この記事では、映画『水曜日が消えた』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『水曜日が消えた』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0052845
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 103分 |
ジャンル | サスペンス ドラマ |
監督 | 吉野耕平 |
キャスト | 中村倫也 石橋菜津美 中島歩 深川麻衣 |
製作国 | 日本 |
映画『水曜日が消えた』の登場人物(キャスト)
- 7人の僕(中村倫也)
- 小さい頃の事故で人格が7人になった青年。曜日ごとに違う人格に入れ替わる。
- 一ノ瀬(石橋菜津美)
- 僕の友達。火曜日の僕の様子をよく見にきてくれる。
- 瑞野(深川麻衣)
- 図書館の司書。水曜日の僕に出会う。
- 医師(きたろう)
- 16年間僕を診ている主治医。
- 荒木(中島歩)
- 医師のもとで研修をしている。
映画『水曜日が消えた』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『水曜日が消えた』のあらすじ【起】
目が覚めてからずっと僕は「火曜日」。いつも猫の番組。流れているのはいつもバッハの曲。いつもゴミ捨てはカンとびん。いつも閉まっている図書館。病院に通い、冷蔵庫の中身を片付けて、「水曜日」のためにゴミをまとめる。「土曜日」にチェスの一手をうち、ほかの曜日のために記録を書く。短い一日を終えて1週間分の眠りにつく。
そんなある朝、僕が目覚めたのは火曜日ではなく、水曜日だった。病院に電話をしようとした僕だったが、図書館に行きたくなり電話をしなかった。図書館に初めて入った僕、図書館にいた司書の瑞野に惹かれてしまう。初めて別の曜日を過ごした火曜日の僕。一日を終えた後の記録は、水曜日の前の記録を模写して何事もなかったかのように終わらせた。
その次の水曜日も僕は目覚めた。「水曜日」は消えていた。
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映画『水曜日が消えた』のあらすじ【承】
ずっとそばにいてくれる友達の一ノ瀬は、少しの癖や仕草で何曜日の僕かを区別できる。いつも火曜日の僕に会いに来ている。火曜日の僕が水曜日に目覚めていることに気づいた一ノ瀬は医師に電話しようとする。しかし、僕にもう少しだけと言われ、異変があったらすぐに知らせることを条件に協力する。度々意識が飛ぶことがある僕だったが、他に異常はなく、僕は火曜日と水曜日の2日を過ごす日々を繰り返した。
一ノ瀬に促され、僕は瑞野をデートに誘う。瑞野とのデートの日、二人は映画を観た後少し話をしていた。瑞野は水曜日に流れる「朝」という曲が嫌いだったと話し出す。今は「朝」の曲が好きで、それは僕に出会ったからだと告げる。だが、僕の目の前は一瞬真っ暗になり、瑞野の声が途切れ途切れになっていた。僕は思わず「帰らなきゃ。」と言い残してその場を去ってしまう。急いで家に向かう僕。意識が途切れ途切れになりながら家に着く。
火曜日、病院に行くと医師はいなかった。新木から、医師が数年間にわたりデータの改ざんをしていたことを告げられる。新木は検査や治療を再度行いたいと話し、僕に同意を求めてくる。
映画『水曜日が消えた』のあらすじ【転】
次に目が覚めると、また水曜日だった。
家を見渡す僕。他の曜日の部屋はいなくなったかのように動いた様子がなかった。だが、月曜日が弾く楽器のそばにだけ、タバコの吸い殻が残っていた。それを見つけた僕だったが、そこで意識を失ってしまう。
次に目が覚めると、木曜日だった。
新木から手術をするよう促されるが、人格が一人になってしまう可能性があることを告げられ、戸惑ってしまう。そんな時、「水曜日」にも大切な人がいたことに気づき治療をしてもらおうと、新木に電話をする。しかし、その時意識が遠のき、月曜日の僕と入れ替わり始める。意識が戻った時、携帯画面にはビデオが残されていた。録画を通して月曜日の僕が話しかける。「月曜日」は、もうすでに「金曜日」から「日曜日」の僕はいなくなっていて、代わりに日々を過ごしていた。「月曜日」は医者たちを信用しておらず、このままの状態でいいと言う。そんな時、二人は記憶の一部を見る。やっとの思いで家に帰り着いた僕は意識を失ってしまった。
全てを思い出した僕。
目覚めた時、「火曜日」はいなかった。
映画『水曜日が消えた』の結末・ラスト(ネタバレ)
病院に行き、僕は医師に会った。医師から「今の君に会えてよかった。今の君が正しいと思うことをしなさい。」と言われる。
家に戻ると、一ノ瀬がやってきた。一ノ瀬は「友達がいたから。」と話し始める。引っ越した日に事故にあって亡くなったと聞かされていたが、偶然僕の記事を見つけて医師に話を聞きに行ったのだ。僕の友達になるという条件で、僕に会った。他の曜日の僕は、一ノ瀬が知っている僕ではなく、最後に会った「火曜日」だけが、一ノ瀬が知っている僕だった。僕は一ノ瀬が僕の監視役だと思っていたが、一ノ瀬は「火曜日」が好きで、本当の友達になりたかっただけだった。
それぞれの曜日の僕には大事な人がいることを知った「月曜日」は、新木に会いにいった。7人を残すことを条件に、治療に同意する。
そして治療後、朝目覚めたのは、
水曜日の僕、木曜日の僕、金曜日の僕、土曜日の僕、日曜日の僕、月曜日の僕、
そして、火曜日の僕だった。
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映画『水曜日が消えた』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『水曜日が消えた』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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