この記事では、映画『ソング・トゥ・ソング』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ソング・トゥ・ソング』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0054985
製作年 | 2017年 |
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上映時間 | 128分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ 恋愛 |
監督 | テレンス・マリック |
キャスト | マイケル・ファスベンダー ライアン・ゴズリング ルーニー・マーラ ナタリー・ポートマン |
製作国 | アメリカ |
映画『ソング・トゥ・ソング』の登場人物(キャスト)
- フェイ(ルーニー・マーラ)
- いつか音楽で売れることを夢見ている。BVと交際しながらも、名声のためにクックと肉体関係を持つ。BVへの愛が深まるたびに、クックとの関係に罪悪感を感じるが、自分にはBVの愛に応える資格などないと結局クックとの関係に逃げてしまう。
- クック(マイケル・ファスベンダー)
- 売れっ子の音楽プロデューサー。皆が羨むような富や名声を全て持っている。人間関係も派手であり目立つ存在である。誰もが認める成功者である彼だが、何故か何かに渇望し続けていた。
- BV(ライアン・ゴズリング)
- 売れないシンガーソングライター。素直で真っ直ぐな性格であり、一途にフェイを愛す。クックから才能を認められ、一緒にレコードをリリースした矢先にクックに騙され、手柄を全て横取りされてしまう。
- ロンダ(ナタリー・ポートマン)
- レストランのウェイトレス。かつては幼稚園の先生を目指していた。夢を諦め、働く彼女のもとにクックが現れ、見たこともないような刺激的な世界に魅了されていく。彼女は不安を感じながらもクックと交際へ発展する。
映画『ソング・トゥ・ソング』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ソング・トゥ・ソング』のあらすじ【起】
ライブミュージックの街に暮らすフェイはいつか音楽で成功をすることを夢見ている。売れっ子音楽プロデューサーであるクックは、派手な私生活を送っていた。お金も名声も全てを持ち合わせているクックは自分を救ってくれるはずだと、フェイは密かにクックと関係を持つ。
フェイはクックの主催したパーティで出会った、BVという売れないソングライターの恋人が居た。フェイはBVに、クックを信用しないでと警告するが、クックに才能を認められ、一緒にレコードを出そうと提案されたBVは喜んで話しに乗るのであった。
俺のもの全てが欲しいか?とBVにクックは問い、名誉も称号もどれもこれも幻だと言う。クックはフェイがBVと付き合っていることを知り、BVはお前を愛していないと嘘をつき、自分のみへの愛情を求める。
音楽制作のためにメキシコに旅立つクックとBVにフェイも同行する。BVがクックにフェイとの関係を問うと、彼女は17歳頃から自分の受付だと答えた。3人はメキシコで充実した時を過ごし、フェイはBVと愛を育んでいく。
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映画『ソング・トゥ・ソング』のあらすじ【承】
クックはレストランで夢を諦めたウェイトレスのロンダと出会う。ロンダに心惹かれたクックは彼女と何度もデートを重ね、プロポーズをする。ロンダの母に家を買い与えてくれて、なんでもくれるクック。ロンダは一抹の不安を感じながらもクックとの結婚を決める。
ある日、BVとクックは口論になる。クックはBVが書いた曲を自分の名義で売り出し権利を全て自分のものにしていたのだ。騙されたことに激怒するBVであったが、成功したのは俺の力だとクックは相手にしなかった。やがて2人は決別する。
後日、クックからレコード契約の話をもらったフェイはBVに相談する。快く応援してくれるBVにフェイは心が痛み、クックに自分はBVを愛していること、これ以上関係は続けられないと別れを告げる。
そしてフェイはBVに実は成功のためにクックと関係を持ったことがあると打ち明ける。過去のクックとの関係に嫉妬したBVは次第にフェイを信じられなくなり、限界を感じて別れを告げる。
映画『ソング・トゥ・ソング』のあらすじ【転】
クックとロンダもうまくいっていなかった。束縛をしない代わりに収まらない女遊び、クックの常軌を逸した交友関係にロンダの心は疲弊し苦しめられていく。
BVと別れたフェイは、パリから移住してきたゾエイという女と出会う。ゾエイは同性愛者であり、2人は仲を深め、それは次第に恋人関係へと変化していく。一方、BVはアマンダという女と出会い、交際を始めていた。
フェイはデュエインという有名なミュージシャンのバンドメンバーとして舞台に立つが、全く幸せを感じることは出来なかった。自身の生き方に悩んだフェイは、ゾエイに別れを告げるとBVのことを思い出し懐かしんでいた。
実家に帰ったフェイは、自分が自由にできるように父に苦労を掛けたと父の前で涙を流す。一方、BVは母にアマンダを紹介するが、母とアマンダは打ち解けることができず、BVとアマンダの関係もそれ以降うまくいくことはなかった。
映画『ソング・トゥ・ソング』の結末・ラスト(ネタバレ)
ロンダは限界を感じ、母に相談をしていた。クックはそんなロンダを気に掛けることなく、相変わらずだった。そしてついに耐えられなくなったロンダは自宅のプールで入水自殺をする。ロンダの死を知ったクックはひどく驚き、ロンダの母は泣き叫んだ。
BVは故郷の父の元を訪ねていた。久しぶりに会った父は、寝たきりの状態になっており、BVは今まで父のことを気に掛けて来なかったことをひどく後悔する。BVは病気の父のため、夢を諦めて故郷で暮らすことを決める。
フェイは歌手のスミスのバンドメンバーとして練習を重ねていた。その後、パーティにてBVと再会を果たす。2人は戸惑いながらも、近況を語り合い、お互いに恋人は居ないと報告し合う。
その後、フェイはスミスと一緒にステージに立つが、満たされることはなく心の中はBVのことでいっぱいだった。フェイは時を経て、自分にとって本当に大事な人は誰なのかに気が付き、BVと共に生きて行くことを決める。
綺麗な丘の上に立った2人。これだけでいいと心の中でフェイは言い、BVと強く抱きしめあうのであった。
映画『ソング・トゥ・ソング』の感想・評価・レビュー
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映画『ソング・トゥ・ソング』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ソング・トゥ・ソング』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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