この記事では、映画『そらのレストラン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『そらのレストラン』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0041152
製作年 | 2018年 |
---|---|
上映時間 | 125分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | 深川栄洋 |
キャスト | 大泉洋 本上まなみ 岡田将生 マキタスポーツ |
製作国 | 日本 |
映画『そらのレストラン』の登場人物(キャスト)
- 設楽亘理(大泉洋)
- 設楽牧場を営む。師匠の大谷さんからチーズ作りを教わるが、なかなか習得できずにいた。陽気で仲間のまとめ役的存在。北海道の地を心から愛している。
- 設楽こと絵(本上まなみ)
- 亘理の妻。優しく、おおらかな性格。夫と娘のことを常に気にかけている。
- 神戸陽太郎(岡田将生)
- 東京から逃げ出し、北海道の農場で働きだす。時々空気が読めず、子供っぽい性格だが、愛されるキャラクター。
- 石村甲介(マキタスポーツ)
- 亘理の仲間で、石さんと呼ばれる。米と大豆を作っている。ジョークが好きで陽気な性格。
- 富永芳樹(高橋努)
- 亘理の幼馴染で、芳君と呼ばれる。野菜農家。喧嘩っ早いところがあるが、仲間想いな性格。
- 野添隆史(石崎ひゅーい)
- 亘理の仲間で、のんちゃんと呼ばれる。イカ釣り漁師。宇宙人を信じている。
- 朝田一行(眞島秀和)
- 東京の有名シェフ。北海道の美味しい食材を探しにきていた。変わり者だが、料理の腕は一流。
- 大谷雄二(小日向文世)
- チーズ工房を営む。チーズ作りに人生をかけている。寡黙で厳しいが、愛情深い性格。
- 大谷佐弥子(風吹ジュン)
- 雄二の妻。水彩画が趣味で、亘理の娘に絵を教えている。おおらかで、優しい性格。町のお母さん的存在。
映画『そらのレストラン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『そらのレストラン』のあらすじ【起】
北海道の西の海沿いに、亘理が営む設楽牧場があった。ある真冬の吹雪のなか、一人の女性が設楽牧場を訪ねてきた。女性は「海の見える牧場」と雑誌に載った設楽牧場を目指して来たのだった。ここで働かせてほしいという女性に、亘理は戸惑いつつも笑った。その女性はこと絵といい、これが2人の出会いだった。
数年後2人の間に娘が生まれ、3人で北海道の恵みに感謝しながら過ごしていた。亘理が師匠大谷さんのチーズ工房に向かう途中で、見慣れない男性が羊を扱っていた。それは東京から来た新人の陽太郎だった。陽太郎は、羊の扱いに慣れずに1匹を逃がしてしまう。それを聞いた亘理を始めとした仲間たち、米農家の石さん、野菜農家の芳くん、漁師ののんちゃんが羊探しを始める。石さんの息子が羊を探し出してきて、陽太郎は助けられる。
映画『そらのレストラン』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『そらのレストラン』のあらすじ【承】
陽太郎は、東京の外資系コンサル会社で働いていた。しかし、仕事を頑張りすぎたあまりに気づいたときには周りに仲間がいなくなっていた。それをきっかけに、北海道を訪れる。亘理たちとも自然と仲良くなっていた。
ある日の朝市で、様々な食材を試食しては大声でリアクションをする「変な人」が現れる。陽太郎は帰り道に、故障した車に乗ったその人を助ける。助けた代わりに自宅での料理に招待された亘理たち。実は、彼は東京の有名シェフ朝田だった。シェフが自分達の食材で作った料理を、初めて食べた亘理たちはその美味しさに感動した。陽太郎は実は、北海道に来てから羊肉を食べられずにいた。自分が世話した羊を思うと、食べれらずにいたのだ。しかし、亘理たちに説得されて食べると、その美味しさと命のありがたみに感動して涙を流した。
亘理たちは、都会に行かずとも北海道の食材と、朝田シェフの料理をみんなに楽しんでほしいと思い立ち、レストランを開こうと動き出す。
映画『そらのレストラン』のあらすじ【転】
みんながレストラン開きに尽力しているころ、亘理は大谷さんに自分のチーズを見せに行っていた。「なぜチーズを作っている」という大谷さんの問いに、亘理は「大谷さんのチーズに救われたから、大谷さんのチーズを作りたい」と言った。すると怒りだす大谷さん。その後、突然咳ごみ出して倒れ、帰らぬ人となってしまう。
突然の大谷さんの訃報に町は悲しみに包まれ、レストラン開業どころではなくなった。亘理は、ショックを隠せなかった。何か悩み続けていた亘理は、仲間に「設楽牧場をたたもうと思う」と打ち明ける。それを聞いた芳くんは、悔しさのあまりに亘理に殴りかかった。
亘理は、父親が亡くなったとき牧場を逃げ出そうとしていた。突然たくさんの命を抱えることは、当時の亘理にとって荷が重すぎたのだ。そんなとき、亘理を訪ねてきたのが大谷さんだった。設楽牧場の牛乳をチーズ作りに使用していた大谷さん。牧場がなくなったら困ると、亘理に牧場を続けることを頼みに来たのだ。亘理はその時食べた大谷さんのチーズの美味しさに感動し、弟子入りを条件に牧場を続けることを決める。
映画『そらのレストラン』の結末・ラスト(ネタバレ)
亘理は、チーズ作りを10年続けても何も変わっていない自分に失望していた。しかし、仲間に背中を押されて、亡くなってから初めて大谷さんのチーズ工房を訪れる。弟子入りした時に大谷さんが「自分のチーズを作るんだよ」言っていたことを思い出し、死ぬ間際なぜ大谷さんが怒っていたのかに気づいた。気を取り直した亘理は、牧場とチーズ作りを続けることを決める。そこに居合わせた仲間たちは、涙して喜んだ。
それから亘理たちはレストラン開きを再開した。場所は、牧場のよこの海が見える丘で「そらのレストラン」と名付けた。レストランが開かれた日には招待客が訪れ、亘理たちが作った食材が使われた料理が出された。朝田はシェフを、亘理たちはウエイトレスを務め、自身の食材を演説した。最後には、大谷さんが作ったチーズと、亘理が作ったチーズが出され、それを食べた妻佐代子は「美味しい」とほほ笑んだ。
映画『そらのレストラン』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『そらのレストラン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『そらのレストラン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『そらのレストラン』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『そらのレストラン』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『そらのレストラン』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー