この記事では、映画『ある日どこかで』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ある日どこかで』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0070563
製作年 | 1980年 |
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上映時間 | 103分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | ジュノー・シュウォーク |
キャスト | クリストファー・リーヴ ジェーン・シーモア テレサ・ライト スーザン・フレンチ |
製作国 | アメリカ |
映画『ある日どこかで』の登場人物(キャスト)
- リチャード・コリアー(クリストファー・リーブ)
- 売れっ子の劇作家。新作の執筆に行き詰まり、母校の大学近くにあるホテルで気分転換を図ろうと考える。大学時代に謎の老婦人からもらった古い懐中時計を、今も大事に使っている。
- エリーズ・マッケナ(ジェーン・シーモア / 老後:スーザン・フレンチ)
- 1910年代に舞台で人気を博した美人女優。リチャードが訪れたホテルに、当時の写真が飾ってあった。
- ウィリアム・ロビンソン(クリストファー・プラマー)
- マッケナのマネージャー。マッケナのことを大事に思うゆえに、その障害となるものは排除する方針を持っている。
- フィニー教授(ゲオルク・ヴォスコヴィク)
- リチャードが大学時代に哲学を学んだ恩師。著書の中で、自身が経験したタイムトラベルについて言及している。
映画『ある日どこかで』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ある日どこかで』のあらすじ【起】
1972年、大学生のリチャードは、自身が書いた戯曲の舞台化を祝うパーティーに出席していた。するとそこに見知らぬ老婦人が現れ、リチャードの手に古い懐中時計を握らせると、「帰って来てね」とだけ言い残し、その場を去って行く。
それから8年後の、1980年。リチャードは戯曲作家として成功していたが、新作のアイデアが浮かばず煮詰まっていた。そこで気分転換のため旅に出ようと考え、荷物を車に積んで出発し、途中で「グランド・ホテル」という看板を見つけて停車する。
そのホテルはリチャードが通っていた大学の近所にあり、彼自身もその存在を知ってはいたものの、利用したことはなかった。リチャードは懐かしさも伴い、このホテルに宿泊することにする。
リチャードは夕食までの空き時間に、ホテル内にあった資料室に足を運ぶ。そこで彼は、壁にかかっていた美しい女性の写真に見入ってしまう。リチャードがその女性のことをホテルの従業員に聞いてみると、女性はエリーズ・マッケナという一世を風靡した女優で、1912年にホテルで行われた芝居にも出演したことがあるということだった。
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映画『ある日どこかで』のあらすじ【承】
リチャードはマッケナのことが気になり、町の図書館などで彼女の詳細を調べ始める。そこで、晩年のマッケナを映した写真を見つけ、それが大学の時に懐中時計をくれた老婦人だと知る。更にリチャードは、マッケナがすでに亡くなっていること、そして彼女の愛読していた本が、自分が大学で教わったフィニー教授の著書だと知り、フィニーに会いに大学へ向かう。
過去に戻ることは可能ですかと聞くリチャードに、フィニーは自身がタイムトラベルをした経験を語る。何か特別な機器を用いるのではなく、強い自己暗示をかけることによって過去に行くことが出来たという話を聞き、リチャードはこの方法を用いて、過去のマッケナに会いに行くことを決意する。
1910年当時に使っていた古い硬貨を買い、服も髪型も当時の装いに改めたリチャードは、ベッドで「自分は1912年にいる」と暗示をかける。最初は上手くいかなかったものの、やがてリチャードは意識を失い、目覚めるとそこは1912年のホテルの部屋だった。
映画『ある日どこかで』のあらすじ【転】
部屋を出たリチャードは、ホテル近くの湖畔に佇むマッケナを見つけ、声をかける。しかしそこにマネージャーのロビンソンが現れ、リチャードは追い返されてしまう。それでもリチャードはめげずにマッケナを誘い続け、次の日彼女と2人きりで会う約束を取り付ける。
マッケナも次第にリチャードの人柄に惹かれていき、リチャードは彼女に持っていた懐中時計をプレゼントする。そしてホテルでの芝居が始まり、幕間にリチャードがマッケナを訪ねると、ちょうどポートレートの撮影中で、マッケナはリチャードの顔を見て美しい微笑みを浮かべる。それは、リチャードが資料室で見た、彼女の写真の微笑みそのものだった。
その後リチャードはロビンソンに呼び出され、マッケナの女優としての将来を妨害する者として痛めつけられ、納屋に閉じこめられてしまう。次の日納屋で目覚めたリチャードは、マッケナの劇団がすでに出発した後だと知り落胆するが、マッケナは1人でホテルに残り、リチャードを探していた。再会した2人は、熱いキスを交わす。
映画『ある日どこかで』の結末・ラスト(ネタバレ)
ホテルで2人だけの夜を過ごしたリチャードとマッケナは、次の朝2人の将来について語り合う。リチャードが書いた戯曲にマッケナが出演するという夢を語り合っていた2人だったが、そこでリチャードは上着のポケットにまぎれこんでいた、1979年発行のコインを見つけてしまう。
その途端リチャードの目の前は真っ暗になり、気が付くとリチャードは、自分が元々いた時間、1980年に戻っていた。元いた年代を刻んだコインを見て、リチャードの自己暗示が解けてしまったのだった。リチャードはもう一度1912年に行こうと試みるが、何度試してもそれは上手くいかなかった。
失望したリチャードは、ホテルの部屋に閉じこもったまま出て来なくなる。ホテルの従業員がカギをこじ開けて部屋に入ってみると、食事も取らずに引きこもっていたリチャードは、すでに息絶える寸前だった。そしていつしかリチャードの魂はまばゆい光に包まれ、天国で待っていたマッケナと再会を果たすのだった。
映画『ある日どこかで』の感想・評価・レビュー
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映画『ある日どこかで』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ある日どこかで』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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