは自分が置いて行かれることを感じ取り、パーティーを抜け出して部屋に籠もってしまう。ジャロッドが後を追いかけると、エレインから妊娠していると告げられる。ジャロッドは仕事のことを思い、素直に喜ぶことができなかった。

“第1日、午前4時27分”レイが光の中に吸い込まれて消えてしまう。ジャロッドも吸い込まれそうになるが、テリーが体を張って阻止した。光は消え、ジャロッドは床に倒れ込んだ。意識を取り戻したジャロッドは、自分の身に何が起こったのか分からなかった。

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映画『スカイライン 征服』のあらすじ【承】

テリーは窓から外の様子を眺め、ビルの屋上に立つ不審な男達を発見する。銃を持ち、ジャロッドと共に男達の様子を見に行くことにした。エレインはジャロッドを引き止めようとするが、テリーを1人で行かせられないと説得され、断腸の思いで見送ることにした。

部屋に残ったテリーの恋人のキャンディス、テリーの友人のデニス、エレインはテレビを点けてニュースを見ることにした。だが、キャスターが座っていない空席の椅子が映るだけだった。警察にも電話が通じず、不安は増すばかりだった。一方、マンションの屋上に出たジャロッド達は、複数の光が空から地上に降り注いでくる様子を目撃していた。ジャロッドがその様子をカメラに収めていると、空から巨大な飛行物体が何機も現れる。ジャロッド達は屋上から逃げようとするが、ドアの鍵がオートロックで掛かっており、逃げ出すことができなかった。銃を撃って鍵を破壊しようとしていると、エレインが現れ助けられる。しかし、エレインが光を見てしまい、吸い込まれそうになってしまう。ジャロッドはエレインを抱え、テリーと共にその場を逃げ出した。

飛行物体が発する光はとても美しく、人間を魅了する力を持っていた。ジャロッドはエレイン達に言えなかったが、お腹に瘤のようなものが浮き出ていた。テリーは現状を打破するため、隣人のウォルトの家を訪ねた。ウォルトの車を借りて、皆で逃げようと考えたのだ。だが、ウォルトは大勢の人が飛行物体に吸い込まれるのを目撃してしまい、部屋から出ることを拒んだ。2人が言い争っていると、光を放つ虫のようなエイリアンが現れる。テリー達は台所に身を隠していたが、ウォルトが飼い犬を助けようとして吸収されてしまう。

映画『スカイライン 征服』のあらすじ【転】

飛行物体は街にいる多くの人達を回収しており、テリーは海に逃げることを皆に提案した。エレインは海に行くまでに見つかるとテリーの案を反対するが、ジャロッドもテリーの案に賛成したため、皆で海に逃げることになった。キャンディスがジャロッドとエレインと共に車に乗り込み、テリーがデニスと車に乗って逃げることになった。キャンディスはテリーとデニスが浮気したことを知ってしまい、怒っていたのだ。

テリー達の乗っていた車が巨大なエイリアンに襲われてしまう。ジャロッドはテリーを助けようとするが、力で負けてしまい、テリーがエイリアンに吸収されてしまう。ジャロッド達も襲われそうになるが、マンションの管理人であるオリヴァーに助けられる。エレイン達は必死に走り、エイリアンから逃げた。

ジャロッド達はオリヴァーと共にペントハウスに逃げ込んだ。しかし、テリーを失ったことと、得体のしれないエイリアンに襲われた恐怖を払拭することができず、皆の心は沈んでいた。オリヴァーだけは冷静に現実を受け止めており、ジャロッド達を鼓舞し、生き残る手段を必死に考えていた。

“第2日”エレインはジャロッドの手に痣があることに気づく。ジャロッドは光を見た後から、“力”を感じることを打ち明けた。2人の会話をオリヴァーも聞いていた。その後、ジャロッドが浴室で体を見ると、毛細血管のような痣が体にあることに気づく。その痣は、目の下にも出ていた。

映画『スカイライン 征服』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジャロッドは海で逃走する案をまだ捨てきれずにいた。だが、エレイン達から猛反対される。皆が言い争っていると、戦闘機が飛行物体を襲撃しているのが見えた。ジャロッド達は助けが来たことを喜ぶが、エイリアン達は爆撃に耐え生きていた。しかも、激しく怒っており、再び人間達に攻撃を仕掛けてきた。

マンションの屋上にヘリコプターが着陸し、兵士達が降り立つのが見えた。ジャロッドは屋上に行き、救助を求めようとするが、オリヴァーに止められる。部屋から出て、確実に逃げられる確信がなかったからだ。オリヴァーとジャロッドは殴り合いの喧嘩になるが、ジャロッドが不思議な“力”を使ってオリヴァーの力を圧倒した。不思議な力を使ったジャロッドの目は白く濁っており、エレインは変わってしまった恋人の姿に恐怖した。それに気づいたジャロッドは、自分の心は何も変わっていないとエレインを慰めた。エレインはジャロッドの言葉を受け入れ、一緒に屋上へ逃げることを決める。しかし、ヘリコプターがエイリアンに襲撃され墜落してしまう。

部屋にいたキャンディスがエイリアンに吸収されてしまう。オリヴァーはコンロのガスを使い、襲ってきたエイリアンと共に自爆した。一方、ジャロッドはエレインを逃がすと、襲ってきたエイリアンと戦った。光を使われ飲み込まれそうになるが、エレインに助けられる。しかし、エイリアンに反撃され、吸収されそうになってしまう。それに気づいたジャロッドは必死にエイリアンに立ち向かい、エレインを救出した。ジャロッド達は必死に屋上から逃げるが、ジャロッドの怪我の具合が酷く、途中で力尽きてしまう。エレインはジャロッドを置いて行くことができず、倒れたジャロッドを抱きしめた。2人はキスをしながら飛行物体に吸い込まれていった。

“第3日”ロサンゼルスの街は、エイリアンによって支配されていた。飛行物体の中でエイリアン達は人間の脳を食べていた。エレインはお腹の中の赤ちゃんを奪われそうになるが、ジャロッドの脳を食べたエイリアンに助けられる。言葉を話すことはできなかったが、エレインはジャロッドの気配を確かに感じていた。エイリアンになったジャロッドは、襲ってきた他のエイリアン達と戦った。

映画『スカイライン 征服』の感想・評価・レビュー

正直、途中で飽きてしまった。
CGや映像は綺麗で楽しめたが、話の展開はあまり面白みがなくエイリアンは強すぎて絶望的・・・
面白いと思ったのはフェラ―リが潰されるシーンだけだった。
だらだらと続く緊張感にイライラとし疲れてしまった。
ラストもなんとも中途半端でスッキリせずに終わった。(女性 40代)


いかにも面白くなりそうなまま、さして面白くなることなく期待感だけは持続して、いざなるほどこういう展開かと合点がいった瞬間に終わる。なんとも拍子抜けというか手ひどい裏切りのように感じる。続編がでているので気になってはいるのだが、この手法というよりは商法とも言うべき戦略に誠実さが見えず、そもそもそこまで満足度があったわけでもないので、続編はひたすら今後の鑑賞予定に名前が挙がっている。もう消してしまおうか。(男性 30代)


『スカイライン』三部作の一作目。壮大なSF超大作かと思いきや、舞台となるのはロサンゼルスのマンションで、主人公もただの一般人とかなり親近感のある設定。地球規模の大きいことが起きている中、一般人の間の揉め事なんてとてもちっぽけなものなのですが、それが逆にリアルでグダグダな展開にも納得出来ました。
しかし、最後はこれまでのストーリーが全く意味が無かったんじゃないと思うほどのぶっ飛んだ展開になっているので、深読みしていた一般人のいざこざは特に何の意味も無かったのだと笑ってしまいました。(女性 30代)

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