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映画『そして、バトンは渡された』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『そして、バトンは渡された』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『そして、バトンは渡された』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0067595

製作年 2021年
上映時間 136分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 前田哲
キャスト 永野芽郁
田中圭
岡田健史
稲垣来泉
朝比奈彩
製作国 日本

映画『そして、バトンは渡された』の登場人物(キャスト)

森宮優子(永野芽郁)
主人公。母2人・父3人に育てられた。ピアノが好きで、父の影響で料理家を目指す。幼少期は『みぃたん』と呼ばれていた。
森宮壮介(田中圭)
森宮優子の三番目の父であり。幼少期から大人になり、巣立つまでを育てた父。料理が得意。
梨花(石原さとみ)
森宮優子の義理の母。天真爛漫で破天荒な人生だが、血の繋がらない義理の娘の『みぃたん』に対する愛情は人一倍。
水戸秀平(大森南朋)
実の父。ブラジルに事業を起こすために娘を梨花に預けて旅立つ。
泉ヶ原茂雄(市川正親)
二番目の父。資産家であり、ピアノのある家に住み、幼少期の優子を温かく見守る。梨花の良き理解者。
早瀬賢人(岡田建史)
優子の憧れの人。ピアノの才能に恵まれている。
みぃたん(稲垣来泉)
幼少期の優子の幼少期の呼び名。実の母を亡くし義理の母と3人の父に育てられる。

映画『そして、バトンは渡された』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『そして、バトンは渡された』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『そして、バトンは渡された』のあらすじ【起】

主人公は高校3年の女子高生の森宮優子。幼少期より母が2人と父が3人に順番に育てられてきた。愛情がたっぷりに育ち、今は三番目の父、森宮壮介と二人で仲良く暮らしている。

高校の卒業式の合唱でピアノの伴奏を任され、練習していると早瀬賢人という男子生徒に手助けしてもらう。その早瀬くんの弾くピアノに優子は強く惹かれる。

ある日、早瀬くんが落とした楽譜を届けに行った際に作曲家のロッシーニについて、音楽だけでなく一流のシェフであったことを聞かされる。このことは優子のこれからの人生に大きく響くことになる。

母の梨花はどこかに行ったきり、少しも戻ってこない。壮介のところに突然現れ、3人での食事を約束するが、約束の日には現れない。

大人になった優子が今までの人生、二人の母、三人の父との生活を振り返り、新しい人生が動き始める。

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映画『そして、バトンは渡された』のあらすじ【承】

優子の生い立ちは水戸秀平と香織の子供として生まれ、幼い頃に母を病気で亡くしたのでほとんど母の記憶はない。

秀平は職場で梨花と出会い再婚する。

梨花は非常に優子を可愛がり、『みぃたん』と呼んでいた。

やがて、秀平がブラジルで事業を起こすために旅立ち、離婚。優子は梨花についていき日本で暮らすことになる。

優子はブラジルにいる父に手紙を幾度となく書き、梨花に送ってもらうが返事が来ることは一度もない。

優子が小学生の頃、ピアノに興味を持ったのをきっかけに梨花は歳の離れた裕福な泉ヶ原茂雄と出会い再婚します。泉ヶ原は優子の2番目の父となる。

安定した暮らしの中、梨花はどこかに行ったきりであまり戻ってくることはない。

しばらく経って優子のもとに突然、梨花が戻ってきて、茂雄との離婚、新しい父と再婚することを告げられる。

それが三番目の父の森宮壮介。梨花は再婚後間も無く、探さないでとの手紙を残して失踪する。

映画『そして、バトンは渡された』のあらすじ【転】

高校を卒業した優子は短大に入り、調理師を目指しながら一人暮らしを始めた。

高校の時に出会い密かに思いを寄せていた早瀬くんは、ピアニストを目指し音大に進学していた。

優子と壮介は非常に良好な関係。壮介はいつも優子を気にかけていた。

ある時に優子と壮介が食事を終えて街を歩いていると、どこからともなくピアノを弾く音が聞こえてきたので行ってみると、そこは人だかりになっていた。その中心にはあの早瀬くんがピアノを弾いていたが、恋人と寄り添いながら去っていく姿を見て、早瀬くんに渡そうと思って持っていたロッシーニの本を落としてしまう。

心に気持ちを秘めながら、諦めた瞬間だった。

短大を卒業した優子はレストランに就職するも方向性が合わず退職し、自分の店を持つ夢を抱きながら、学生時代もお世話になっていたお店でバイトをしていたときに偶然に早瀬くんと再会し、その後二人は付き合い始める。

早瀬くんはピアノから距離を空け、方向を見失ってしまっていたが、二人は結婚を意識し始め、二人でお店をする夢を持ち始める。

映画『そして、バトンは渡された』の結末・ラスト(ネタバレ)

結婚を決意した二人は、壮介や泉ヶ原さんに報告するが壮介は反対する。

ある時、壮介から母・梨花からの手紙を渡される。そこに書かれていたのは、衝撃の事実だった。

母は重い病気を患っており、優子の面倒を見てもらうために泉ヶ原に託したこと、泉ヶ原さんは年が離れているので、優子を見守るための家族を残すために壮介に託したこと、病気であることを優子に知られたくなかったことなどが綴られていた。

さらには実の父・水戸秀平への手紙は送らずにいたこと、秀平からの手紙は渡さずに隠していたこととともに、その送られてきていた手紙がまとめて送られてくる。

そこには実の父の居場所などが書かれていた。

母の行為に戸惑いつつも、書かれていた住所に秀平を尋ねて早瀬くんと向かう。

梨花の行為を誰も責めず、優子に対する愛情だと理解し始める。

そんな中、早瀬くんはもう一度音楽と向き合うことを決意し、その気持ちを壮介に伝えると、結婚を快諾され、二人は3人の父に見守られながら結婚する。

そして、2人の母と3人の父と繋いできたバトンは結婚した早瀬くんに渡される。

映画『そして、バトンは渡された』の感想・評価・レビュー

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映画『そして、バトンは渡された』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『そして、バトンは渡された』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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