この記事では、映画『今日も嫌がらせ弁当』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『今日も嫌がらせ弁当』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0044131
| 製作年 | 2018年 |
|---|---|
| 上映時間 | 106分 |
| ジャンル | コメディ ドラマ |
| 監督 | 塚本連平 |
| キャスト | 篠原涼子 芳根京子 松井玲奈 佐藤寛太 |
| 製作国 | 日本 |
映画『今日も嫌がらせ弁当』の登場人物（キャスト）
- 持丸かおり（篠原涼子）
- 二人の娘を持つシングルマザー。反抗期の娘・双葉の態度に対抗してキャラ弁を作り、嫌がらせを始める。
- 持丸双葉（芳根京子）
- 持丸かおりの高校一年生の娘。反抗期で母・かおりとは話さない。
- 持丸若葉（松井玲奈）
- かおりの長女で双葉の姉。高校を出て一人暮らしをしている。
- 山下達雄（佐藤寛太）
- 双葉の同級生。太鼓をしている。
- 岡野信介（佐藤隆太）
- 一人息子を持つシングルファザー。かおりのブログを見てキャラ弁に挑戦する。
映画『今日も嫌がらせ弁当』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『今日も嫌がらせ弁当』のあらすじ【起】
この物語は、八丈島の大自然を舞台に繰り広げられる、反抗期の娘と母のバトルである。
二児のシングルマザー・かおりには、高校生になる反抗期の娘がいる。反抗期の娘・双葉はかおりと話をしようともせず、要求はメッセージで送る毎日。
かおりはそんな双葉を堪忍させるため、高校入学の日から双葉に嫌がらせを始めようと決意する。その嫌がらせとは、双葉の嫌いなキャラ弁を作ることだった。
高校に入学した双葉だったが、お昼の時間になり、お弁当の蓋を開けると、そこには自分の嫌いなキャラ弁。友達からは可愛いと言われたが、双葉自身はちっとも嬉しくなんかなかった。しかし、お弁当を残すのは負けた気がしてもっと嫌なので完食する。
帰ってくるなり双葉はかおりに怒るが、かおりは双葉が自分に話しかけてきたことが嬉しかった。空になったお弁当箱を見たかおりは、負けまいと次の日もキャラ弁を作る。
この日から、かおりの嫌がらせ弁当を作る日々が始まった。
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映画『今日も嫌がらせ弁当』のあらすじ【承】
双葉が思いを寄せる同級生・達雄は、太鼓で世界を目指すと双葉に語る。太鼓の大会に出場することになっていた達雄のために、双葉はキャラ弁を作ることにした。
かおりに教えてもらいながら作ったお弁当だったが、当日達雄の彼女が現れる。双葉が心配で様子を見に行っていたかおりは、一人でいる双葉に話しかける。丁度その時、双葉の担任から電話が入り、就職先から残念な知らせが来たことを伝えられるのだった。かおりが「無駄なことはない。」と励ますが、双葉は泣きながら去ってしまう。
次の日、かおりがお弁当を作っていると、朝起きてきた双葉は、お弁当に「無駄なことはない」という文字を見るなりお弁当を投げてしまった。かおりと双葉は大喧嘩。双葉はその日、一人暮らしをしている姉・若葉の家に泊まり、朝帰りをするのだった。朝、かおりの待っている家に戻ると、部屋の襖がなくなっていた。かおりは襖を燃やし、燃やした火で芋を焼き、朝食の焼き芋にしていた。
その日のお弁当には、「やっぱり無駄なことはない」の文字。
映画『今日も嫌がらせ弁当』のあらすじ【転】
卒業を控え、いよいよ最後のお弁当となった。
そんなある雨の日、かおりが倒れてしまう。脳梗塞の前兆だった。若葉が病院に駆けつけると双葉が座っている。双葉が「私のせいだ。お弁当だって作らなくていいのに。」と言って嘆くと、若葉は「お弁当は手紙の代わりみたい。」と話し出す。
二人が幼い頃、かおりは仕事が忙しく、若葉や双葉と話ができなかった。しかし、話せない代わりに枕元に手紙を置いていた。かおりが作るお弁当は、反抗期で話してくれない双葉への愛情のこもったメッセージだった。
双葉はかおりのことが心配になり、「小さい頃言っていたみたいに、一緒にお店やろうよ。」という。しかし、双葉に後悔してほしくないかおりは、「ここにあなたの居場所はありません。」と告げる。双葉はその言葉を聞くなり病室を飛び出してしまう。
映画『今日も嫌がらせ弁当』の結末・ラスト（ネタバレ）
若葉は二人の間に入り、仲直りするように促す。若葉はかおりに本当は最後のお弁当を作りたいのではないかと尋ねる。
ついにかおりは「やっぱり最後のお弁当を作りたい」と言って病院を抜け出す。若葉に協力してもらいながら、右手に力が入りづらくなっていても、力を振り絞って最後まで作り続けた。
卒業式。
双葉は、若葉から大きなお弁当を受け取り、登校した。
最後のお弁当には、かおりからの卒業証書が描かれていた。双葉は泣きながら最後のお弁当を食べた。
卒業した双葉が東京に出発する日、双葉はかおりへのお弁当と手紙を置いていった。手紙には、「無駄なことはない」と思えるように頑張ってみると書かれていた。若葉からお弁当と手紙を受け取ったかおりは、双葉のお見送りに飛び出す。船の出航には間に合わなかったが、海岸で見送ることができた。
映画『今日も嫌がらせ弁当』の感想・評価・レビュー
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映画『今日も嫌がらせ弁当』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『今日も嫌がらせ弁当』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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